丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

天寿光希・音波みのり・華雪りらに贈る

こんばんは

 

星組「めぐり会いは再び / Gram Cantante」が無事千穐楽を迎えました。

ものすごい体力を使うであろう2作品を無事に完走した礼真琴の体力モンスターぷりは驚異ですし、コロナが再拡大する中で本当に無事終わってよかったです。

千穐楽恒例の勝手ながらの贈る言葉シリーズです。

 

天寿光希が卒業する。それは星組にとっても1つの時代の終わりであり、宝塚にとっても1つのジェネレーションからの卒業であると感じます。

柚希礼音が創った星組黄金時代。華やかで煌びやかな組から少しずつ組替えしたり卒業したりして、末っ子だった礼真琴がトップスターに就任。

それを全て見届け、そしてどの時も第一線に居続けた存在であり、星組の概念と言っても過言ではありません。

そして宝塚はトップだけでなく、男役を極めた上級生がいてこそ、舞台は成功し下が育ち長年続いてきた中で、そういう存在の最後の砦だったと思います。学年が近いスターでいえば、蓮城まこと・宇月颯・澄輝さやと・瀬戸かずやらが退団しました。トップスターとは別で背中を追いたい憧れの存在。今となってはそのような存在はおそらく夢奈瑠音・蓮つかさ・綺城ひか理・紫藤りゅう・輝月ゆうまあたりが担っていると言えるのでしょうか。とにかく今回の卒業と前回の紫門ゆりあ・凛城きらの異動をもって、宝塚としての1つのジェネレーションが変わる時がきたのかなと感じます。

 

グラフで本人が述べていたように、紅ゆずるの卒業の時に自分も意識したと、それでも次の星組でも自分のやるべきことがあるとここまで下級生トップを支えてくれました。自分にも他人にも厳しかった彼女が、自分より下級生のトップスターを支えようと決意して4公演残るということは、今考えると容易い決断ではなかったかもしれません。それでもやはり、礼真琴がトップになってもなお目指すべき指針として在籍してくれたことは組全体にとって大きな財産となったと思います。

もうタカラジェンヌとしての姿をみることはないけれど、伝えてきた努力する大切さや所作の美しさや熱い心はこれからも下級生たちに受け継がれ、どこかでみっきぃさんぽさをみつけられることを願います。

 

次に同期の音波みのり。今の宝塚ではものすごく稀な彼女しか立てないポジションにいたと思います。

男役と違って娘役は、トップかそれ以外かと言われるほど扱いが違ってきます。最近ではだいぶ娘2.3にも力を入れるようになってきましたが、少し前まではそうではありませんでした。

また、娘役の方が早く退団を迎えることも多く、他組の上級生(今で言うと98期以上くらい?)をみていると女役、つまりは母役や老役を任されることが多くなるのが現実です。男役10年と言われるんだからきっと娘役だって本当は10年かかる、でもその頃にはもう老け役だったり退団間近だったりするものです。

もちろん別箱で母役等がまわってくることもありましたが、それでもはるこさんは"娘役"を最後まで極めた存在だと思います。

 

かわいこちゃんが大勢いた星娘の中でも、10年以上前から退団まで、屈指の美しさで輝き続けた娘役。もちろん元のお顔が美人なのですが、誰よりもこった髪型やどの角度からも綺麗にみえるメイク、ドレス捌きや歩き方1つ1つの所作全て含めて本当に美しかったです。

 

91期コンビは星組生にとっての憧れの男役/娘役だったと、目指すべき指針だったと思います。OG達からも愛溢れるメッセージがSNSにたくさん載っていたのもそれだけ上からも下からも慕われていたということ。

そして2人の最後の役が10年前と同じって本当にすごいことです。10年前はまだ星組にいなかった人も多く、10年前も今回も出演していたとしてもモブだった人が多い中で、ユリウスとレオニードは主要キャスト。それはつまり10年間第一線で居続けた証でもあります。本当に長らくのご活躍お疲れ様でした、そしてここまで観続けさせてくれてありがとうございました。

 

最後に華雪りら。私はタカラジェンヌに対しては面喰いなので可愛い子が大好き。せっかく組替えしてきたよに扱いが…だったのが正直心残りではあります。

でも最後にショーで通し役、そして上記2人と退団者と一緒にセリ上がりからのピックアップダンスがあったのが本当に良かったと思いました。

いつだってすごく可愛くて、でもダンスや演技には意志の強さを感じるところが好きでした。

まだまだ若く本当に可愛いので、第二の人生に幸あれ!

