丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

星組1789再演に思うこと

こんにちは

 

全宝塚ファンが沸いた発表がありました!礼真琴主演「1789-バスティーユの恋人たち-」再演決定です!!!!

私はもともとベルばら原作ファン→フランス革命ヲタク→宝塚ファンというルートなので、この作品はもうドンピシャというところで。

 

いやはやあまりにも予想通りすぎて、それはそれは礼真琴ファンには嬉しくてたまらないでしょうし、実際私もあの数々のパワフルな歌とダンスを彼女で観ることができ、熱いパッションが民衆の力となり貴族の圧力となるのが楽しみでなりません。

 

でも、でも、、言わせてほしい、、、暁千星主演で観たかったああああ!!!!!

もともと組替え前は、礼真琴任期の前半にこの作品を、そして暁千星お披露目に再々演をと思っていたんですよ。エリザルールに則れば2年あけばいいので、おそらく星→月でも3年くらいブランクが設けられました。

そこから組替えになり、なるほど1789は温存で礼真琴には新作大作イケコミュージカルかあ!!!と思っていたんですよお涙

今回は星組再演の呪いからは解き放たれたわけですが(笑)、そうですかまた再演ですか……

そしてもうその頃には綺城ひか理がいないなんて…涙すぎる……1789出て欲しかった

という若干ね、すごい楽しみなんだけど少し残念に思う気持ちもあるのですよ。

 

配役妄想とかもしたいですが先に現実的な(?)話をすると、星組はものすごく番手をぼかしたいということがヒシヒシと伝わります。ディミトリはオリジナルなので知りませんが、モンテクリスト伯バレンシアの熱い花に1789って、番手ぼかしをしたい時用の作品といっても過言ではないラインナップ。さすがにないとは思いますが、これでPUCKきたらコンプリートみたいなもんですよ(笑) まずはジャガービートの階段降りに注目です。

 

そして舞空瞳スライド宙組トップ娘の可能性はほぼなくなったことになります。1789の後でもお披露目本公演には間に合ってしまいますが、プレお披露目に間に合わない時点でNOでしょう。

またアントワネットだとしてもオランプだとしても、さらに赤と黒のレナール夫人だと仮定すると、有沙瞳餞別説というのがかなり濃厚になりますね…。

 

小池修一郎先生のハードワークには感服ですね。やっとギャッツビーが終わりましたが、もうすでに007の脚本は書き始めているでしょうし、なにがすごいって0071789の間には雪組しか挟まっていないのですごい忙しいです。お身体ご自愛くださいませ…

そしてイケコ大作に挟まれた雪組オリジナル、絶対チケット余る…可哀想……組に罪はない。でも財布には限界がある……

 

前にこんな記事を書いたのですが、劇団は礼真琴に大人っぽい役やダークヒーローなどやらせてはみるし、それはそれで期待に応えてくるのが彼女なのだけれど、やっぱりゴールというかイケコの中での位置付けとしては突っ走る系若者像なんだなと思いました。

イケコ作品で分かる"男役のゴール" - 丸の内OLの観劇日記

そうですねえ、この記事でも書いたように、登り詰めてから落とされるみたいな作品も観たかったわけですし、改めて読み返すとまさかここから宙組に新作くるとは…ですね笑 柚希礼音真風涼帆もイケコ3作きているので、もしかしたらあと1回あるかも?です。

 

配役妄想は別の記事でしたいと思います。

サイラ!

 

 

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夏月都・晴音アキに贈る

こんにちは

 

先日無事に月組「グレート・ギャッツビー」千穐楽が終わりました。

今回卒業する3名が無事にファンの方々の前で笑顔でその日を迎えられたのがなによりです。

卒業する方々について個人的に贈る言葉を書くこのシリーズです。

 

夏月都さんへ

88期生で月組副組長。88期という代は、紅ゆずる・朝夏まなとの卒業お花渡しのエピソードに表れるように、きっとすごく明るく楽しい学年だったのだろうなと思います。そんな88期の最後の2人が光月るう・夏月都月組組長副組長コンビ。組の後輩からも、あの2人が出る余興に間違いはないと言われるくらいの楽しい方だと思います。もちろんただの面白い人ではなく、千穐楽のご挨拶は本当にしっかりしていて自分だけでなく組のことを想った素晴らしいもので、きっと明るくしっかり管理職として組を引っ張っていたのだろうと思います。

 

最近よくさらに言われるようになった芝居の月組それはもちろんトップコンビ・2番手・3番手の芝居力が他組に比べてずば抜けていることもありますが、管理職の光月るう・夏月都の芝居力がやはりものすごく高く、それが下まで浸透しているからだと思います。

 

乳母や母役が多かったなつこさん。母や乳母というのはある程度固定観念や慣れが生じてしまうものですが、彼女の演じる母や乳母は毎回ちゃんと違ってちゃんと作品通りの像でした。

卒業となったデイジーとパメラの乳母役では、娘の幸せを願い、たった1人の存在で"本当に幸せな家庭とは"というもの表現していて、温かさと優しさの中に強さというものが感じられました。

