丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

月組お披露目公演決定!95期の上手な棲み分け

こんにちは

 

月城かなと・海乃美月お披露目公演が発表されました!!!

今夜、ロマンス劇場で」「FULL SWING!」のお芝居とショーの2本立てです!

私は映画見てないんですけどね、あらすじと映画版のポスター見るだけでぴったりすぎてワクワク止まりません…!!!本当にみんなが海れいこを楽しみに期待しているんだなとSNSの反応などをみても思いました。

また、月城×JAZZという絶対外さない組み合わせでのショーも楽しみです。

 

95期はこれだけ多くのスターを出しておきながら、それぞれの魅力が被らないことが良さの1つです。

 

その中でも現在トップについた柚香光・礼真琴・月城かなとは、それぞれがダンス・歌・芝居と、いわゆる3大実力のトップをそれぞれ担っているのが面白いですし、ビジュアルの系統も全然異なります。

 

そして3人の違いと、劇団がそれぞれに期待することの違いは、お披露目公演にものすごく現れていると思うんですよね!

 

まずは、礼真琴「眩耀の谷 / Ray」

「眩耀の谷」は、感じろ!系の舞台だったと思うのですが、星組パッション×歌とダンスという芸術という、細かい点よりもまずは組としての一体感と熱さ、そしてとにかく歌とダンスを楽しんでください!という感じでした。

「Ray」は、感想でも書きましたが礼真琴の礼真琴による礼真琴のためのショー。踊りまくる歌いまくる!!その姿はやはりさすがの体力モンスター!!!

 

というように、歌!ダンス!熱さ!!まるで体育会のような実力とやる気の世界です笑

 

劇団から求められている礼真琴率いる星組の魅力は、確実な実力とチーム力であると思います。

トップコンビの芸術点が高く、組カラーが熱い。それを上手く活かした魅せ方をしていると思います。実力が高くとも、明日海花組望海雪組とは違う体育会感と若々しさ。

今後5組の中でも実力派を担う組として、そして今までの実力派とは違う若さと熱さとエネルギッシュさを体現する新時代の象徴なのだと思います!

 

次に柚香光の「はいからさんが通る

礼真琴が歌・ダンスという"芸"を売るとしたら、柚香光は"夢"を売るスターだと思います。

少尉は本当に漫画から出てきたようなかっこよさで、観客みんなが現実世界を一時忘れ、世界観に没頭する。

 

はあ…かっこいい…となるような素敵な夢の世界を作り出すそれが柚香光率いる花組の魅力です。

また、水美舞斗・永久輝せあ・聖乃あすか夢の世界を作るプロがそろっているのも魅力的。もちろんどの組だって素敵なんですけど、花組の華やかさ・ビジュアルクウォリティの高さは、頭ひとつ抜けていると思います。

 

どれか「歌」「ダンス」などひとつを取り上げるのではなく、夢の空間を提供する。

それが花組の5組の中の役目だと思うのです。

また星組がチーム力だとしたら、花組は個人力だと思います。職人気質な月組とは違い、ジャニーズグループのような個人戦です。

それぞれみる人の好みにより、○○派というのが分かれ、個人個人に熱いファンがついている。でも舞台上でその人たちが一気に集まりグループとして活動したときに、熱量が最大になる。そんな組だと思います。

 

そして今夜、ロマンス劇場で / FULL SWING」の月城かなと。

礼が"芸・実力"柚香が"夢"を売るのであれば、月城かなとは"ロマン"だと思うんですよね。

他の2人が若々しさやフレッシュさエネルギッシュさを得意とする令和のスターだとすれば、れいこちゃんは良い意味で少し懐かしい昭和の香漂うスターだと感じます。

あの日あの時、良い風が吹いていたとノスタルジックになるような雰囲気。宝塚の王道や伝統を引き継ぐスターです。

お披露目ショーがジャズというのも象徴的。ジャズというのは音楽の中でも、明るさやかっこよさの裏にそこはかとない影や暗さがあるのが魅力。そんなドストレートなかっこよさではなく、ふとした時に見せる陰の表情がかっこいい組だと思うのです。これは同じく鳳月杏にも言えることですし、最近色気がグッと出てきた暁千星にも独特のオーラがある風間柚乃にも当てはまると思います。

そんな月城率いる月組がこれから楽しみですね…!