 

退団者の皆様の卒業後の人生が幸せでいっぱいでありますように願いを込めて。卒業おめでとうございます!!

 

 

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雪組「ODYSSEY」感想

こんにちは!!

 

無事に観劇できて本当に良かったーーー!!半年間海に彷徨い続けていましたが、私も無事出航です!

 

野口くんやりたいこと詰め込んだショー!という感じでとにかく楽しく進んでいきました。サクサク書いていきましょう。

 

まずプロローグ

音彩唯の大抜擢!!後から参加する専科の美穂圭子さんが担当するであろうソロ歌唱を全て引き受けています。そしてそれが全部ものすごく上手い!!!ここでの抜擢への応えはこれからにつながること間違いなしでしょうし、圧倒的可愛さと歌声の綺麗さでみほさんとは違う意味での女神感が満載でした。

 

恒例の名前入れ込んだ歌詞ですが、朝美絢の腕時計を指差しながらの(着けてはない)「お前にマジ」入れてきたのさすがに野口くんだし、縣千の「アガっていこうぜ!あがたガタガタ」って歌詞はもう笑わせにきているとしか思えないwwww

 

からのSay!どっせい!ODYSSEYの歌、意味分からなさすぎるのに元気に爽やかに歌っているのが最高でした笑 背景の大海原と船の映像も相まってONE PIECEアニメオープニングみたいでした。ぜひ次のオープニングソングにどうですかね?

 

NEW YORKの場面は、聖海由侑・花束ゆめの歌が絶品です。こうして歌の上手い下級生がちゃんと抜擢されていくのが嬉しい!

 

続いて中国。朝美絢毎度最高傑作のビジュアル叩き出してくる現象なんなんですか?!素敵すぎる〜!「薬屋のひとりごと」演ってほしい。そして相手役は眞ノ宮るい!!めちゃめちゃ美人でした。唯一暑苦しくなくて笑、良い場面です。

 

スペインの場面では、本公演1番印象に残るであろつ強そうすぎる縣カルメンです。エスカミーリョとミカエラも出てきたのでカルメンのはず…でも強すぎて雄牛の化身(宝塚スペインあるある)かと疑ってしまったよ…全員喰いそうな勢いのカルメンでしたが無事(?)原作通り殺されておりました。彩風咲奈×縣千×眞ノ宮るい×野々花ひまりのダンスは全員パワフル系で上手いのですごかったです。

 

続いてアラビア麻花すわんの少年が可愛い〜!!そして華世京の囚われの王妃!魅せ方があまりにも見事で、華やかで迫力があるけれどどこか可憐で。前の場面のカルメンがすごかったので余計可愛くみえたのかも笑 トップさんと床コロコロまであって、すごい大抜擢です!!

さききわのデュエダンはいつでも本当に美しくて計算し尽くされていて素晴らしいです。リフトが辛そうなのが若干気になりましたが…

 

そして2幕は噂に聞いていた彩風咲奈の超脚長ダルマ!!!!脚ばっかりオペラで見てしまったギルティ…すっごい長かった…そして低い声で歌いながら左右に歩き回るのがなんだか面白かった笑

他の皆さんはTHE ENTERTAINERの衣装ですね。

次のシーンでは軍服に着替えていて隠しても脚は長い!でも前のシーンが強烈すぎて若干ぼーっとしてしまいた。

 

日本のシーンではまずやっぱりメロディちゃんの早口でも必ず聞き取らせる歌が素晴らしくて!そこからのアイドル(?)シーンは叶ゆうりパイセンのロングポニーテールでメンバーカラー紫なのがわかってるぅって感じでした笑 あーさが登場した時に客席に向けてのライトが光るので眩しくてみえない、それでこそJって感じです。

 

続いてブラジル、トップのダルマまでみたし安心していたらまさかの久城あすの女装!!!こちらはLa Esmeraldaの衣装。オデッセイメンバーの半分以上はあのショーには出ていなかったと考えたら突然個人的なエモエモタイムになってしまいました…あの頃って黄金期でしたよね。あーさが着ているのはだいもんの2番手シルバーです。

