丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

雪組「CITI HUNTER / Fire Fever」感想

こんにちは

 

雪組公演「CITI HUNTER / Fire Fever!!」を観劇しました。

こちらの作品、あまりにも朝美絢が2番手羽根をもらえるかが気になりすぎて、大劇場2日目の8/8に観劇しています。

雪組新体制を観劇!パワーバランス雑感 - 丸の内OLの観劇日記

 

もう2ヶ月以上経ち、その間に月組を数回観て、花組別箱を両方みて、宙組をみて…と、印象がだいぶ薄れてしまっていたのと、大劇場遠征時はもうあーさの扱いばかり気にして緊張してしまったので、作品を純粋に楽しめたとはいえず笑

 

今回やっと純粋な感想です。

 

まずは「CITI HUNTER」すごく有名な漫画なので私も題名は聞いたことあったものの、正直言って世代じゃないんです。だから私自身も主人公や各キャラについてのイメージもなければ、周りの友人たちも「CHをやるなら観てみたい」なんて言う人は1人もいなかったんですよね。チケットが会で余っているとお声がけも頂き、数名誘ってみましたが「なにそれ?知らない〜」みたいな反応でした笑 原作を知らない世代じゃない宝塚初心者には全然向かない作品だと私も感じましたので、各SNSには友達誘った〜なんて人が溢れている中、私は友人に対しては無理しなくていいよ…くらいのテンションでした。

 

というわけでこの辺りで察している方もいるかと思いますが、個人的には響かなかったというのが正直な感想です。

うーんというか、昭和の小ネタもわからなければ、笑うべきところで笑えずに終わってしまった感じ。

 

とはいえ、考えるな、雰囲気で楽しめ的作品だと感じましたし、各キャラはキャラ立ちしていて新生雪組の肝を担う人々の顔見せとしては十分だったと思うので、さくっとキャスト別感想です!

 

冴羽遼 : 彩風咲奈

普段のおちゃらけ女大好きな面から、ふと変わる本気モード、というギャップを上手く使ってかっこよくみせていたと思います。

夜の公園で宇都宮乙の息子捜索願いの場面での「僕はね、綺麗な女の人と心が動いたときにしか任務を受けないんですよ(台詞はうろ覚え)」の場面が特にそのギャップが出ていてかっこよかったです。

 

槇村薫 : 朝月希和

原作が分からないのでなんとも言えませんが、少年に間違われるくらいの男の子感を出すにはちょっとババくさい…?と思ってしまいました。ジプシー娘とかならいいんですけど、日本人の役でトップ娘役の言葉遣いが悪いのってあんまり好きじゃないな…と思ってしまった印象。彼女はそれこそffのブランカみたいなしっとり嬢系の役の方が合っていると思うのでそこは少し残念だったかも…。本人が悪いわけではないので相性の話なのですが。

最後は恋愛的ハッピーエンドかは微妙とはいえ、唯一無二の相棒として落ち着いたので、お披露目公演としては良いオチだったのが救いです。

 

ミック・エンジェル : 朝美絢

とりあえずビジュアルの時点でインパクト絶大というか流石という感じです笑

悪役なのか良い奴なのか曖昧にしているところや、冴羽遼と同じくチャランポランさと本気モードの切り替えのギャップのかっこよさが映えていました。

でも本当は任ではないというか、暗くて重い役の方が実は得意なんだろうなと今回思いました。

とりあえず、2番手としてイキイキしていたのが何よりです笑

 

槇村 : 綾鳳華

ポスターに載った割には出番少ないな…?という感じでしたが、手堅く狂言回しをしていたなと思いました。槇村のキャラを説明するにはあまりにも時間が短かったので、その辺りがもっとみえると良かったなと思います。本人の問題ではないですが…

 

海坊主 : 縣千

こちらもポスターに載った割には出番少ないな…?という感じでしたが、存在感は抜群でしたし、なんかもはやポジション的には別格上級生みたいな感じだったところをあの学年で上手く埋めていたと思います。

ショーでは大活躍なのでバランス取られた感じ…かな…?