 

芸事の礼・夢を与える柚香・ロマン香る月城

それぞれが違う魅力で5組の中の役割を果たしていて面白いですし、これからの宝塚もますます楽しみです!!!

 

 

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TDS「Big Band Beat」は、ほぼ宝塚

こんにちは

 

星組ロミオとジュリエット宙組「夢千鳥」ライブ配信が決まりましたー!!

エリザガラコンも併せ、緊急事態宣言中はライブ配信だらけ。政府や知事の無責任で何もしない言葉だけのメッセージよりも、よっぽどステイホーム効果あると思います。

 

そして退団公演初日に向けて、日々情報を更新している月組5組は平等といえど退団公演は特別。雪組退団公演も無事完走できたことですし、どうか月組も完走できますように。

キャストボイスがなぜが2人で1つのちなれいこ尊い

中村A先生、「I'll BE BACK」好きすぎないか…?それ「ESTRELLAS」でもやったばっかやん。しかも礼真琴が誰にも真似できないような超絶技巧の歌とダンスした後に、同期で歌ダンスよりも芝居が得意な月城かなとに振るとか厳しいことするじゃん…って。楽しみにしますけども!

 

先日なんとかチケットを取って東京ディズニーシーに行きました!

再開した「BIG BAND BEAT」を観に行ったのですが、これは…!宝塚だ…!!となりました笑

 

コロナ以前に観に行った際、ミッキーが競り上がりした際につい拍手をしてしまい(トップさん競り上がりで拍手が身に染み付いていた…)周りから、え?という目で見られた恥ずかしい経験がありましたので、ここは宝塚ではない…!ミッキーは概念的にはトップスターで合っているけど、トップスターではないんだ!と今回は心して観たわけです。笑

 

ところが、幕が開いてピンスポが当たり振り向いたミッキーに大拍手!!私のトップスター扱いが正解だったのか!!!となって、一緒に拍手しました。

どこの劇場にも仕込まれたファンはいるもんだな…と。宝塚でも初日なのに既に手拍子のタイミングが完璧な方けっこういらっしゃるじゃないですか。それと一緒でリニューアルされたばかりのBBB、しかも簡単には取れないTDSのチケットを取って観に来ているわけですから、年パスで毎日観ています!という方は紛れていないはずなのに、手拍子とか拍手とか完璧な人が一定数いるんですよね〜

 

楽曲も、「It don't  mean a thing」や「Sing, Sing, Sing」など宝塚でもお馴染みの曲ばかり。

シングシングシングは、私の頭の中では完全にGOLDEN JAZZの声で流れます。大好きなんですあのショー。

 

ミッキーもミニーもタップダンスするんですけど、あの足の大きさでタップ踏む(実際に音を鳴らしているのは周りのダンサーで、踏んでいるフリなだけですが)ことは、すごいな〜と感心して観てしまいました。

そして相変わらずのミッキーマウスのドラム!本当にすごいです。

なんでもできるミッキーはやっぱりトップスターでした。

 

ミッキー・ミニーの早替わりってどうやってるんですかね…?1人で着替えられるような感じしないんですけど…その辺りも気になります笑

ミッキーの燕尾や、ミニーは琥珀色のシャロンみたいなドレスも着ていて、とても素敵でした。

 

そして印象的だったのは、ダンサーの方々

オリエンタルランドのダンサー達は、最初の緊急事態が解けた際にショーやパレードは再開できないとなって、ダンサーとして休んだままで給料を減らすか、アトラクションやレストランスタッフに転職するか、早期退職を選ぶか迫られたそう。ニュースで見た気がします。

 

ディズニー自体は昨年の7月から再開しましたが、BBBは4/1〜。未だにパレードはなく、定期的にキャラクターグリーティングはあるものの、パレードに出ていた人間役(?)の方々の出番はありませんでした。

1年3ヶ月以上ぶりの舞台でのダンス。本当に眩しいくらいの笑顔で踊っていました。

実力ももちろん確かなもので、揃ったタップにダンス。素晴らしかったです。満席とはいかないけれど、たくさんの人が彼らのダンスを観ることが叶って本当に良かったと思います。

 

BBBは抽選で席が決まるのですが、同じグループの人は隣同士、他のグループとは1席空けて座席が指定されます。

抽選は、ディズニーのアプリで行い一瞬で結果がでるのですが、これすごいですね!!!!

