丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

轟悠に贈る

こんにちは

 

2021/10/1をもって、轟悠が卒業します。

 

卒業発表を知った時に下の記事を書き、この記事にあるように、辞めないで〜よりも長い間本当にお疲れ様でしたが正直な気持ちです。

轟悠、退団発表 - 丸の内OLの観劇日記

 

今まで当たり前にいた存在すぎて、我々ファンももちろんですが、トップスターや上級生にとっては、トップという立場や上の学年になってもなお追いかける背中としていてくださった存在だと思うので、現役ジェンヌ達の喪失感の方が大きいのではないかなと思います。

 

今回の退団で思いましたが、宝塚における"卒業"は夢を見せ続けるために必要なことです。

いくら美しいとはいえ、歳はとります。もちろん卒業してテレビなどで活躍している方々や、専科・組長たち大先輩をみれば、おばさんになっても美しいですし、卒業された元トップスターもきっと今男役をやったらそれはそれで良い味がでるとは思います。

でもやっぱり、トップスターには今を盛りと輝いていてほしいのです。

 

だからここで今、イシさんが卒業することによって、私たちの記憶に残るのは永遠にかっこよかった姿です。

私にとっては唯一生で観劇した凱旋門のラヴィック。

皆さんそれぞれに私の記憶の轟さんがいることでしょう。

その姿は、記憶でも思い出でも映像でも衰えることはありません。ずっと最盛期として輝いていてくれます。

 

だからこそ、私はこのタイミングで卒業して良かったと心から思います。

 

宝塚は100周年を前後に人気が拡大し、全然チケットが取れなくなりましたが、90周年前後は赤い席も多かったということはよく聞きます。

きっと悔しい思いをした時期もあったでしょうし、迷走する劇団をどうにかしようと奮闘した時期もあったでしょう。

そこから大イベントである100周年を真ん中の先頭で引っ張り、コロナ禍という演劇ストップに対しても、みんなを励まし再開まで見届けて、自分は静かに退団していく。

本当にかっこいいですね。

 

これまでたくさんの人に夢を見せ、後輩達に背中で語り、活躍してきた轟悠のこれからの人生に最大の幸せがあるように祈ります!!

今まで本当にありがとうございました!!!

 

 

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