 

そして突然のジェラール・フィリップコーナー。あーさメフィストなんとかビジュアルがさすがすぎましたし、赤と黒のジュリアン・ソレル…たまさまぁあああとまた突然の個人的エモエモタイム笑

 

そして航海は宝塚に辿り着き…神戸港が最寄りですかね?シルクハットに白いドレス、これこれー!と思って、楽しかった〜〜となって終わりました。

 

ショーを2本立て、ほぼ全場面に出ている下級生たちは顔がずっとテッカテカなくらい汗だくで、体力が心配です。

若手といえば、日和春磨が良い位置で踊っていることが多くて個人的に嬉しかったです。顔が好きなんです。日和春磨×聖海由侑ってかつての朝美絢×暁千星から泥臭さを0にした感じで並びが好きなんです。応援したい若手です。

また、お正月では綾凰華が担当したであろうところを埋めた眞ノ宮るいは歌もダンスもクウォリティが本当に高くて、ここで発揮できて良かったですし、この公演で期待に応えたことが次につながるといいなと思います。

縣千についてはもう抜擢とかいう域を超えて、しっかり1場面務められるスターになっているのがすぞいと感じずにはいられませんでした。

そしてとにかく音彩唯・華世京の2人の抜擢とそれに応える実力が素晴らしかったです。

 

最後に1つだけ残念なことをあげると、男役の女装が多いので全然娘役に出番や見せ場が回ってこないこと、それはトップ娘の朝月希和も例外ではなく、これが最後のショーだったと思うと少し残念です。

 

1幕2幕ともショーという作品は珍しいですし体力への不安も感じますが、とっても楽しくて他の組でのショー作品もとい野口くん妄想劇場も観たいと思いました!!

 

無事に遠征を終え、「心中・恋の大和路」「グレート・ギャッツビー」も観劇することができました。

この2つは東京でも観劇予定がありますので、そちらを観てから書くつもりでいます。

そのため次の観劇感想は、花組「巡礼の年 / Fashionable Empireの予定です。

 

 

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真風ついに退団?!鷹翔バウ決定!!!

こんばんは

 

最近更新がなかったのですが、今週末に遠征を控えておりまして…。とにかく公演の幕があがることと、自分がかからないように、など気にしていたのと、書きたいと思うほどの人事もなかったのですが…ついに今日大きなのが出ました!!

 

宙組2023年お正月別箱が出ました!!

 

まずは、真風涼帆主演「MAKAZE IZM」

これがプレ退団でなくてなにがある??というレベルの匂わせ。NOW ZOOM ME以来の超がつくほどの分かりやすさ。

しかも主演にわざわざ潤花の名前を入れず、真風涼帆リサイタルの冠に、思い出を振り返って〜の公演解説。

ここまで要素揃っていたら覚悟決めますとも。

何度も言いますが、退団してほしいなんて思っていません。男役をするために生まれてきたかのような恵まれた姿に、努力を磨いた先にある至高の域の男役芸。いつまでも観ていたい気持ちもありますが、惜しまれつつやめて次に繋ぐのも宝塚のトップとしての美しさ。それを思うともう十分にタイミングはきていると思うのです。

(2回連続でトップ娘なのに別箱の主な出演者に入らなかった潤花が若干可哀想…前回プレ退団じゃないなら入れても良かったのでは?)

 

後任は誰がどう考えても芹香斗亜一択なので特に予想レースなどはありませんし、順当に桜木みなとが2番手にあがるでしょう。

潤花が添い遂げるか気になるところですが、うーーん別箱の主な出演者にいない理由がミュサロ(NZMの時の真彩希帆パターン)であれば可能性はなきにしもあらず。もし添い遂げるとしたら、後任にはぜひ天彩峰里をと思いますが、もしかしたら空美が飛んできそうな勢いですね。この辺りは正式発表が出たら考えていきましょう。

 

そして裏公演は、鷹翔千空主演「夢現の世界」

主演おめでとうー!!!!!そして生駒怜子先生もデビューおめでとうございます!!!女性演出家増えてますね、なんだか解説を読むと分かりづらくでもコッティに合いそうという不思議な感じ。ポスト植田景子路線ですかね…??

