丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

雪組新体制を観劇!パワーバランス雑感

こんにちは

 

雪組公演「CITI HUNTER / FIRE FEVER」を観劇しました。

当ブログを前から読んでくださっている方はご存知のように、私は朝美絢が2番手になれるのかをずっと考察してきました。

朝美絢、2番手確定?!CITI HUNTERポスター - 丸の内OLの観劇日記

だから、どーーーしてもSNSやブログやスカステではなく、羽根の存在を自分の目で確かめたくて。でも初日にあたる8/7は月組のチケットを持っていたので、8/8に行ってきました!それまで半日ヅカ関連情報をシャットアウトしドキドキしながらフィナーレを迎え…そして結果はもう皆さんさすがに知っての通り、2番手羽根を背負って降りてきました!!!!!

あまりの嬉しさに観劇の記憶が吹っ飛びそうになるほどで笑、今回は作品の感想ではなく新体制を迎えた雪組のパワーバランスの初見雑感を書いていきます。

 

・新トップコンビ: 彩風咲奈・朝月希和

この2人のコンビ像は、2人で隣に並んで、男役・娘役のリーダーとして先頭を進むという感じでした。こんな感じのコンビ像になるとは思わず、新鮮でした。

だいきほのように戦う雰囲気ではないんですけど、きわちゃんはあくまでも自分の娘役像を貫いている感じで、無理に合わせたりお慕い芸をする雰囲気ではありませんでした。イメージとしては、みりゆきコンビに近い感じです。そしてキュート系下級生が多いトップ娘役の中で、かっこいいトップ娘役というキャラ分けでいくのかなと感じました。槇村薫も、fire feverのプロローグの場面も、男らしさもある強いイメージを強調されていました。

咲ちゃんは、軽妙さとスタイリッシュさとダンスを活かして、自分が1番かっこよくみえる姿を理解している感じでした。1.2幕とも良さが活かされていて、魅せ方を分かっていればここまで光るんだなと感心してしまいました。

デュエットダンスがすごく美しく、息もぴったりで、良いコンビだなと思いました。

 

・2番手 : 朝美絢

CITI HUNTERでの活躍も2番手としてふさわしい比重でしたし、ここまで沢山努力や研究を続けただけあってその役の比重に対して恐れることなく努めていたように感じました。

ショーは出ずっぱりすぎて、大丈夫?!という感じでしたが、本人がイキイキしていたので何よりです。やっぱり羽根をもらえた事実からくる自信からなのか、朝美絢が最高に朝美絢してました。これ以上の説明文はありません笑 観れば分かります笑笑

1.2幕での扱い、そして羽根から、正2番手であると言えます!!

 

綾鳳華の立ち位置

縣千にバウを越され、和希そらが上に降ってくることが確定し、どうなる?!と心配されましたが、しっかり限りなく路線に近い別格の1歩として、CITI HUNTERでは狂言回しを担当。大切な場面でもしっかりした芝居をしていて安定感がありました。また、朝美・縣・和希諏訪さきもとにかく濃いスターが多い中で爽やかでノーマルな魅力が光っていました。階段降りもやはりニコイチでしたし、目指すべきは彩凪翔というラインでしっかり役割を果たしていたように感じました。

いきなり抜かされた感があるわけでもなく、前時代に比べたら活躍量も大幅アップですので、ご心配なくという感じです。

 

縣千の猛攻開始

ポスターに載った!というレベルの活躍は実際なかった海坊主。インパクトは強いものの役としては出番も見せ場も少ないです。

その大躍進は2幕!聖乃あすか・風間柚乃に続き、銀橋1人渡りをサラッとプロローグで済ませ、群舞などでも4番目位置でフィナーレも組長副組長の内側です。

なによりの驚きはフィナーレの最初の1場で、あがちんを中心とした若手のダンスナンバーがあります。この場面があることは事前にサイトに書いてあったのですが、尺がまあまあ長い(MRのカノンくらいある)うえに、縣千が1人で大劇場で踊る時間がある(30秒〜1分くらいかな)のです!!あの学年で1人で舞台を埋められるダイナミックなダンスができるのはすごいと思いました。

 

・やっぱり一推しだった彩海せら

一期上の縣千が爆上がりをみせたので、少し遅れをとった印象が若干あったのですが、舞台を見たらそんなこと気のせいでした。やっぱり強いぞ!という感じ。

CITI HUNTERでは、かなり出番も多く役の比重も大きくキーパーソンでした。なんなら、ポスター入りした綾・縣よりも役としては美味しいくらい。

ショーでも、上記の若手ダンスナンバーで、2人ずつ出てきて踊る場面に最後にあがちんと登場。しっかりこれからの若手の筆頭・あがあみです!!という顔見せでした。

フィナーレ群舞では、朝美絢の真後ろ2列目センターにいるので見つけやすいです。

彼女はあまり言及されていませんが、舞台技術がものすごく高いのです。歌も踊りも芝居もかなり高いレベルで全て仕上げてくる上に、もともと美人ですがメイクも上手い。すごく目を惹くスターです。

 

・重鎮感の出てきた諏訪さき

綾鳳華とはまた若干違う路線に限りなく近い別格をいく雰囲気。あやな彩凪翔だとすれば、すわっち鳳翔大という感じです。ニュアンス伝わりますかね?

CITI HUNTERでは同期の野々花ひまりとコメディ色強めのキャラを任され、これからキャラを深めるのが楽しみです!

男役群舞内での歌唱も任され、すっかり重鎮として安定した実力を活かした活躍が期待されていることが伝わりました。

 

雪娘たち

CITI HUNTERでは、娘2を彩みちる・夢白あやで割って、2.5番手くらいの役を星南のぞみ・野々花ひまりで演じていた印象です。

みちるの活躍はかなりのものでしたので、組替え餞別としても充分ですし、これから月娘2として芝居で支えるんだろうなという事を感じました。

最近少し扱いの悪かったりさちゃんも最後に目立つ役でよかったです。

一推しはやっぱりあやちゃんですが、大人っぽく芝居が上手い彼女と、少女感がありコメディもできるひまりちゃんを上手く使い分けていくのかなと。

音彩唯については、ロケットセンターを1期下の首席華世京に取られたことにより少しそこで割を食った印象ですが、新公ヒロをとっているので今後に期待です。

希良々うみの活躍が格段に増えているのが分かったので、これから別格実力派お姉様になっていくことを同期の羽織夕夏と共に期待されているのだと感じました。

 

眞ノ宮るい・星加梨杏

この作品で別格スターとして立場を確立し、スチールも果たした眞ノ宮るいとは若干差がついてしまった感じではありますが、星加梨杏彩みちるとセットでたくさん出番もありました。この2人は、94期の煌羽レオ・久城あすコンビのように活躍していくのだろうなと思います。

あと、一禾あおが別箱に続きかなりグイっとあがって食い込んできていました!

 

華世京が目立つ…!

魔法使いで大抜擢を受けた彼女は今回はロケットのセンター。ロケットは最終的にはかなり上級生まで入れて71人になるのですが、最初のセンターです。人数がかなり絞られた男役群舞にも入っているらしいですし、Wトリオもやって大忙しです。

 

新体制となった雪組をみて感じたことを箇条書きしてみたらすごい長さになってしまいました!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

作品の感想は東京観てからで!

 

 

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