 

海原神 : 夏美よう

もしも本来の英真なおきが演じていたらもっと土臭い感じだったのだろうか…と思ってしまうのですが、色気たっぷりの海原で冴羽遼がなんだかんだ女にモテるように育ったのは海原のお陰だと感じてしまうような役作りでした。

まさか代役だったとは感じさせないくらいハマっていたので流石だなと思いました。

 

アルマ王女 : 夢白あや

美人だし上手いし薫よりヒロインぽかったですね笑 SAPAのイメージが強烈すぎて、あれを超える姿がみたい……と思って期待しちゃうんですけど、本人が軽い作品向きではないのかな。華やかで目を引く姿で、出しゃばりすぎると全体的にウザく、引っ込みすぎると作品全体がぼやっとしてしまう役どころを、すごく良いバランスで演じていたので、やっぱり芝居の実力はすごいな〜と思いました。

 

野上冴子 : 彩みちる

こちらも薫以上にヒロインに見えかねないくらいの活躍。セクシー刑事すぎて色気とコネで仕事と地位取っているタイプの現代の女性からは少し嫌われそうな役どころかなと思いましたが、槇村の元カノだとしたらこれだけ明るくふるまって冴羽遼とも冗談飛ばせて…え…すごい頑張ってるんだな冴子……と途中で見方が変わりました笑

星加梨杏演じる織田が「もう泣いてもいいですよ冴子さん」とか言ってロマンス始まるサイドストーリーどこですか??

 

小林豊 : 彩海せら

ん?もしかして3番手?と思うレベルの活躍!笑 宇都宮乙の25年前のスキャンダル…ということは若くても24歳と思うと、子どもぽすぎる気がしました。17歳くらいの感じかと。少年役が続いているので研6だしそろそろ違うポジションの役も観たいと思います。ただやっぱり少年で右に出る者はいないというくらいの完成度でした。所々表情の作り方に望海ismを感じるんですよね〜

 

美樹 : 星南のぞみ

今回で退団ですが、最後にちゃんと活躍する役がもらえて良かったと思いました。下級生の縣千が相手役でしたが、ちゃんと美樹の方が全然歳下にみえたのは、海坊主のデカさもそうですが、りさちゃんの娘役スキルのお陰だと思います。

スナイパーの彼女であること、のつらさを表現する役がちゃんといることが全体の説得感を増していたので、2人のシーンは大切だなと思いました。

 

政 : 諏訪さき

真面目で硬派なイメージが強く、あんな馬鹿な役をこんなに上手に演じられるとは思っていませんでしたが、本当にそこら辺にいそうな馬鹿っていう具合が良かったです。もっっっとアドリブとかできる膨らませられる役だと思うので、まだある東京公演には期待したいと思います。

 

葉子 : 野々花ひまり

うるさくなりすぎず、キュートに、でもちゃんと印象に残るように演じるには実はけっこうバランスが難しい役だと思うのですが、とても上手かったですね。

魔法使いでも思いましたが、夢見る少女が想像以上に似合う娘役がさんなので、これからも夢白あやと違う魅力で娘2として活躍を期待します!

 

北尾 : 眞ノ宮るい

おじさんの作り方が和希そらとすごく似ていて、というか北尾とレストレードの振る舞いが絶妙に似ていて(?)、なんか観たことある気が…となりました。あの役ってたぶん退団してなければ煌羽レオだったんじゃないかなと思っていまして、悪の親玉ではないけれど性格的には1番悪いやつのニヒルポジという役どころを立派に務めていましたので、これからの限りなく路線に近い別格としての活躍がさらに期待できます!!

 

CHのキャスト別はここまでです!ショーの感想は別途書きます〜

 

 

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永久輝せあ東上!!花組別箱決定

こんばんは

 

先日花組別箱公演の発表が出ました。

まずはトップコンビの柚香光・星風まどか「TOP HAT」

そして、永久輝せあ「冬霧の巴里」です!!!

まずは、ひとこちゃん、東上主演おめでとう!!!!!!

