丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

星組「ME AND MY GIRL」観劇感想②

こんにちは

 

もう博多座もバウも千穐楽が終わってしまい、RRRの集合日もきました…ということは長いと思っていた礼真琴のおやすみも終わってしまったのですね。早かった…。花月が卒業発表し、雪にフラグが立ちまくり、宙がこの状況なので、星のトップである礼さんの肩に乗るものはさらに重いものかもしれませんが、無理なく健康に輝いてほしいと願います。

 

さて、ミーマイのキャスト別をさくさく書いていきますよ!

 

ジョン卿 : 水美舞斗

花組時代にこのタイプの役もやっていたからかイケオジだってお手のもの。英国紳士ならではの気品にあふれ、マリアに対する慈愛ともはや好きなことが当たり前すぎて一杯食わせたいとすら思ってしまう可愛らしさが魅力的。マリアや一家だけでなくもうイギリス中を包んでしまうのではないかという包容力と余裕も素晴らしかったです。

ありちゃんビルは一所懸命だし、マリアも目の前のことに頑固だし、という中でジョンのみせる余裕みたいなものがとっても素敵にみえるように演技していたのが温かくてよかったです。

 

ジョン卿 : 暁千星

圧倒的少年的魅力をもつ中でどうするのか?と思ったら意外にも綺麗に大人にまとめてきて、やっぱり何でもできるものなのか…と思いましたね。

ジョン卿がどうして30年も片想いしてしまったのか分かるような少し気が小さくて、紳士というより真摯でとっても温かいジョンで、ビルが時計を盗みにこない時の顔はまさに大型老犬でそれはそれできゅんなのでした。

 

マリア公爵夫人 : 小桜ほのか

上手い、演技と歌も完璧そのもの。これこそミーマイの描いたマリアの手本だし、海外ミュージカルの求める歌唱力だと思いました。

頑固だし口うるさいけどどこか憎めない可愛らしさがあって、マリアはマリアなりに一所懸命生きていることが伝わってきて、ジョン卿が惚れるのも、なんだかんだビルが懐くのもわかる温かいマリアでした。

 

ジャックリーン(ジャッキー) : 極美慎

でかい。めちゃめちゃでかい。お屋敷で1番。ただとんでもなく可愛い。とにかく顔が良くてスタイルが良くてスクールカーストでは1番上に絶対いたのに勉強の成績は悪いんだろうな…というお嬢様ゆえの抜け方も可愛いし、わがままかと思ったら老人には優しいのもなんかちょっとずるい。そして第一声が思ったより低かった笑

演技とかではなく本人の素質なのか、あんなにやりたい放題でもなぜジェラルドがずっと好きなのかわかるような愛らしさが素敵でした。

たぶんこのジャッキーは自分がサリーにした意地悪なんて全部忘れて、ケロッと友達になろうとするし、サリーもジャッキの素直さに友達になってしまうと思いました笑

 

ジェラルド : 天華えま

「働くって?この僕がぁ?!」のセリフをあそこまで違和感なく嫌味なく言えるあたりがさすが。ジャッキーを一途に本当に好きなんだなって伝わる一所懸命なフォローが健気で可愛らしいのに、幕が閉まってフィナーレがはじまる瞬間に"男役・天華えま"に戻るギャップが最高です。

あと個人的には両方のビルにすごく可愛がられている感じがあって、半分遊ばれてるけど舞台上でとっても楽しそうな絡みをしていて、でももちろんそこでもジェラルドのポンコツだけど良いやつっていうのが出てるのも良かったです。

この作品に出れたということが卒業を後押ししてしまったのではないか…と今となっては思いますが、憧れの作品に出れることほど幸せなことはないので!!最後まで応援します。

 

セドリック・パーチェスター : ひろ香祐

何をやらせても安定の実力。パーチェスターは目立とうと思えばもっと目立てるのですが丁度いい塩梅で演じているあたりもさすがだなと。面白くないとダメ、でもやりすぎたらうるさくなることを理解して絶妙なところでまとめてきたことに私は感動しました!個人的には水美舞斗との同期の絡みも、良いツーショットがみれた!!という感じでした。グミ食べさせられてるとこが最高にキュートです。

 

次回は月組「フリューゲル / 万華鏡百景色」の感想を書きます。

 

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