全員を1席空けにするよりも、この方が空席率も低く済みます。

どういう仕組みなのか分からないのですが、これをどんどん色んなところに導入して欲しいな〜と思いました。

 

どうか、舞台芸術がその火を消すことなくまた再開できますように…!

 

 

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星ロミジュリは"純愛"ではないと思う話

こんにちは

 

宝塚の幕が閉まってしまいました…花組レポ読んでいるだけで涙出ました…。

 

ロミオとジュリエット、私は2回分のチケットが紙切れと化しました。そしてどうにか公演再開しその期間のチケットをどこかで入手しない限り、もう生では観れないです。

そのため、Aパターンを観てから書こうと思っていたメインキャストの感想を書かずにおりました。しかも感想というのは、日が経てば経つほど記憶が薄れてしまって書けなくなってしまうんです。さらに今回はBキャストはこれで最後だけど共通キャストはあと2回観れると思っておりましたので、トップコンビよりも愛ちゃん・あかさんに注目していたんですね。

ということで日にちも経ってしまい、特別注目して観ていたわけではないのでもう私はロミジュリのキャスト別感想が書けないわけです。

 

ただもう観劇の望みが薄いので、2021星組版「ロミオとジュリエット」の礼真琴ロミオと舞空瞳ジュリエットの感想を書いておこうと思います!

 

なんといってもフレッシュ!!現在23歳の私からみて、ちゃんと16歳のジュリエットと18歳くらい?のロミオにみえました。

そしてNOSなどでも言っていたように、ジュリエットが話を動かすロミジュリだったと思います。気の強そうな頭のきれるジュリエット像は新しく、私は好きでした。

でもだからこそ、純愛には見えなかったんですよね。こんな意見言ってるのブログやSNSでみないので、そんなこと言うの嫌だ!と思ったらここで読むのをやめてください。

なんていうか切羽詰まった美人に振り回された原石系イケメンみたいな感じでした笑

 

ロミオもジュリエットも恋に恋し運命の人を待ち続けていたのは同じ。でもロミオは本気で"いつか"と思っていたのに対し、ジュリエットは"明日の仮面舞踏会で"とパリスとの婚約を成立させないために運命の日は一点張りでした。

だからロミオは仮面舞踏会にはお友達が悪さしないように見張りにきただけで、たまたま困っている子がいたから助けただけ。そしたらえらい美人じゃないか!誰だこの子は?!となったわけです。

ジュリエットは、もうこの仮面舞踏会で運命の人見つけるために必死ですから、パリスから逃げるし、もともとその運命の人の候補から外れていたティボルトは眼中にないしでたまたまぶつかったロミオにイケる!!と確信してグッと近寄った感じしたんですよね笑

あれ多分ぶつかったのがベンヴォーリオだったら、少しシャイだけど優しくて強い姿にいける!と思って「ベンヴォーリオとジュリエット」になっていたと思うし、マーキューシオだったら遊ばれているうちにお互い本気になってしまう漫画のような「マーキューシオとジュリエット」になっていたと思うんですよ笑

しかもパリスとの結婚がなければあそこまで逃げる必要もなく、誰かとぶつかっても、すみません〜くらいで終わっていたと思います笑

たしかにぶつかったのは運命だったかもしれないんですけど、恋に発展したのはジュリエットが切羽詰まってこの人なら助けてくれるかも!と判断し都合良く使ったからではないでしょうか。

 

きっとロミオは頼ってくれたジュリエットに対して最初から運命の恋人って思ってた気がします。

でもジュリエットは、運命の恋人というよりはこの人なら"運命の恋人役"になってくれるかもという、とにかくパリスと結婚したくない一心でパリス以外の誰かを探していて当たったのがロミオだったのかなあ…なんて。