 

95期が結果的に全員東上が済み、もはや誰にも譲る必要もなく満を辞しての東上主演!

御曹司でVISAの彼女がトップにならないはずないので、いつかは絶対回ってくる東上主演でしたが、想像以上に遠かった…!おめでとうございます!!!

 

個人的にはひとこちゃんは陰属性キャラの方が映えると思うので、今回はオリジナルの復讐もの。いやはや楽しみすぎます!!冬霧ってことは厚めのコート着て、人殺しみたいな鋭い目つきで現れるんですかね。もうそれを妄想するだけで勝ち確定ですよね。

立場から考えても学年から考えても、この東上主演で人事的に変化や驚きはないので、もう本当に真っ当な抜擢です。

 

「TOP HAT」は、小洒落たダンスミュージカルということで、ナイワに続きその路線に舵きりするのかと大納得。意外にも礼真琴よりも柚香光にミュージカル演らせがちという感じですが、ナイワの大成功からもこちらも期待できます!!

メラコリに続き、明るく小粋でオシャレな作品をダンスで…という朝夏まなと路線なんだなと。

星風まどかにとっては、宙組配属1作目の思い出作品でしょうから、まぁみりコンビからしたら花組時代の後輩と同期と宙組の後輩でエモくて仕方ないだろうな〜なんて思います。

 

振り分け予想としては、もちろんTOP HATに水美舞斗がつくとして、冬霧に聖乃あすか

飛龍つかさ・帆純まひろの2人はどっちがどっちか分からないけれど分かられる気がします。トップコンビの方に人材を多くさくべきなので一ノ瀬航季がTOP HATかな。

ヒロインは最近の様子をみていると美羽愛にあげるような気もします。空美の連続登板はないと思うので、音くり寿との2択かと。

 

まあ大人しく発表を待ちましょう〜!

 

 

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Rising Star Guide発売!優希しおんラストチャンス

こんにちは!

 

先日、4年ぶりとなるRising Star Guide 2021の発売が決定しました!!

今回の対象は、99〜102期です。

 

掲載メンバーをみてみると、新人公演を主演したスターというとても分かりやすい面々。

 

95〜98期が掲載された2017年版は、礼真琴・柚香光は個人のフォトブックが出版済みだったので例外や、輝月ゆうま矢吹世奈といった新人公演主演をしていないスターも入っていたり、蓮つかさは入るのに夢奈瑠音はいない(出版時の新公主演経験で分けたら逆なはず…)とか、綾鳳華は載るのに飛龍つかさはいないとか、今みるとよく分からない人選な部分も多いです。

 

ところが今回の2021年版は、新人公演主演経験者は全員載るし、それ以外は載らないというとてもシンプルな線引きでした。

にも関わらず、たった1人例外がいるんです。それが、優希しおんです。

 

今回の掲載メンバーは以下の通り各組3人ずつ。99〜102で新人公演主演スターを挙げるとちょうど3人ずつですが、宙組だけは2人なので人数調整という考え方もできます。

帆純まひろ・聖乃あすか・一ノ瀬航季

英かおと・風間柚乃・礼華はる

諏訪さき・縣千・彩海せら

極美慎・碧海さりお・天飛華音

優希しおん・鷹翔千空・風色日向

 

ただ、2017年版をみると、別に組ごとの人数を揃えているわけではないので、本当はこだわらなくてもいいのではないか?と思います。

また、毎年発売されるカレンダーなどをみていると、掲載の線引きが明確で、その代わり人数比は無視という傾向があります。2022カレンダーでいえば、星組だけ2番手不在で各カレンダーへの掲載人数が少ないとかね。

 

なのでこのRSG2021だけに、人数比率>掲載線引きの逆ルールが適用されたのが違和感なんです。

別に宙組だけ2人でも大きな問題はなかったのではないかと…。

しかも100期生からは全員で5名が出ていて、99期3名・101期4名・102期3名と比べると多く、やっぱりこちらのバランスを考えても無理して出さなくても…と。

逆にいえば同じ立場のようなスターを出すなら、新公主演をしていなくても眞ノ宮るい彩音星凪を出したって良かったのではないかと。

 

もちろん組の人数比という理由は少なからずあるとは思いますが、それを理由にしてでもRSGに優希しおんを掲載したかった!!!という劇団の気持ちがあるような気がする、というかファンとしてそう思いたいんです。

 

もう学年的に新人公演主演をすることはできません。でも、鳳月杏のようにもしかしたら微かなチャンスと運を掴んで良いところまでいけるかもしれません。

ひとまず梯子は外されていないということです!

