丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

宙組「High&Low / Capricciosa」感想

こんにちは!

 

観てきました宙組公演「High&Low / Capricciosa」

なんかもう2幕ともすんごい勢いで笑、ワーーーって思って口ぽっかーんってしてたら終わってるみたいな作品でした。

まあそんな感じで終始圧倒されて終わってしまったので笑、すごく薄ーーーーーーい感想ですが、記録として書いていきます。(よってキャスト別はなしです)

ちなみに私は20代半ば、EXILEでいうと3代目ドンピシャ世代なのですが、不思議と友達にハイローファンや観ていたという人が誰もいないので、失礼ながら本当に人気シリーズなのか…?と疑っていました(狭い世界で本当にすみません)。なので事前知識はなし、予習も時間なくてせず行きました。

 

(原作は知らないもののイメージから)、こんな自然な宝塚ナイズドがあるのか!野口くんすごい!!と思いました。なんといっても、突然の仮面舞踏会(笑)。ロッキーの夜働く女性の店のパーティーというあの自然な流れで世界観問題なく、宝塚ファンではお馴染みの仮面舞踏会に持ち込むことで自然に物語に入れます。そこからの敵チームが仮面舞踏会潜入、さらにカナのことを隠すコブラに仲間たちが「お前は変わった」と歌い責めるなんて(しかも曲調が"街に噂が"と微妙に似てる)、まるでロミジュリのトレースです。

 

あとはとにかく何してても真風涼帆コブラのかっこいいこと、かっこいいこと。そしてそのコブラ全く嫌味なく「キミはさ」と呼べる潤花カナの魅力的なこと!!

宝塚版の成功は各キャストが見事なまでに原作をトレースしたであろうことはもちろんですが、潤花カナが宝塚ぽい部分であるラブロマンスを全て引き受けた中で、原作ファン(=つまり宝塚的とんでもラブロマンスに慣れてない)にも受け入れられる塩梅で演じたことだろうな、と。LDHと宝塚の世界の間を上手く取り持っていたと思います。

「出ちゃった」ってここ最近の中ではダントツの"迷"台詞だと思うのですが笑、それをわざとらしくなく、嫌味ぽくなく、かといってコブラの妄想で現れた妖精的でもなくあくまでカナ本人で、あの言葉にはできない雰囲気で現れるのはすごいですし、そこからのラストへの流れは見事でした。

話とはものすごく薄い、カナと再会してカナが死ぬだけなんですけど、本編にあまり伏線とかを散らさらなかったのが、逆にキャラで混乱しなくて良かったですし、大階段での色とチームの紹介はアガりました!!!

 

あともう1つ特筆するとすれば、同じく宝塚オリジナルの苦邪組です。SWORDが原作にあわせた衣装を着ている中で、オリジナルの苦邪組は宝塚的。最後に瑠依蒔世に組カラーのスーツを着せ、存在感抜群で最後はトップスターとサシの立ち回りもあるのは良かったです。

 

続いてショー。とんでもメイン曲きました笑

カプリチョーザ!Yes!!も気になりますが、ミラノミラノミラノ〜ヴェネツィアヴェネツィア〜ローマローマローマ〜という地名の連呼が笑える。個人的には好きですこういうの。

全体的に勢いはいいのですが、あまりにも勢いが良すぎてどこかの場面が印象に残るとかは逆になく…。

瑠風輝の美声がやっっっと本公演で活きたこと、瑠依蒔世のパスタの歌がうますぎるしエトワールが素晴らしかったこと、桜木みなとは本当はかなり大きいのに(笑)宙組では女装OKキャラなんだなーとか。

初舞台の頃から鳳月杏にそっくりで有名(?)な波輝瑛斗、まじでそっっっくりすぎで隠れちなつを探せでした。そして沸騰ワードで受験が追われていた海玖里粋峰果とわそっくり。そっくり上級生は2人ともすごいお芝居上手なので是非頑張ってほしいです。

 

最後に少し話題のあの件…中詰のトリプルデュエットの芹香斗亜×天彩峰里の目が全然合わない件。巷では死別設定説とかロマンティックならものも出ていますが、普通に気にして観てるとザワザワする。死別説だとしたらずんちゃんとは目合ってるのおかしくない?2人だけ勝手に?あんなに元気な場面で??

次期トップコンビかもと噂されるお2人。別にプライベートで仲良くないのは自由ですが、せめて舞台上でザワザワさせるようなことはしないでほしいかなと。

 

次の観劇感想は、雪組蒼穹の昴もしくは月組「ELPIDIO」「ブラックジャック / Full Swing」のどれかです。

 

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