「ばあや!あの人の名前を聞いてきて!」も「なぜあなたはロミオなの」も、運命の恋というよりはこのチャンスを逃したら私はパリスと結婚させられるという強迫観念からの唯一の希望の光からだと感じました。ひっとんジュリエットはすごく気が強くて、だから夢に恋しているよりも現実主義者な感じがしたんです。

 

ただファーストキスだったし思ったよりイケメンだしテンション上がって、初彼氏!!!みたいなノリでロミオとは結婚しちゃったのかなって感じです笑

でもナイチンゲールの場面くらいではちゃんと心からロミオを愛していたと思います。

「私の夫がティボルトを殺すなんて…」という台詞は「私の人生がこんな無茶苦茶になるはずなんて…」という意味で、その気の強さゆえのプライドの高さから、傷ついた勢いで死んでしまったのかなと感じました。愛ゆえに死ぬというよりも、1人の女性1人の人間としてのプライドを持って死ぬジュリエットです。

 

その反面ロミオは、夢に夢見て恋に恋してふわふわしちゃう。男らしさよりも可愛さや母性本能をくすぐる系でした。俳優で言うと千葉雄大や志尊淳のような魅力です。

だから「結婚しよう!」も、男として覚悟を決めたというよりはテンション上がってつい言ってしまった…!という感じで、その覚悟の無さが子どもぽく若々しさを演出していたと思います。

なので今まであまり思ったことなかったのですが2幕なんて、おいロミオ!しっかりしろよ!!お前は馬鹿か?!と声かけたくなっちゃう感じでした笑

 

夢みるゆるふわロミオ×気が強い現実主義者ジュリエットというのが新しく、その塩梅がうまいからこそフレッシュに見え、この2人にしかきっとできないロミジュリであり、ロミオとジュリエット」の1つの正解だったのだと思います。ただ、あくまでもこのロミジュリはお手本ではなく、1つの正解だと思うのです。誰がやってもこうなったら面白くないなと。

 

そしてこの考察を書いていて、1つ思っなんですけど、パリスって本当にまぬけで気取り屋なのか?という疑問。間抜けで気取り屋を演じているような気がしちゃうんですよね。

だって、ティボルトのお悔やみにくるのに、その理由となるロミオとジュリエットの結婚を知らないわけないじゃないですか。

頭の良すぎる金持ちは消される。だからこそ間抜けを演じていたのかも…なんて思ったり。

パリスがどうしてジュリエットに目をつけたのかは不明ですが、なこジュリエットと実はキレ者のパリスが2人で本音で話し合ったら…ヴェローナ1のキレ者やり手夫婦になっていたかもしれないですね…!そんなサイドストーリー存在しませんか?笑

 

そんな印象を抱いた礼真琴・舞空瞳のロミオとジュリエットでした。

ジュリエットの思いが渦巻きすぎて、純愛ではないけれど、これはこれで1つの正解であり、これが2021星組のロミジュリだと思います。

 

「死」がヴェローナを弄び、ジュリエットがロミオを転がす

そんな面白いロミジュリでした。

 

批判・否定もあると思いますが、あくまで一意見です!

 

 

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「エリザガラコン '14花組」感想

こんばんは

 

4/26〜5/11の宝塚およびその他ほぼ全ての演劇の中止が決まりました。

私はこの期間にロミジュリAパターンのチケットを2回分持っていましたので、本当に悔しさと寂しさとぽっかり空いた虚無感と言葉にできない気持ちでいっぱいです。

ただ最も悔しく悲しい気持ちなのは、華優希・瀬戸かずやはじめとする花組退団者とそのファンだと思います。千穐楽は無観客ライブ配信に。満席の劇場で送り出してあげたかったです…。今までどんな状況であれ、退団者はしっかり送り出した宝塚。きっと劇団もすごく苦渋の決断だったのだな…と思います。

退団者とそのファンの方々が、どうか満足いく幸せな卒業を迎えられますように。心から祈ります。

 

さて、そんなモヤモヤした気持ちでしたが昨日はエリザベートTAKARAZUKA25周年ガラコンサート 2014花組バージョン」ライブ配信でした!こちらを配信観劇しました。

 

今さら物語に対して言うことはないので笑、早速キャスト別です!

