丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

漫画を読んでから「天は赤い河のほとり」再観劇した話

こんにちは

オンライン研修の限界がみえてきたこの頃…全然楽しそうじゃないGWがみえてきました。

 

在宅勤務だと自由時間が多いので、天は赤い河のほとりを完読しました!

その上で、もう一度宙組公演を観てみました。

 

私は最初、生で天は赤い河のほとりを観た時は、とにかく圧倒的キラキラ感に心踊った事と、話の展開が早すぎて少し気持ちがついていけなかったような気がします笑

 

実際漫画を読んでみるとですね、まずは漫画としてものすごく面白いです。

カイルもラムセスもかっこいいし、1つ1つ障壁を乗り越えていくのが爽快です。恋愛漫画というより歴史ファンタジーとして面白い。

 

そして漫画を読んでから観るとですね、まずはオープニングで感動します。

「カイルが…イルバーニが…ザナンザが…動いてる!!!」と。

そして、「氷室…お前まさかの考古学者になったのか…」というね笑笑

 

コミック全28巻の主要人物を網羅しながら1時間半に納めつつ辻褄を合わせお客様に理解させるという事の限界への挑戦だったと思います。

花より男子」は、途中まで(ドラマでいうシーズン1)しか扱っていませんし、「ベルサイユのばら」「はいからさんが通る」も10巻程度のお話で、かつ2幕全部使うことができます。

つまり、時間は半分、内容は倍という中で、ここまでやるのはお見事…という感じでした。

 

とは言え、やはり原作を読んだ身からすると物足りない!これは1番小柳先生自身が感じている事だとは思いますが笑

 

お話をなんとか完結させるため、カイルが地下牢に入れられたりしますが、それは原作ではどちらかというとユーリの方。

王を毒殺した罪を担って死ぬのはティトではなくウルスラです。

このように原作を少しずつ変えつつ、なんとか納めているんですね。

 

氷室への気持ちとカイルへの気持ちで揺れる初期のユーリや、日本にユーリを返すべきか葛藤するカイルあたりをもう少し描いて、ナキアとウルヒの過去にあそこまでスポット当てなくても良かったんじゃないかな?という気もしますが、あの公演はウルヒ役星条海斗の退団公演でもありましたので、仕方ないのか…

 

私が脚本書くとすれば、

・ジュダを帝位につけるためにユーリを引き寄せたナキア

・黒太子の一件でイシュタルとなるユーリと、この戦いが終わったら日本に返すという約束に葛藤するカイル

・ザナンザエジプト遠征前後から、そのままラムセスにユーリが拘れるところまで繋げる

・エジプト編

 

という感じにしますかね…

そうすると、真風涼帆・芹香斗亜・愛月ひかる・桜木みなとまでは活躍場面が増え、さらに最後にはみんな大好きトップ娘役を争うトップvs2番手の立ち回りの場面まで作れます。

ただ当時の宙組はスターが多いので…退団者星条海斗も含め、ナキア役純矢ちとせ、若い頃のナキア役華妃まいあ、エジプト女王ネフェルティティ役澄輝さやとらの出番は大幅カットです。その代わりほんの少し、ルサファ役蒼羽りくやカッシュ役和希そらの出番が増えるかなーくらい。

 

とにかく、宝塚と漫画の相性が良いのは分かり切っていた事ですが、天は赤い河のほとりに関しては、壮美な世界観に関しても宝塚にしかできない作品です。

宙組メンバーがぴったりだったわけですが、是非今度は小劇場でもいいので、2幕通しで観たい!!!

 

そんな訳で、漫画を読んだり宝塚の映像観たり、#おうち時間 を楽しんでいますが、ああ!!!生観劇がしたい!!!!

 

 

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