 

アンダー100では5人目の主演、そして宙組若手三人衆ではやっぱりコッティが本命という感じが最近しますね。本公演ポスターインに続き別箱主演、良い勢いです。

まあとはいえ最近の別箱裏が直近から、桜木→芹香→和希→桜木→瑠風だったので今回は若手で順当。

彩海せら・天飛華音を抑えて風色日向が1番乗りも考えづらいですし、いくら勢いがあるとはいえ亜音有星が2人を抜かせるとは思えなかったので、冷静に考えれば当然の主演なのですが、兎にも角にもおめでとうです!!!!

学年が近くて同程度の推され方だとやっぱり学年が上の方が得をするので…そういう意味で2人共を活かすためにあがあみは早めにバラされたのかもしれません。

 

やっっっと若手にチャンスが回ってきて良かったですし、集大成となるであろうフォーラムも楽しみ。

この人事がカレンダーに反映されるか微妙ですが、宙組を読む上で重要な2つの公演に間違いないでしょう!!

 

でもまずは、ハイロー楽しみ!!!

 

 

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瑠依蒔世退団・月組新公・星組先行画像

こんばんは

 

ここ数日すごい勢いでニュースが出ているのでサクッとまとめていきます。

 

まずは、宙組「High&Low / Capricciosa」集合日。

退団者の中で最もみんなのショックが大きいであろう瑠依蒔世。抜群の実力でこれから別格スターとして輝き続けると勝手に信じていたのですが…もう超個人的意見ですが、最近2作で演じた女役で女性を演じる楽しさに目覚めて外の世界へ、とかだったらすごくいいなーなんて思うんですけど。。。これ以上の贈る言葉はハイローを見届けてからにします。

そして芹香斗亜が退団しなくて本当に本当に良かったと安堵してしまいました…。

 

配役も出ましたがもう分からない!!相関図出るまで待ちましょう。

ただ個人的にはまっぷう&ルイマキセのいる苦邪組が圧倒的に強そうなのと、コッティ&ドッティが同じ高校チームなのが良いですね。

 

続いて月組新人公演。公式からLINEがきたので嫌な予感がしたのですが上演決定の良いニュースで良かった。ということは初日はこれ以上遅れないと信じていいのかしら…?

 

注目の主要キャストは、

トム・ブキャナン(本役:鳳月杏) : 七城雅

桜嵐記では親房(本役:佳城葵)、そしてロマ劇では大蛇丸(本役:暁千星)でそっくりだった記憶。105期で着実に新公番手をあげてきていますし芝居に定評がありそうなので今後主演もくるかもですね!

ニック・キャラウェイ(本役:風間柚乃) : 瑠皇りあ

確実に良いところに!あと残り2回(?)主演まで辿りつけるといいです。

ジョーダン・ベイカー(本役:彩みちる) : 蘭世惠翔

ヒロインは逃しましたが娘2ですね。ここで爪痕を残せるかが今後の鍵になりそう。

マートル・ウィルソン(本役:天紫珠李) : 白河りり

すごく迫力たっぷりで演じてくれそう!こちらもすごく楽しみです。

月組は下級生がたくさん分かるから新公の配役が出るだけでわくわくですし、既に安定した実力を持っている下級生も多いので絶対に配信は観たい!

 

そして星組の先行画像が出ました!ことなこ史上最高傑作ですね!!メイク薄いの最高〜!!!

ここからありちゃんも合流ですし、星組の回数も増やそう…と決意しました。笑

 

そして最後に、雪組の追加先行画像について。

朝美絢が宝塚HPのトップ画面でみられる日がくるなんて!!!という気持ちで大感動です。3人とも前作の面影0で美しく聡明そう。

ポスターの裏面にあたる公式HPのヘッダーに2番手が出るのは超異例!!少なくとも今の他4組には写ってないですし、私の記憶でもいません…もしかしたら?と思ってポーの一族のポスターを見返しましたがエドガー1人でした。

 

これからも明るいニュースが続きますように。

そして友会の抽選当たりますように

 

 

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アンダー100に求められる「覚悟」

こんにちは

 