 

トート : 明日海りお

ちょっと全体的にテンション高めな閣下でしたね!笑 すっごく楽しそうでした!!

ご自分では"偽タカラジェンヌ"と言っていますが全然現役でした!やっぱり明日海りおはすごいと、上手く説明はできませんが感じました。

歌の伸びも素晴らしかったですし、黄泉の帝王としての色気もはんぱないですし、もうとにかく素晴らしかったんです…!!!最後のダンスの「俺〜だぁあああ〜〜〜」が特に絶品でした。

女優姿も素敵ですが、男役は生き生きしていて本当に観てよかったな…と思いました。

休演ニュース辛かったけれど、ガラコン観ている間は心から幸せでした。

 

エリザベート(シシィ) : 花乃まりあ

かのちゃん…よく頑張ったよおおおおと感涙しそうになりました。演技が細くてとても上手なシシィでした。私だけにの高音もとても綺麗でした。

昇天の場面では、トートに迎えられるシシィが、明日海りおに認めてもらった花乃まりあという風に重なってみえて、良かった…となりました。

現役の時はどちらかといえば正直人気も低く、みりかのコンビはそこまで仲良さそうでもなく、かのちゃんも必死に努力していたものの求められているレベルが高すぎて認められていないという雰囲気が最後まであったので、今回の共演はどうだろうかと思ったのですが、やっとファンにもみりおちゃんにも認めてもらえる姿がみれて、心から良かったと思いました。

 

フランツ・ヨーゼフ : 北翔海莉

包容力がすごい!風ちゃんじゃないですが、みちこフランツのダメなところが見つからない。あんな子犬みたいな顔と奥深い歌声聴いたら扉開けちゃう。あ、唆されたとはいえ浮気はよくないですね。

フランツは史実でも苦悩の人なわけですが、"国父"と言われ国民から愛されていたこともあって、そんな史実を感じさせる本人はたくさん苦労しつつも包容力で国を守ってきたフランツでした。映像でみた2014もそうだったのですが、今回は母になったからか包容力が増していたような気がしました。

相変わらずお手本のような素晴らしい歌声が心に染み渡りました。包み込むような歌声ももちろんですが、最終答弁の場面でのバッチバチのトート閣下とのバトルは必見ならぬ必聴でした!!

 

ルイジ・ルキーニ : 望海風斗

退団公演では首元が詰まった衣装やターバンだったので、こうして首元がガッツリ開くと、ものすごくお痩せになられたのだと驚きました。一時期よりはふんわりしてきたお2人に比べ、退団したてなのでガリガリ度が目立っていたような…これからまた少し良い意味で太られるといいなと思います。

10日前までベートーヴェンだった?!というくらいしっかりルキーニでした。身に染みているんですかね。歌の歌い方や色気の出し方などが本公演より自由というか、これがトップ3人が集まるとそれぞれがここまで自由に表現しつつ調和するのか…!と思いました。

伸び伸び演じられていてお元気そうで良かったです!

 

ルドルフ : 蒼羽りく

前から見たら後ろで髪の毛を束ねているなんて全く分からないほどの現役かのような綺麗なリーゼント…!笑

16宙組は当時2回観たのですが、あっきー・ずんちゃんで観たのと映像がずんちゃんなので実はお初の拝見でした!

周りに煽てられ、純粋だからこそ期待と責任を背負って辛くなってしまった…という感じでした。

ロイヤル感と溢れ出る優しさがみちこフランツの息子としての説得力がすごかったです!

私が今までまたルドルフの中で最も心優しそうなルドルフでした。

 

純也ちとせゾフィーをはじめ他のキャストは、5/1配信予定の2016宙組バージョンもありますので、それを観終わってから書こうと思います!