優希・鷹翔のコンビは、アンバサダーに選ばれていないので論理上は自由に動くことができます。動いたところでアンバサダーにブロックされるわけですが、それでも組替えが大きなチャンスであることに変わりはないので、これからまだ期待はできると思っています。

また組替えしなかったとしても組体制に動きがあった場合には、重宝されることも増えるでしょう。和希そらが組替えしてしまう今、キヨちゃんは宙組随一のダンサーですからショーでいくらでも活躍できると思います。宙組だけでなく運動神経という観点では宝塚1ではないかな、と思います。

 

実際このRSGに選ばれたからといって、急に何かが変わるわけではないと思います。

ただ、準路線スターとして数えられているということは明らかになりましたし、ライジングスターの名前の通り、これからの活躍を期待されているということです!

鷹翔主演のバウですごーく美味しい2番手役を演じた後、組替えして活躍して帰ってきたら3番手みたいな鳳月杏パターンないかな…と少しだけ期待します。

でもこのオモロくなりたい兄弟の2人、ものすごく後輩を可愛がっているキヨちゃんと、優希強火担なコッティがものすごく良いコンビで離してほしくない気持ちもあります。

 

これからも活躍にきたいしながら応援したいと思います!!!

 

 

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5組それぞれの御曹司教育

こんにちは

 

9月は観劇が1回しかなくブログ更新も少なめ…でしたが、今月は雪組2回にマダム・モーツァルト、NEWSIES、そして博多座遠征を予定していますので、また観劇の日々が戻ってくるのが楽しみです!

 

今日は宝塚ではよく言われる御曹司と、その教育の違いについて書きたいと思います。

宝塚における御曹司とは若い頃から将来トップスターになることを期待されて抜擢されている若手スターの事です。

なので、親が有名(例えば稀惺かずと)であったとしても、抜擢されているとみなされなければ御曹司ではありません。

では抜擢の目安はというと、新人公演を3回以上主演・新人公演学年の間にバウ主演を経験の2つが最も分かりやすいかなと思います。

 

各組が精力を注いで育てる御曹司。組の教育カラーがよく出ていると思います。

 

花組御曹司は競わせて育て、生え抜きトップの座は簡単ではないということが特徴。

 

最近の御曹司でいえば現トップスターの柚香光が新人公演を3回経験し研7でバウ主演をし、生え抜きトップの座についています。

しかし生え抜きトップは実は4代ぶり。明日海りお→蘭寿とむ真飛聖と挟んで、前代は春野寿美礼です。

その間にもたくさん良いスターがいたはずなのに、簡単には自組でトップにならせず、その分花組出身の他組のトップも輩出している組です。

 

そしてもう1つの特徴が競わせるということ。

本命はこの人だな…と分かりつつも新人公演をたくさんのスターに振り、それがまた萌えを生むという仕組み。さらに御曹司とはならなかった側のスターが良い別格となり組の層が厚くなる、非常に良くできた体制です。

朝夏・望海・瀬戸・鳳が4代連続で主演をして未だに仲良しなことや、柚香・水美・優波・綺城・永久輝・飛龍・帆純・聖乃・一ノ瀬と学年が連続してスターがいることからも、競わせて高め合わせる文化が花組だと言えます。

 

 

月組御曹司は早期抜擢、現在修正中という感じです。

早期就任で有名な天海祐希・珠城りょうは共に月組トップですし、ここ最近の御曹司筆頭といえば暁千星ですが、研3での新公主演(それも100周年の記念公演)に、研4で1789本公演フェルゼンにバウW主演という、とにかく早期抜擢だったわけです。花組に比べて生え抜きトップ好きな組でもあります。

