こんにちは
真彩希帆さん&生田先生、ご結婚おめでとうございます!!!きぃちゃんがちゃんと外部ドンジュアンの後からお付き合い始めて2年…と書いてくれたおかげで、ひかりふる〜だったらどうしよう…という懸念が消えてよかった笑
さて雪組「双曲線上のカルテ」を観劇してきました。
正直1幕は、役もわりかし少なく時代背景も特別今絶対やる必要のある感じもしないし、というかなんか微妙に古いし柴田先生くらいまで古くなればもはや芸術だが絶妙な古さ…夢千鳥とも大和路とも若干キャラも被るし、悪い作品ではないけどなぜ?と思っていたのですが、最後に裸足ダンスのためだったかあ!!!となりましたね。
和希そらの演じる罪な男なフェルナンド先生。たしかに数多くの女性と遊んでいるし、それは死への不安を紛らわすためといえば許されることではないと思います。でも、1人1人に対してちゃんと真剣だったのではないかな?と思わせるところがずるいですよね。特に野々花ひまり演じるクラリーチェ、もう恋情はないにしても一度大切に思った人のことは大切だからこそ、腕の傷を何度も確認してくれたんだと思います。
クラリーチェはわがままさゆえにモニカを傷つけてしまうものの、本人は性悪などではなく病院のことやフェルナンド、ランベルト、父や母のことをちゃんと冷静にとらえられる頭の良さがあり、一時はフェルナンドが惹かれただけの魅力があるのだなと思わせるところが上手いなと思いました。
ヒロインのモニカ演じた華純沙那。自然な演技と花總まり風の綺麗め和顔、そしてフェルナンドのセリフに「君は薔薇よりひまわりが似合う」とあるのが首がもげるほど頷きたくなるぱっとした明るさと良い意味での少女感。他の路線娘役とは被らない魅力があります。歌もダンスも上手いですがなにより芝居が絶品。フェルナンドが数多の女からモニカを選ぶのがわかる純粋さと強さがしっかり描かれ、でも癖もなくくどくないという塩梅も見事。モニカの透明感があるほどこの話は悲しくなるのでその点も本当に素晴らしかったです。
ランベルト先生の縣千。本人の持つまっすぐなパワーと真面目さがぴったりランベルトとあってハマり役でしたね。個人的にはランベルト先生の白衣姿があまりにもかっこよくて拝みたくなるほど。こういう役がハマるのは分かっているので違うタイプもみたいとも思いますが、何をやっても良くも悪くも縣になるというところはあるので、100期が殻を破り始めた最近、来年頃がその時かな…と見守り続けます。
桜路薫・杏野このみ演じるチェーザレとボーナの夫婦。自分が死に向かう恐怖、愛する人が死に向かう恐怖という体現が凄まじく、この夫婦が死に対して抱く恐怖がしっかり描かれるからこそ、フェルナンドは自分が死ぬこととモニカを残すことに恐怖を抱くわけで、そこの説得力はさすがなものでした。
夏美よう・五峰亜季の夫婦。あの院長は女好き間違いないだろ!という色気と、院長妻は明るく目先のことだけ考えているようで、娘の命のためなら隠し子を責めることもしない(隠していたわけではなく知らなかったのですが)懐の大きさというか物分かりの良さが、やっぱりこの人も院長の娘として育ったから命より大切なものはないと知っているんだなというところがさすがだなと思い、この母あってこそ娘も聡明なのかもしれないと感じました。
とはいえさすがに希良々うみが元恋人の同世代にみえるのには無理があり。すっかり若い愛人だと思ってたからびっくりだし、咲城けいの息子もさすがに大きすぎて姉さんが限界では?となってしまった。これは初演と同じ役を是非にとした結果なので仕方ありませんが。息子が良い人すぎて最後まで謎に疑ってしまったごめんよ笑 と思ったけどSNSみたら同じ人たくさんいた笑
最後に久城あすのレントゲン技師。フェルナンドの病気に気付かないのは技師としてどうよ?というのは別として、あのリアル感やばいっすね。TBS医療ドラマから出てきたの?というような嘘っぽいリアル感がたまらない。腕まくり最高でした。
遅くなりましたがなんとか書けた!
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