 

きっとそれぞれが、花組星組宙組の後輩たちが直面している公演中止にすごく心を痛めているでしょう。その中で自分の公演ができない悔しさと後輩たちへの悔しさと、でもせっかくお客様と配信で観てもらっているからこの時間だけは楽しんでもらおうという独特な気迫に包まれた公演でした。

 

 

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いつか観たい「95期エリザガラコン」

こんにちは

 

緊急事態宣言が出されます。果たして兵庫県と東京都にある宝塚はどうするのでしょうか…

4/25以降は追って連絡なようですね……

私はロミジュリのチケットを持っていますので、もう本当に中止しないでほしいと個人的には願っているのですが…

というか大型施設への補助金20万ってなめてるのかな?百貨店の売上げをなんだと思ってるのかな?宝塚で言ったらSS席16人分だけでその金額いくけど、よくその金額で要請する気になったな!!!と怒りでいっぱいなのですが。。。

 

中止の危機ではありますが、新しい公演の発表までしています!

みんな大好き風間柚乃、バウ主演おめでとうございます!!!!

谷正純先生の重そうなストーリーがおだちんにぴったりで期待値爆上がりでございます!!!

聖乃あすかも主演したことですので、近いうちとは思っていたので驚きはしませんでしたが、題材と本人がぴったりで、やっっときた主演…!という感じで、想像以上に喜んでいる自分がいます。

この調子で極美慎もバウ主演できるのか、綺城ひか理・天華えまにブロックされてしまうのか気になりますね。

 

さて現在エリザベート 宝塚25周年ガラコンサート」の真っ最中。昨日はついに望海風斗も登場し、大盛り上がりです。チケットはさすがに取れなかったもののライブ配信を楽しみにしております。こちらも中止にならないといいな…なんて言ったって望海トート×明日海シシィのスペシャルバージョンが5/5ですからね。

 

今回のガラコンは、歴代キャストも勿論ながら、最近退団したばかりの89期生たちの夢の共演というのが1つの目玉です。

残念ながら、シシィを演じた凪七瑠海花組公演中、フランツを演じた美弥るりかは自分の舞台があり出演せず、全員集合!とはなりませんでしたが、それでも明日海りお・望海風斗・七海ひろき・夢咲ねね・純也ちとせと豪華な顔ぶれです。

 

きっと次開催されるのは5年後。その時には2018年月組バージョンが再演されるのでしょうか。

5年後となればリアルな話、柚香光・月城かなとは退団しているでしょうし、長期と言われる礼真琴もこれからどうなるかまだ分からない朝美絢桜木みなと"退団直後"くらいになっている可能性があります。

退団はしてほしくないけれど…いつかはくることなので…そうなったとしてももしかしたらエリザ30周年には95期夢の共演が観られるかもと思うと少しワクワクします…!

という事で、勝手に5年後もしくは10年後を妄想します笑

 

私としてはやはり柚香光・星風まどかで「エリザベートやると思うんですよね。

もちろん水美フランツ・永久輝ルキーニ・聖乃ルドルフですよ!

ということでこれが上演されたであろうという程です。笑

 

95期エリザベート Aチーム

トート : 柚香光

シシィ : 実咲凜音

フランツ : 水美舞斗

ルキーニ : 月城かなと

ルドルフ : 桜木みなと

マックス : 輝月ゆうま(専科より特別出演)

マダムヴォルフ : 伶美うらら

 

全て本公演キャストで固めてみました!!ゆずか×みさき×みなみというのが花組下級生時代の仲間で固めたのが、こちらのバージョンのシシィがみりおんな理由です笑

ゾフィーは経験者がいないので、決められなかったのですが、あえての妃海風や、もし退団していたとしたら晴音アキ、あとはミュージカルで活躍中の彩花まりもいいなーなんて思ったり。

自分で妄想しておいてですが、ビジュアルクウォリティ高すぎてさすがです。

 

95期エリザベート Bチーム

トート : 礼真琴

シシィ : 愛希れいか

フランツ : 月城かなと

ルキーニ : 水美舞斗

ルドルフ : 柚香光

マックス : 輝月ゆうま(専科より特別出演)

マダムヴォルフ :伶美うらら

 

だいもんだってトート経験ないけど熱い声にお応えして今回やるので、こっちゃんにだって熱い声が集まるはず…!という期待を込めたトートです。おそらく本公演では回ってこないと思うんですよね。というか星組エリザベート役者が回ってこなかったので、宝塚時代に1回も出ないで終わりそうですよね。

ことちゃぴの「私が踊る時」聞きたくないですか?!そしてちゃぴれいこの幻の同期夫婦復活。あの幻の公演どこかに映像残ってないのかなー?