 

ところが最近その暁千星の勢いが緩やかになっていること、次の御曹司と言われる風間柚乃は新公主演は研4〜5の間、バウ主演も研8と特別早くはなくなっています。

珠城りょうが早期就任が故に相当苦労し、また本人だけでなく周りも相当支えてきたことを経験して、良いことばかりではないと劇団が学んだのかな…なんて憶測します。

ありちゃんは途中まで早期抜擢に押し潰されそうになっていた感じもありましたが、抜擢速度の修正によって、最近は身の丈にあった役割を堂々と伸び伸びと演じている感じがします。男役10年を迎え本人に余裕ができたことももちろんですが、IAFA辺りからピガールにかけての殻の破り方は目を見張るものでした!

こうして調整された月組御曹司教育の次の標的が誰かは未定ですが、きっとちょうど良いスピードで育ててもらえるのではないでしょうか。105期の和真あさ乃かな…?と思っています。

 

そして、御曹司教育だけに全力を振らないというのがもう1つの特徴で、必ず支え要員というか別格スターの層をものすごく厚く保つためにというか、御曹司勢だけでなく別格勢にもちゃんと経験を振っている印象です。

 

 

雪組御曹司は一人っ子政策、現在修正中という感じでしょう。

音月桂・彩風咲奈新公主演を5回永久輝せあに4回。この回数の偏りだけみても、一点集中であることが分かります。逆に言えば彩風・永久輝に挟まれながら3回主演を取った月城かなとは新公回数とバウ主演学年は御曹司レベルなのに影が薄いですよね笑

一人っ子しすぎて生え抜きで繋ぐには難しい人材状況になりがちですが、その分カラーが混ざってていいなと個人的には思います。

 

現在の御曹司の筆頭といえば縣千。バウ主演こそ研7ですが新公主演は2回でした。その代わり綾鳳華・諏訪さき・彩海せらにも主演を回し、惜しくも主演を逃した眞ノ宮るいらも含めなんとなく若手の層が厚くなってきた印象です。

 

音月桂・彩風咲奈・永久輝せあに共通することは、何でもできる優等生でありながら小さくまとまってしまっているところで…だからこそずっと小さくまとまらないようにひとこに組替えを!と言われていて、実際これから花組でどう花開くのか楽しみであります。

ところが縣千は本人のスター性なのか新公を均等にされたからなのかは分かりませんが、現時点でこじんまり感が全くない笑 アンバサダーなので組替えはないとしてどうなっていくか楽しみです!

そんな中で、這い上がり系ジェンヌの二大巨頭朝美絢・和希そらがいるので、いろんな背中をみて華世京がどうなるかも楽しみです。

 

 

星組御曹司はとにかく大型スター育てがちです。

柚希礼音・真風涼帆・礼真琴というメンバーをみれば分かるでしょう。ただのトップスターではない、大型の劇団の顔となるスターを御曹司として育てるのが星組流。

大型スターの下、たくさんの人材を育ててガンガン輸出し、空いたスペースで落下傘の受け皿になってみたり(北翔海莉)、新公1回のドリームを叶えてみたり(紅ゆずる)、けっこう色んな人にトップの座は与えるバランスの取れた人材配分。

 

とはいえ、現在は御曹司不在で若手人事迷走中です。綺城ひか理・天華えま・極美慎の三巴はぼかされ続けていますし、かと言ってその3人を抜かせるほどの勢いが天飛華音にあるわけでもない。

初演オーシャンズ11時代くらいの厚みが懐かしいこの頃…本当にどうするんですかね?!

 

 

宙組御曹司は飼い殺しだと思います。急に厳しい言葉ですが…。

新人公演を4回でルキーニまで演じ順風満帆だった愛月ひかるの上にまさかの同期を持ってきて専科に出すとか、新公トート含め4回主演した瑠風輝が未だに本公演で数え切れるくらいしか台詞を話さない事や、御曹司と呼ばれる鷹翔千空も研7御曹司の活躍度とは思えません。

 

なんだか上が詰まりすぎていて、この子もこれからどうなっていくんだろう…となんだか暗雲立ち込めている感じで心配になってしまいます。

真風涼帆の進退が決まれば、自然に動くんですかね?どうでしょうか…??

