こんにちは!
新年度ですね。社会人研4になりました。今年度もよろしくお願い致します。
星組全国ツアー「バレンシアの熱い花 / パッション・ダムール・アゲイン」を観劇しました。
バレンシアは以前WOWOWで宙組版を観た時から大好きで、いつか生で観たいと思っていた作品。なので念願かなって嬉しかったです。
演出は特に目新しいポイントはなかったので早速キャスト別です。
フェルナンド : 凪七瑠海
最後の記憶が李鴻章だったのでフェルナンドの年齢はどうだろか…と勝手に思っていましたが、見事に若返って全然違和感なしでした。すごい。
フェルナンドは酷いやつですよね。許嫁と別れることはできないけど君を愛しているとかクズ男の具現化すぎます。まぁ様の時は本人の持つチャラさが相まって、あなたはそういうこと言うよね〜という感じでしたが、真面目なカチャが演じると目を覚ませ!!!肩をブンブンしたくなる衝動に駆られました。笑
イザベラ : 舞空瞳
可愛い、可愛すぎる。うららちゃんのイメージがあったので美人でエエ女という印象でしたが、今回は酒場のニューヒロインが恋を知り恋を失い大人になるという感じでした。フェルナンドが怪我をしたと知り屋敷に駆けつけるも同じく駆けつけたマルガリータをみかけて身を引く場面は見事。悲しみと悔しさと現実といろんなことを飲み込んで決意する表情が美しくて忘れられません。
今回思ったのは彼女はある意味"礼真琴の相手役"であることで損をしている気が…圧倒的に可愛くてダンスも上手くて歌も歌えて芝居もそこそこなのに、相手役のレベルがあまりにも高すぎていつまでも"一所懸命頑張ってる"ようにしかみえず、今回はのびのびと余裕を感じるほどでそれが魅力的でした。そもそも論ですが礼真琴自身が相手役を必要としないスタータイプなんだと思います。
ラモン : 瀬央ゆりあ
フェルナンドやロドリーゴとは違い貴族ではなく、軽く生きているところがかっこよく魅せられるというのはすごいです。今回本当にかっこよかった!!!イザベラ、ラモンにしとけよ。。そして歌のレベルアップが留まることを知らず、恋のカンタンテとかとても素敵でした。カチャと対等に芝居や歌ができるとは数年前には想像できなかったこと、その努力に乾杯です。
マルガリータ : 乙華菜乃
抜擢でしたが上手かった。もはや自然にうまいがゆえに良くも悪くも印象に残らなかったというのも本音で。もっとすっっっごい可愛いんだけど下手とか、度肝抜かれるほど上手いとかとかだとまた印象は違ったのかも。ただ絶妙に、これはイザベラに心流れるよな…という納得感が生まれるところが上手くもあり残念でもありでした。
ロドリーゴ : 極美慎
マタドール最高!!脚長顔小さいイケメン最高!!!イライラしてる顔も素敵〜!上級生との3人組でしたがちゃんと同等なトリオにみえたのでその成長に涙です。バレンシアで最も切ないのは、ロドリーゴとシルヴィア。この2人がどれほど観客を切なくさせられるかにクウォリティがかかっていますが、はあ……知ってても辛いラストだった。
シルヴィア : 水乃ゆり
美しき人妻を演じて右に出るものはいないでしょう、もうロドリーゴとの並びが美しくて色っぽくて。あっきー×ららちゃんの時は幼馴染の初恋の2人が引き裂かれた感じでしたが、今回はお互い色んな恋をした中でも本当に本当に忘れられない2人…って感じでしたね。
ルカノール : 朝水りょう
ルカノールかっこよすぎるな?!やり手の野心家でも汚いことは部下を使ってやらせて自分の手は汚さないという気高さがある悪役。ロドリーゴが好きな時点でシルヴィアのタイプとしてはノーだけども、これこれでモテるだろうなあ…と思ってしまった憎い役作りでした。
キャスト別はここまで。
ショーの方は岡田レビュー復習という感じで既視感満載。私は個人的に岡田レビューが苦手なのですが、凪七瑠海のノーブルさと完成形とも言える男役像で魅せるレビューは素敵で飽きずに観れました。
1番よかったシーンはロマンスだと個人的に思っていて笑。天飛華音×舞空瞳がお揃いの衣装で1曲歌いあげるなんて…102期の首席次席のデュエット!!と同期萌好きにはたまらなかったです。
そしてそして、凪七瑠海・瀬央ゆりあの2番手羽根!!!!
どうせ背負うならもっと早くに…とか、これで横串をさすと人事的に複雑…とかありますが、実際みると本当に感動しました。おめでとうございます。よかった、本当によかったです。
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