新人公演ルキーニのマイティに、本公演ルドルフのれいちゃん。ABダブルで楽しめる花組勢です。

 

そんな感じで妄想してみました笑

 

まずは、星組ロミオとジュリエット花組アウグストゥス / Cool Beast宙組「夢千鳥」エリザベートガラコンサート」そしてその他のたくさんの舞台がなんとか続きますように…!!

 

 

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「宝塚」ボタンがポチッとできた件!!

こんばんは

 

いきなりですが、私はブログをアプリから書いております。

 

そしてずっと他の方のブログのように宝塚のボタンを押せるようにしたかったのですが、自分の記事をアプリからでは押せず…

致し方なく、🌟を押してくださいってお願いしてたんですけど、この🌟ってはてなブログのアカウント持ってないと押せないのでなかなかって感じだったんですね。

 

それがなんと、たまたま自分の記事が検索から出てきて試しに押してみたら押せたんです!!!!

え!!アプリから押せないだけでもしかしてずっとブラウザでは押せたのでは…?!?!となり軽くショックを受けました笑

 

ありがたいことにたくさんの方がこのブログを読んでくださっているようなので、今度からは是非「宝塚」のボタンをクリックしてください!!!

過去記事のコメントをなおすつもりはありませんが、もちろん過去記事からのクリックも大歓迎です〜!!!

 

これからもどうぞよろしくお願い致します!

 

 

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星組「ロミオとジュリエット」B日程 キャスト別感想

こんばんは

 

昨日は久々のロミジュリ考に文字数を使いすぎてしまい、キャスト別にいきつかなかったので、本日はキャスト別感想を書きます!

ありがたいことにA日程も観られるので、ロミオはじめAB共通キャストは、後日Aもみてからにしたいと思います。

 

前記事でも書きましたが、2021ロミジュリB日程の全体的感想は、死に転がされる不器用な青年たちという感じ。でも死は支配するのではなく、遊び場・餌場にヴェローナを選んだだけという感じでした。これは多分愛ちゃんの死だからこその感じ方だと思います。

 

死 : 愛月ひかる

噂には聞いていましたが、本当に本当にすごかった!!!というか、めちゃめちゃ怖かった。

死って今までは演じてきたメンバー的にも若手の登竜門という感じでしたが、愛ちゃんが演じたらちゃんと2番手役にみえたというくらい存在感が出ていたのが流石でした。恐ろしや。

 

死は基本的には無表情でヴェローナの民たちを見つめていて感情の動きはほとんどなく、誰かが死ぬその瞬間まで微動だにしないのに、死ぬ瞬間に手を伸ばしてフッと魂を掴み満足そうに食べていました。

えええまじで怖ぁぁあああってなりましたとも笑

分かりやすいのはマーキューシオの死の場面。倒れたマーキューシオを囲むモンタギューの青年たちを少しだけ離れたところから無表情で見つめ、あの感動的な死ぬ場面でも微動だにしない。ただ死ぬ直前の瞬間に手を伸ばして魂食べてました。

 

あと個人的に印象的だったのは、「世界の王」の場面で気付いたら立っていたこと…!

世界の王ってロミジュリの中でも1番明るく勢いのある幸せな場面のはずなのに、気付いたら少し離れたところに立っている死が、この若気の勢いがそのまま死に繋がっていくことを示唆しているようでゾワッとしました。

 

ロミオとジュリエットが死ぬ場面で、とても満足そうに笑っていたのもすごく残っています。

ヴェローナの1番美味しいの食べちゃった〜楽しかった〜て感じで笑ってたんです…。

そしてその後に両家が手を取り合い始めてからものすごく不服そうな顔されていました。

最後は愛と一緒にロミジュリの後ろに立つわけですが、愛を見つけたとか愛を受け入れたとかには私には見えなくて。不服だけどヴェローナでは楽しんだから愛に譲ってやるよみたいに見えました。

 

兎にも角にも噂以上の素晴らしい愛ちゃんの死でした。観れて良かった…!!