花組は新しいニュースなく本日を迎えられたので、なんとか無事千穐楽を迎えられたようで良かったです。次は東京の初日がずれずに開くこと、そして柚香光トップ就任後初の東西完走を祈ります。

 

本日はアンダー100について書いていきたいと思います。

 

宝塚ではよく言われる言葉、男役10年。

普通の女子中高生として生きてきた彼女たちが、男役独特の所作や芸事を研究しやっと一人前になるまで10年かかるとされるこの言葉。歌やダンスは個人の得意不得意もあるものの、男役の所作についてはたしかにDream Timeの番組等をみるに、上級生はやっぱりすごいのです。

そんな外側からみえるものはもちろん、個人的に最近思うのは、10年目を迎える覚悟というのも同時に求められているのではないかなと思います。

 

まずそもそも10年ってすごいんですよ。中卒で音楽学校に入ったとして、初舞台18歳が28歳になるのですから、普通の人生で言えば高校3年生〜大学生〜社会人6年目になるってことです。その期間ずっと男役/娘役というものに向き合っているのですから、途中で嫌でも卒業や入社(6年目なら異動も少なくても1回くらい?)を迎える私たちの感覚では計り知れない集中力と覚悟が必要です。

 

だからこそ10年以上続けている上級生たちが、路線別格関係なく、下級生には出せないかっこよさ/美しさを纏っているのは、宝塚に青春を全て捧げる覚悟が内側にあるからだと思うのです。

 

現在その研10を迎えているのが99期。来年からはついに100期以下が10年目を迎えることになります。時の流れは早い…。

だからこそ今、アンダー100のスターの面持ちが変わってきたのが頼もしいしかっこいいし、ここまで応援してきた甲斐があると思わせてもらっている気がしてなりません。

 

まず、かなーーーり前から肝が座っていた風間柚乃縣千・天飛華音。

この3人の何がすごいって、覚悟が相当前から感じられたこと。だからこそ同期の中でも頭1つ抜ける存在でいたのだと思います。まず舞台に立っている姿から違いますよね、あの貫禄と堂々たる姿は大したものです。特に、おだちん・あがちんの2人は本公演のポスターにも乗り、バウ主演も果たし、おそらく次作からは階段も1人降り。負う責任も大きくなります、

既に素晴らしいスター性を持っているこの3名が、これからさらにどのようにBIGになっていくのかとても楽しみです!

 

次に、最近急に顔つきの変わった聖乃あすか・極美慎・鷹翔千空。

ほのかちゃんは冬霞の時に本当に驚いた…!ものすごい気合を入れ直してきたのがビンビン伝わる感じでとってもかっこよくなっていました。今作ではさらに花男が濃くなっていると聞いているので東京が楽しみでなりません。

かりんちゃんもめぐりあいは相当頑張ったのだと感じました。既に男役としての熱い情熱を持っているあかぴーの2名に認められなければ、そして否が応でももっともっと若い頃から責任を負わなくてはならなかったこっちゃん・ありちゃんに努力が伝わらなければならないという、ちょっと考えただけでかなり過酷な状況で足掻いていることが分かりました。バウ主演とそれを越えた先が楽しみです。

コッティはついにポスター入りしたこと、下級生2人がすごい勢いで上がってきたのがプレッシャーだったのか、末っ子でマイペースな感じからオラオラ感を急に出してきたように感じます。あまりにも素の姿がふわふわすぎて、オラオラしてると無理してない?と不安になったりもするのですが笑、これから役の比重が大きくなることでどう化けるのかが期待です。

 

そして、これからどんな風に殻を剥いていくのかが楽しみな礼華はる・彩海せら・風色日向。

ぱるはなんだかあと少し殻を破るなにかがほしいところ、1期下に芝居上手の路線格がきたことによる焦りやプレッシャーが良い方に作用することを楽しみにします。

そしてそんなあみちゃんは爽やかにみえるもののあがちんの背中を追ってきたことによりかなり中は熱め。新公学年で組替えを経たスターは魅せ方や自立について早くから考えるのが強いので本公演に合流する次回作以降がとっても楽しみです!