IAFAのヘルタ(エマ母)では、母と娘の間に特別な確執をうむ何かがあったわけではないけれど、夢を追って渡米した手前少し距離ができてしまった絶妙な関係を表現し、それでもエマにとっての"故郷"は母なのだという温かさがありました。

 

母や乳母以外の役で印象的なものをあげると、

「グランドホテル」のマダム・ピーピー。あの独特の空気感、彼女が通り過ぎることによって、グランドホテルが本物になる。グランドホテルは高級ホテルで人生の夢が詰まっていても、実は娼婦が出入りしたり汚い取引が行われているということをピーピーの存在が暗に示すのがすごいです。

そして1番好きだったのは「桜嵐記」老年の弁内侍。まるで美園さくら演じていた弁内侍がそのまま老けたような説得力。物語の最初の硬い台詞回し、そして最後の満開の桜に対する少し柔らかさが出てきた台詞の言い方。本当に素晴らしくて!弁内侍はあの後も強く人生を歩んで行ったんだと思えるとこらがより泣けます。彼女の芝居がどれほど上手いかはこの作品を観れば一発です。

 

長い間、本当にお疲れ様でした。

 

晴音アキさんへ

私は月組95期がすごい好きなんですよね。だから卒業したからにはいつか愛希れいか×晴音アキ×楓ゆきでお茶してるとかインスタにあげてほしいです笑

そんな月組95期って、正直どの組のどの代より大変だったと思っています。愛希れいかが研4でトップ娘役に、それもただのトップ娘役ではなく、お披露目公演のロミジュリではロミオとティボルトが役替わりだから、ジュリエット側もそれぞれの恋人と従兄弟と関係を築かなくてはいけません。しかも途中で娘役に変わったのでいろいろと研究不足の部分も実際あったでしょう。さらにそのロミジュリでは普通研10以上が演じるヴェローナ大公に研4の輝月ゆうま、新公には輝月ゆうま・朝美絢が主な配役に。そして自身も大役である乳母。そこからずっとずっと月組95期はお互いを支え続け、愛希れいかを支え続け、1期下として若くしてトップになった珠城りょうを支え、月城かなとを受け入れ…ときっと大変だったと思います。

その中で晴音アキは最後まで残り、同期トップ娘役を見送り、同期の卒業を見送り組替えを見送り、同期トップスターが軌道にのるまで見届けました。きっと舞台ではみることのない観客は知りようのない努力が裏であったことでしょう。そんなことを想うと心からのお疲れ様でしたという気持ちでいっぱいです。

 

あまりにも舞台にいるのが当たり前すぎて、逆にどの役が印象的かと聞かれると難しいです。

あげるとすれば、1789のソレーヌ、エリザベートリヒテンシュタイン、夢幻無双の出雲阿国、IAFAのナディアとエトワール、桜嵐記の2役、ブエノスアイレスのフローラ…全然絞れないんです。

各作品で務めてきたソロナンバーから分かるように、そしてIAFAのエトワールが素晴らしかったように歌声が綺麗で、桜嵐記の2役でみせたように意地悪な役もお手物というくらい演技も細かくて、卒業となったギャッツビーのアイスキャッスルではすごいキレキレの娘役いる!と思ったら彼女なくらいダンスも上手くて、いつだって目がいってしまう存在でした。

 

もう舞台上で観ることができないなんて正直信じられないくらい当たり前の存在で…でも自分で決めたのだから、きっと前述のように大変な思いもあっただろうから、ゆっくりして幸せになってほしいと、そして少しこちらの想いを言えるなら是非また舞台に立ってほしいです。

本当に長い間ありがとうございました!

 

これで月娘は、1番上が新副組長の白雪さち花に。そして2番目がトップ娘役の海乃美月となります。母役や老け役は誰がやるんだろか…次に学年が上なのは麗千里・清華蘭ですので、この辺りの比重が大きくなるでしょう。

 

卒業した3名のこれからが幸せでいっぱいでありますように!

 

 

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宙組次期トップ娘役は誰に?

こんにちは

 

本日はついに月組「グレート・ギャッツビー」千穐楽。大劇場ではかなり中止となりましたが、東京は無事に全部駆け抜けられそうでよかった。お陰で、リスクヘッジ…と思って取ったたくさんのチケットで過去最多回数観劇しました。

 

最近ちょっとずつ人事が動く傾向がみられはじめ、つまりは宝塚110周年に向けた準備をしているものと思われますが、直近で気になるのはやはり宙組次期トップコンビ。

トップスターについては、99%芹香斗亜だと思いますので特に論じることはしませんが、

潤花が添い遂げ退団を選んだ手前、気になるのは宙組次期トップ娘役です。

 

順当にいけば組内からあがるはず。となれば、宙組最強娘2となる天彩峰里が第一候補でしょう。

水音志保・山吹ひばり・春乃さくら・花宮沙羅などその他組内で推されている娘役はいますが、誰もじゅりちゃんを抜かす勢いはない、かつトップ娘役となる条件のカードが全く揃っていないというのが事実です。