 

ティボルト : 瀬央ゆりあ

「本当の俺じゃない」で歌っていたような純粋な子どもだったんだろうなというようなティボルトでした。

本当はモンタギューみたいに仲間欲しかったんだろうな…と感じました。ジュリエットに兄弟がいれば、ジュリエットに好きだと言えて女とはいえあの気の強いジュリエットと分かり合えてキャピュレットの未来を語り合えていれば、なんてタラレバ言いたくなるようなティボルトでした。

そして一人ぼっちだからこそ、叔父叔母からのプレッシャーやキャピュレットのみんなからの憧れで追い詰めてしまったが故の尖り方だったのかなという感じで、せお本人の優しさや役に対するプレッシャーが良い意味でティボルトに反映されているような役作りでした。ロミオに殺意ほどの怒りを抱いたのは、そんな1人で思い詰めているところに仲間にも恵まれたロミオが、唯一の心の拠り所ジュリエットまで取り去っていって我慢の限界がきてしまったんだろうな…可哀想なティボルト…となるような同情を誘うティボルトでした!そういう意味では狂気には少し欠けるのかも?

 

ベンヴォーリオ : 綺城ひか理

最高でした。たしかに愛ちゃんの死も良かったんですけど、あかさんのベンヴォーリオを観れてB日程を観に行って本当に良かったと思いました。

 

歌が上手いらしいことも知っていたものの実際あんまり聞いたことないしな〜と思っていて、オーラや存在感の出し方もあと一歩なんだけど殻を破る何かが欲しい…と思っていましたが、今回のベンヴォーリオこそがその時だったと感じました!!

「どうやって伝えよう」をはじめとした他の曲もものすっっっごく上手でしたし、メロディの中に優しや感情がしっかりのっていて素晴らしかったです。

2幕の喧嘩の場面では、喧嘩の中で唯一ロミオの声に気付き、心変わりしていく様がすごく丁寧に演じられていて、ちゃんと観客の目を引くように存在感が出されていました。

 

本当に素晴らしいベンヴォーリオでした。ぴったりでした。この時を待っていたんだなと思いました。観ることができてよかったです。

できればベンヴォーリオの本命にして欲しいと思いました…笑

 

ロミオ・ベンヴォーリオ・マーキューシオのバランスが非常に良かったのも言及しておきたいところです。珠城・輝月・朝美のバランスに似ていました。

 

マーキューシオ : 天華えま

尖ってましたね〜!眉毛に剃り込みまで入れたあたり相当尖ってるなこいつって感じだったんですけど、心が子どものままで夢みがちなロミオと大人で心優しく正義感強いベンヴォーリオとのバランスが、思春期で反抗期で尖っているマーキューシオで取れていて良かったです。

 

熱くて仲間思いで、それゆえに尖っているマーキューシオは、星組生え抜きならではの熱さと仲間への気持ちが上手く出ていて、星組ロミジュリっぽいマーキューシオでした。

 

歌はロミオとベンヴォーリオに比べて劣る部分があるので課題なのかなって思いました。

 

パリス : 極美慎

まぬけで気取り屋。でもイケメンじゃないですか?!馬鹿だけど、あれが可愛いな〜て思ちゃったらもういいと思うんです笑

ジュリエットも見知らぬ人と結婚は嫌だっただろうけど、もう少し時間をかけて出会えてたら違ったりして…?気が強そうなジュリエットでしたので、母性本能わくかも?!

綺麗なお顔がパリスのロイヤル感をマシマシにしていましたし、歌も演技も良かったと思います!

フィナーレでピンク?紫?の髪まとめたところがかっこよすぎました。

 

ヴェローナ大公 : 遥斗勇帆

歌も演技も立派でした!!が、マーキューシオの叔父には年齢的に見えないというか、やはり両家のお父様の方が強そうで、最近大公になられたのかな?て感じでした。

やはりどの大公みても思うのが、輝月ゆうま最強説ですよね笑 研4(今で言えばなんと103期!)であの貫禄すごすぎました。

 

愛 : 希沙薫

ごめんなさい…私さ、死をオペラで追いかけすぎて、全然愛をみれてないんです。

せり上がりしてきたところしか見てませんでした、すみません!!!

最初のリフトすごかったです

 

またAパターンみるのを楽しみにしたいと思います!

 

 

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