上下に路線に囲まれたナニーロはやっぱりなにか一発ほしいところ。どうしても上が詰まっているので厳しい状況ですが、新体制がくるころには立派すぎてびっくりしちゃう!とかあったりして。

 

と、今回は路線ばかり書いていたら文字数が文字数なので、一旦ここで切りますが、いつか100〜102の別格候補たちについても書きたい!!

 

これから若手を卒業するアンダー100、まだまだ成長期!これからも楽しみです。

 

 

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イケコ作品で分かる"男役のゴール"

こんにちは

 

当ブログでは普段政治の話などは全くしないのですが、安倍元総理の銃殺事件があまりにもショックで…

安倍政権時代の政策等に対しての良し悪しは別として、日本と世界が大変な時期に努力して一線を引いた今、アドバイス等を挟みながらゆっくりしてほしいと思っていたところでした…。ご冥福をお祈り致します。

 

さて、先日は朝美絢をはじめとする雪組生95.97期が花組宝塚大劇場公演を観劇ということで、同期と元組子がきた柚香光・水美舞斗・永久輝せあがものすごくアピールしていたというレポを読みにやにやです。それと同時に、朝美絢・愛すみれがそれぞれ観劇できたということは、オデッセイチーム・大和路チームともに現在PCRは全員陰性ということですね!このまま幕が開きますように。

 

そして今、小池修一郎先生日経新聞で取り上げられ中。ポーの一族やグレートギャッツビーの思い出や思い入れを語っています。

そんな宝塚、そして日本ミュージカル界の巨匠・小池修一郎先生ですが、なにがすごいってイケコ作品にハズレはない!!ということ。

ほとんど輸入ものじゃーんとか言う方もいるかも分かりませんが、まず日本にそして宝塚ファンに受け入れやすい作品を海外の数多とある作品から見つけ出してくるだけですごいと私は思っています。

 

そしてもう1つ、どのイケコ作品が当たるかでそのトップスターの"男役のゴール"が分かると思っています。

もちろん退団会見で皆様が言うように、男役や芸事にゴールはありません。あくまでも、1つの男役としてのキャラの完成系がイケコ作品で分かるよねって意味でのゴールです。

 

例えばここ最近の歴代スターとイケコ作品をみていきますと、

明日海りお「エリザベート」「ポーの一族

龍真咲「PUCK」「1789」

珠城りょう「All for One」「エリザベート

早霧せいなるろうに剣心

望海風斗「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」

柚希礼音「ロミオとジュリエット」「オーシャンズ11」「眠らない男-ナポレオンボナパルト

紅ゆずる「スカーレットピンパーネル」

朝夏まなとエリザベート

 

作品の多いちえさんや、再演の多いエリザベートら別として、基本的にイケコ作品が代表作と言っても過言ではありませんし、

"極上の美"という歌詞がぴったりすぎるみりおエドガー

不器用で真っ直ぐで強いたまダルタニアン

顔も動きも全てが少年漫画のちぎ剣心

大人で渋くてかっこいいのに最後まで素直になれないだいもんヌードルス

とまあ、その人の魅力が1番出るキャラがあてがわれているわけです。

 

では今のトップスター達は?というと、

月城かなと「グレート・ギャッツビー」

礼真琴「ロミオとジュリエット

真風涼帆「オーシャンズ11」「NEVER SAY GOODBYE」

 

うん、分かりやすいですね。

大人の色気と恋の中に必死に燃える要素のあるれいこギャッツビー

少年と青年の狭間の爽やかさと熱量溢れることロミオ

余裕かましているところが魅力的だけれど大切なものには真っ直ぐ向き合うゆりかダニー&ジョルジュ

 

この3人の共通は全員再演イケコということ。既に2作品上演済かつ任期がかなり長くなっている真風涼帆は別としても、礼真琴・月城かなとにはこれから新作がくるかもしれません。そして既に代表作に値するはいからさんが通る、そして超大作となりそうな蒼穹の昴を控える柚香光・彩風咲奈にはどんな作品がくるでしょうか?

 

個人的には、

柚香光の魅力が出る役は、はいからさんやトプハのような、すごいかっこよくて軽めでモテモテなのに恋したら一直線でちょっと不器用という男性像かなと思います。と同時に、人ならざる者を演らせたら天下一品。そんな魅力のある作品がきたらいいなーと思っています!