 

 

けっきょく5組分書いたらすごい長さになってしまいました…最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!!

次回人事記事は動きがなければRising Start Guid 2021について書きたいな〜と思っています。

 

 

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轟悠に贈る

こんにちは

 

2021/10/1をもって、轟悠が卒業します。

 

卒業発表を知った時に下の記事を書き、この記事にあるように、辞めないで〜よりも長い間本当にお疲れ様でしたが正直な気持ちです。

轟悠、退団発表 - 丸の内OLの観劇日記

 

今まで当たり前にいた存在すぎて、我々ファンももちろんですが、トップスターや上級生にとっては、トップという立場や上の学年になってもなお追いかける背中としていてくださった存在だと思うので、現役ジェンヌ達の喪失感の方が大きいのではないかなと思います。

 

今回の退団で思いましたが、宝塚における"卒業"は夢を見せ続けるために必要なことです。

いくら美しいとはいえ、歳はとります。もちろん卒業してテレビなどで活躍している方々や、専科・組長たち大先輩をみれば、おばさんになっても美しいですし、卒業された元トップスターもきっと今男役をやったらそれはそれで良い味がでるとは思います。

でもやっぱり、トップスターには今を盛りと輝いていてほしいのです。

 

だからここで今、イシさんが卒業することによって、私たちの記憶に残るのは永遠にかっこよかった姿です。

私にとっては唯一生で観劇した凱旋門のラヴィック。

皆さんそれぞれに私の記憶の轟さんがいることでしょう。

その姿は、記憶でも思い出でも映像でも衰えることはありません。ずっと最盛期として輝いていてくれます。

 

だからこそ、私はこのタイミングで卒業して良かったと心から思います。

 

宝塚は100周年を前後に人気が拡大し、全然チケットが取れなくなりましたが、90周年前後は赤い席も多かったということはよく聞きます。

きっと悔しい思いをした時期もあったでしょうし、迷走する劇団をどうにかしようと奮闘した時期もあったでしょう。

そこから大イベントである100周年を真ん中の先頭で引っ張り、コロナ禍という演劇ストップに対しても、みんなを励まし再開まで見届けて、自分は静かに退団していく。

本当にかっこいいですね。

 

これまでたくさんの人に夢を見せ、後輩達に背中で語り、活躍してきた轟悠のこれからの人生に最大の幸せがあるように祈ります!!

今まで本当にありがとうございました!!!

 

 

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遥羽ららに贈る

こんにちは

 

宙組東京宝塚公演の千穐楽ライブ配信にて観劇しました。

千穐楽のMVPは間違いなく芹香斗亜でしょうね。王妃のお茶会のシーンにて、雪組へ組替えする和希そらに粋なアドリブをかまし、パリのアメリカ人の場面では「ららぁ〜!!!」と退団者である遥羽ららの名前を叫び、粋な計らいだな〜と思いました。

 

今回の退団者の中で最年少が研10の98期生。たしかに今まで組を支えてきた面々が卒業していくのは寂しいですが、研10を超えての退団の方が私は心穏やかに送り出すことができます。

退団タイミングは最終的には自分で決めるものだと思っています。噂では"肩たたき"があるとも聞きますし、逆に引き止められることだってあるでしょう。でも最終決定権は自分だと思うのです。

そんな中で研10を超えていると言うことは、自分の中でタカラジェンヌとしてやりきった!あとは後輩に託す!!という気持ちがあるから退団していくのかなと思います。

 

今回の退団者で最年少でありながら最も注目度が高かったのが遥羽らら。

W宙娘2としてTOCCAガールとしても活躍してきました。

 

