こんにちは
2019年もあと1日ですね。毎年ですが日本のクリスマスから正月への切り替えの速さには驚きます笑
今年1年の宝塚を振り返ると、話題の中心には常に89期がいたと思うんです。
自分の記録用としてだけでも、今年の89期を振り返っていこうと思います。だってこの1年でも7人が3人ですからね…退団公演だらけでした。
年始、宝塚大劇場では星組公演「霧深きエルベのほとり」、東京宝塚劇場では雪組公演「ファントム」、宝塚バウホールでは月組公演「アンナ・カレーニナ」が開演。
いきなり89期のニュースだらけで始まったこの1年だったわけです。
七海ひろきの最後の役であるトビアスは、路線スターの役か、と言われたら違うかもしれません。出番が特別多いわけでも持ち歌があるわけでもないけれど、ここまで長く男役を極めたからこそ出来るかっこよさに溢れていました。
特に「みんな元気でな!あばよ!!」というセリフは名場面。
ショー「ESTRELLAS」は全然好きじゃなかったんですけど笑、カイちゃんも最後までやっぱり歌は下手なのは変わらないし…
でも公演を通して、89期男役5人の先陣を切って退団に踏み切り、退団を決めたスター特有の輝きを存分に放っていたのがとっても印象的です。
「ファントム」は前回も書きましたが、2019年最高傑作。
美弥るりか主演「アンナ・カレーニナ」。バウホール公演で劇団がここまで本気を出すことはまずない、と言ってもいいくらい気合いの入った、美弥るりかによる美弥るりかのための公演だったと思います。
本人の思い出公演かつ、最近は色気頼りの変わり者役が増えていた中で、ドストレートな宝塚男役の役。退団公演があの小五郎とタイショーだったと思うと笑、ここでアレクセイ・ヴィロンスキー役が観れて良かったです。
タイトルロールのアンナは、若手娘役にヒロイン機会を与えるのではなく海乃美月にさせる事で重厚感のある美しい作品になり、さらに2番手に月城かなとを配置。芝居に絶対的安定感をもたらしました。もしかしてみやちゃん本人の希望だったのかな…?
とにかくこの作品は、ただの"餞別主演"としては片付けられないくらいの当時の月組で出来うる最上級の公演でした。
さて次は明日海りおの公演「CASANOVA」
男役は4組+専科に別れていますので、入れ替わり立ち替わり出てくるわけです。
何度も言ってますが、この公演は長かった明日海りお体制の集大成作品でした。
それが終わったと思えば、美弥るりか退団公演。作品について今さらとやかくは言いませんが、今年最も惜しまれた退団者であることは間違いありません。
その裏では「恋するARENA@045」もありました。話題に欠かないですね!次にアリーナ公演なんてできるスターはいつ出てくるのか…
その次は宙組「オーシャンズ11」。純矢ちとせの退団公演です。彼女が89期で最後までいると思ったんですが…せーこさんがいるだけで舞台のクウォリティが上がる。宙組に欠かせない人でした。タカスペでトップ娘を差し置いて真ん中とれるのは彼女だけでしたからね。今年は各組でお姉様の退団が続きましたが、1番の痛手。映像も含め私が観たことのあるゾフィーの中で彼女が1番です。帝劇では元男役トップばかりがやっていますが、また彼女のが観れたらな〜
その後本公演は雪→星となり、ついに明日海りお退団公演。40万近くで転売されてたのが胸糞悪いですが…「偉大なスターの退団公演は駄作」というジンクスにぴったり当てはまってしまいました笑 でもこれで1つの時代が終わったと感じる、大ファン!という訳ではなかったはずなのに、心にポッカリ穴が開いたような気分です…。
そんなこんなで1年を通して、ずーーっと89期が話題の中心であった2019年。
来年はついに2020。きっと95期の年。彼女たちの分かれ目になりそうです。
この投稿がぎりぎり年内に間に合ってよかったです笑
では、良いお年を〜!!
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