月城かなとの魅力は、グレートギャッツビーに込められていると思いますが、大人の魅力の他にもヘタレで不器用という役を演じられるところも素晴らしい。ブロードウェイとかにありそうなサラリーマンものとかどうでしょうか?

彩風咲奈が最も映えるのはスーツにハットの悪。ワンスとか最高でしたよね。そういう作品こないかな!

礼真琴については任期前半はロミジュリにめぐりあいと少年色が強かったので、後半は柚希礼音のナポレオンよろしく、皇帝とか王様が栄華を極めて衰退していくところまでを描いた大作の新作を是非観たいです。

 

次の新作は宙組大劇場ですね、果たしてどんな作品が来るのか…?人事占い的にも目が離せません。

 

 

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歌劇・今年の残りの表紙は誰に??

こんにちは

 

宝塚内外含め続々と公演が中止になり悲しいです…自分も改めて感染対策をしないとと思う反面、これ以上マスクをつけて外を歩いたら熱中症で倒れてしまいそう…とも思い、ショーのお稽古をマスクしているジェンヌはすごいなと思いました。

 

最近忙しくて更新頻度が落ちていたのですが、久しぶりの人事考察です!

 

宝塚から発売される媒体で最もポピュラーな月刊誌・歌劇とGRAPH。

歌劇は歴史も長く、そして歌劇の表紙になれるのは毎年選ばれし12名のみというのがポイントです。(グラフは複数名表紙などあります)

 

歌劇やカレンダー等の媒体は基本的に退団後に掲載されることはありませんし、トップスターであればお披露目公演月や退団公演月に表紙になります。とはいえ、事前に何月掲載か分かっているカレンダーと違い歌劇は1ヶ月前に発表されるので人事予想に使うには向いていないのですが、歌劇の表紙は正2番手以上であるというのが絶対ルールなので、最近だと朝美絢(2021.12)・鳳月杏(2022.05)、そして水美舞斗(2022.07)が発売されたのが嬉しいですね!!本屋に並んでいるの美しかった〜おめでとうございます!!!みんな本公演で2番手羽根を背負った後の表紙です。

 

そしてもう1つ歌劇の表紙のルールは、表紙は年に1回ということです。

過去3年の表紙をみていきます。

 

2019

望海・芹香・美弥・轟・珠城・柚香・彩風・礼・真風・紅・明日海・月城

2020

真風・礼・柚香・芹香・真彩・珠城・彩風・瀬戸・月城・望海・愛月・トップ5名+

2021

真風・真彩・瀬戸・望海・礼・柚香・芹香・珠城・彩風・愛月・月城・朝美

 

この3年間をみて分かることは、基本はトップスター+2番手スターの10名が必ず掲載されること、そして残りの2ヶ月は、一部の娘役トップ・轟悠年内に体制変更があった場合の新2番手(2019月城・2021朝美)が表紙となります。

 

そこで2022年

月城・礼・彩風・星風・鳳月・芹香・水美

が1〜7月の表紙です。

ということは8〜12月で必ず年内に表紙になるのが、柚香・朝美・真風です。

そうすると、残り2ヶ月は誰に?となります。

 

まず1つ考えられるのが、

2020年12月号のパターンでトップスター5名が表紙を飾ること。12月はそれでいけても1ヶ月残ります。

めぐりあいの扱いをみるに、瀬央ゆりあが表紙にいきつくことは難しいでしょう。マイティもしっかり羽根を背負ってからの表紙登場でした。

 

今まで基本的に娘役は年に1人いるかいないかでしたが、今年は例外的に餞別も含め朝月希和が飾る可能性も0ではありません。通常であれば長期任期ではなかったので考えづらいですが、今在籍している中でまどち以外から選ぶなら彼女でしょう。

 

瀬央ゆりあ+暁千星・永久輝せあ+和希そらなんて変則的複数人も考えましたが、そうなれば桜木みなとも確実に入れたいところ。今度は月が足りません。

そしてもし正2番手でなくても表紙に入れるとすれば間違いなくずんちゃんだと思います。

 

とりあえず来月表紙が朝美絢であることが判明したので、この謎が解けるのは早くても1ヶ月後。

人事レース的にも表紙には今後とも注目です。

 

 

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