ららちゃんは最近の娘役の中では稀な存在だったと思います。東上ヒロインまで果たしながら娘役人事論争に巻き込まれない唯一の存在でした。

所謂"報われ論"というのは、ファンからの愛情や期待の表れでもあるので一概に悪いわけではないのですが、その報われ論があったからこそ「トップ娘役になれなくて残念だった」という気持ちや意見が生まれてしまうわけでして。もしそれがなかったら、「ここまで活躍してくれて、たくさん私たちに良いものを見せてくれて良かった!」というだけで有終の美を飾ることができるのも事実です。

遥羽ららは1人の娘役として全力で愛され、惜しまれながら卒業していく。

人事論争に出てこなかったからこそ、そんな印象が残りました。

 

彼女の経歴をみてみると、実咲凜音がトップ娘役の時代に新人公演ヒロインを2回果たし、バウヒロインを経験せず、愛月ひかるの専科に行く直前の公演となった「不滅の棘」で東上ヒロインを務めます。下級生の星風まどかがトップ娘役になると同時に100期の天彩峰里が組替えして、2人でダブル娘役2番手を務めるという形になりました。

 

分岐点は「不滅の棘」でしょう。

それまで圧倒的娘役2番手だった伶美うららが退団し、宙組が必死で育てた星風まどかはトップ娘役に確定しプレお披露目へ。

他に新人公演ヒロインを果たしていて、別箱ヒロインが務まる娘役が組にいなかった消去法という若干ネガティブな考え方ではありますが、いきなり東上公演のヒロインに抜擢されます。

そこでの功績が認められたからこそ、その後の活躍と「壮麗帝」の再ヒロインからの本公演で1場面(パリのアメリカ人)という最高の餞別に繋がったと思います。

 

キキララ・ずんららという言葉があったように、どんな男役と組んでも相手役・自分自身が最も美しくみえるようにする娘役で、それが何よりの彼女の魅力であり実力だったと思います。そして、ららじゅりのコンビが今公演でも尊かったように、男役だけでなく娘役とも合うなんて素晴らしいですよね。

歌やダンスとかではない宝塚独特のスキルである娘役力。いつだって可愛くて美しくて相手との相乗効果があって、これについてはTOCCA3人娘の中でも1人秀でてたと思います。

 

遥羽ららは退団しますが、彼女が後輩たちにみせた娘役としての在り方はこれからも宙娘たちに引き継がれていくことと願います。

 

10年間おつかれさまでした!!!

 

 

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カレンダー考察!2022!!!

こんばんは

 

本日は人事考察で最も重要な鍵の1つ、カレンダー掲載月が発表されました。

自分のブログを読み返したところ、昨年も9/24発表だったので毎年この日なんですかね。

カレンダー考察!2021!! - 丸の内OLの観劇日記

 

正直な話、昨年よりもカレンダー考察の盛り上がりには欠けます。

真風涼帆「NEVER SAY GOODBYE」では退団しないことが確定していますので、正直何月に掲載されても大きな意味はなく、仮に専科異動があったとしても組替えはカレンダーから分からないのでなんとも言えません。

さらに他のトップスター・トップ娘役で来年内に退団しそうな人がいないのでおそらく世代交代はありません。

上級生2番手鳳月杏のみなので、今年の注目はちなつさんの進退くらいですね。

 

とはいえ、書き出してみたら見えてくることもあると思うのでやりますよ!今年も!!

 

まずは、来年のスケジュールを大まかに予想します。(公演期間は宝塚大劇場初日〜東京宝塚劇場千穐楽までを記載しています)(海外公演がないので公演前後はないと仮定します)

 

花組 1/2〜2/6 (東京のみ)  確定

月組 1/1〜3/24  確定

宙組 2/5〜3/14(大劇場) 確定 〜5月中旬(東京)

雪組 3月後半〜6月後半or7月初旬

星組 5月前半〜8月中旬

花組 6月後半〜9月中旬

月組 8月上旬〜9月後半

宙組 9月後半〜11月中旬

雪組 11月中旬〜2022年始

 

次に、カレンダー考察のルールをおさらいしましょう!

・トップコンビは退団公演期間中に掲載される

・次期トップスターはお披露目またはプレお披露目期間に掲載される

・退団するスターはそれ以降の掲載月には出てこない(1年中写ってる個人カレンダー除く)※2021年の彩凪翔のみ例外

 

それではスターカレンダーとステージカレンダーの掲載月をみていきます。

 

柚香光→6月・1月・8月

正直、早期退団はないと思っていて。中卒の研11就任の久々の生え抜きトップですから。ただ、4作目以降(10〜12月)の掲載がないのが若干気になる…。

星風まどか→8月・7月

固まってるのが気になる…でも花組2作目で退団はまさかないと思います。たった2作で後任が育つとも思えず、流石にないでしょう。

水美舞斗→10月・6月

一部で気にされていた2番手退団ですが、来年内はなさそう。

永久輝せあ→3月 / 聖乃あすか→表紙

世代交代はないと思うので特に意味はないかと。

 

月城かなと→1月・9月 / 海乃美月→表紙

ハログバは100周年以降ないので特に意味なし。

鳳月杏→9月・12月

これで来年内(月城2作目)の退団はないということが分かりました!!ちな海れいこが3作は楽しめます!!!!

暁千星→1月 / 風間柚乃表紙

世代交代はないので意味なし。

 

彩風咲奈→4月・3月・12月

ハログバはないので特に意味なし。

朝月希和→5月・10月

3作目退団も考えられましたが、その場合は公演中の11.12月に載るはずなので、4作以上確定かな。

朝美絢→7月・4月 / 和希そら→9月

世代交代がないので関係なし。

 

礼真琴→12月・6月・11月 / 舞空瞳→5月

ないとは思ってましたが4作退団はなし。

瀬央ゆりあ→2月

世代交代はないし、2月に公演はないので関係なし。

 

真風涼帆→11月・4月・10月

NSGでの退団はなくても流石にその次だろう…と思ってるわけですが、一応宙組公演期間内ですね。ただ昨年(2021)もカレンダー予想の退団外れたので…笑

潤花→表紙

3作で退団することはないですよね、表紙だし。

芹香斗亜→3月・8月

プレお披露目が年内にくることはないので関係なし。公演期間内でもないので2番手退団はないと思われる。

桜木みなと→2月 / 瑠風輝→10月

世代交代はないので関係なし。

 

凪七瑠海→7月

正直なんとも言えません。出演作未定なので…

 

組替えはわかりませんが退団による組体制の変更はないと思います。

 

それ以上に個人的に気になったのは、ステージカレンダーにトップスターが2回ずつ登場している=それだけ全体的に手薄ということです。

2021年は真彩・朝月がどちらも載るので1人イレギュラープラスだとしても、28人掲載。2020年も28人で、2019は30人でした。

それが2022年は23人です。昨年から比べると、瀬戸・珠城・望海・彩凪・愛月・の6人が減ったのに対し、プラスは聖乃・風間のみ。やっぱり上級生の退団のスピードに対して若手の育成が追いついていないということがここで分かりましたね…。

 

人数比(男役のみ)としては、

4 : 4 : 3 : 2 : 4

となっていて、雪組縣千のバウが決まっているのでほぼ4だとしても、星組の若手中堅スター不足は深刻です。パソカレも唯一1人ですし、次の別箱もせおっちですしどうするのでしょうか。

 

卓上カレンダーの若手にも触れておくと、基本的には組ごとに分かれているのに、途中違うのがあるから、あれ?となります。組替えフラグかとうっかり思いそうですよね笑

 

私の分析だと、バウ主演した聖乃・風間は例外として、99期以上は2人写り・100期以下は3人写りとしているだけかと思います。

99期以上が組内に3名以上いて余ってしまう帆純まひろ英かおとが同期写りに、100期以下が1人でで余ってしまう一ノ瀬航季・礼華はるの2名が、100期以下が2人だった雪組宙組に組み込まれているだけですね。

 

こちらの人数比は、

5 : 5 : 4 : 5 : 5

となっているので、割と均等に育成をしているのだということですね!

 

来年のカレンダーまでにどれくらい動きがあるのか…具体的には昇格するスターがいるのか!

ステカレに人が増えますように…

 

 

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