 

では他組の候補です。可能となる組替え時期から考えていきます。基本的には007から宙組生となることが大前提です。

 

まずは花組

これは有り得ないと思いたいところですが、まず候補は星風まどかの里帰り。相性がどうとかという以前に単純にキキちゃんが2人分のおさがり相手役は可哀想では?という。逆に007に出てはだめなので、うたかたの次の別箱が007の東京と被るはずなので、その終わりで組替えすれば時期はぴったりではあります。

若手で考えるとしたら唯一の候補ともいえる空美咲。007に出るためにはうたかたには出られないので、次の全ツ終わりで異動する必要があります。しかし先日のあかさんのタイミングで出なかったことと、うたかたの出演者一覧に既に載っていること(夢白あやのアナスタシアと潤花のfffという例外はありましたが基本的には覆されることはないので)彼女の落下傘可能性はかなり低いでしょう。

 

続いて月組こちらは海乃美月の任期が気になってきたところで、自組であがる娘役が今後必要となる可能性もあるところです。縁もゆかりもないく高学年の海ちゃんがスライドすることはないでしょう。

彩みちるについては、月城かなとが呼んだ可能性が高く、彩海せらサポートの役目もあり動かすことはまずないと思います。

天紫珠李は東上ヒロイン(しかし波線下)まで経験しているものの天彩峰里を抜けるか?というと微妙。

きよら羽龍は次の東上でヒロイン(配役発表後に波線上)が取れればカードとしては揃います。応天の門に出ると007に間に合わないので、別箱終わりで異動する必要があり、こちらも先日のあかさんタイミングで出なかったので可能性はかなり低そうです。

 

雪組夢白あやがあがったばかりなので、現状娘2と呼べるのは野々花ひまりのみ。しかしやはり彼女も天紫峰里を抜けるかと聞かれれば疑問です。しかも雪組生は次回別箱(千穐楽は3/1or3/2)に出てしまうと、007(初日3/11)に物理的に間に合わないので、蒼穹の昴終わりで異動する必要があり基本的には無理かと思います。

 

最後に星組

なぜか相手役と別箱で離された舞空瞳。彼女の場合はそれこそ別箱のバレンシア千穐楽が007の千穐楽とほとんど一緒なので、別箱終わりで組替えすれば時期はピッタリです。既にトップ娘役なので1作前異動は適用されません。その時期の異動なら先日の組替えで一緒に出さなかったのも納得です。トップコンビが別箱で離されるのは、夢咲ねね・実咲凜音がどちらも轟悠の相手役として出演していましたが、その後スライドしたわけではないので前例としてあげるのは違いますが、単純に時期としてはピッタリかつ芹香斗亜とも組んだ経験があるという点で候補の1人と言えます。

逆にいえば、有沙瞳・小桜ほのかは先日のあかさん異動発表と同時に出さないと007に間に合わないのでやはり難しいと思います。

 

つまり異動のタイミングを含めて消去法でいくと、

組内昇格の天彩峰里が第一候補

組替えでくるとしたら、星風まどか・舞空瞳のスライド人事(しかも2名とも芹香斗亜と組んだ経験あり)が可能性としてあります。

それ以外の東上ヒロイン経験者以上は実情異動が間に合わないので候補から外れます。

 

おそらく発表があるのは来年なのでしばらくは待ちですね。

 

 

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星組新情報!!謎が謎を呼ぶ新(?)体制

こんばんは

 

宝塚のアプリは通知がくるので、「組替えのお知らせ」って出た瞬間のドキドキ半端なかったですね。。自分からサイトを見にいってた時は多少覚悟していたので、突然の通知は心臓に悪いです。

 

ということで、綺城ひか理花組凱旋組替えが決まりました!!

 

正直、礼・瀬央・暁・綺城・天華・極美・(碧海)・天飛という並びはかなり手厚くて、それはつまり宙組のように下級生の硬直をうむ可能性が高いわけで。

とはいえ花組も羅列すれば、柚香・水美・永久輝・聖乃・帆純・一ノ瀬・(侑希・希波)といるわけですが笑、優波慧・飛龍つかさが抜けたことを考えれば、学年的にはとっても得なポジションになるかと思います。

人事的にいうと正路線としては聖乃あすかの下、でも別格の中では1番上という、明日海りお時代の瀬戸かずやとほぼ同じポジションといえます。

 

歌も上手く背も高く、そして星組で学んだパッションと圧を糧として、きっと前にいた時よりもずっっっと活躍してくれると大期待です!!

あかひと(?)97期同期の共演もとっても楽しみ。

れいまい(95)×あかひと(97)×ほのはな(100)というすごく同期コンビが好きな組ですね。

凰稀かなめ緒月遠麻を呼んだのと同じような感じがして、少しずつ次期体制への準備を進め始めた感じもします。

 

基本的に反復横跳びで戻ったスターは番手や立場が上がります。最近だと鳳月杏が良い例。

3番手に入れることはなさそうですが、でもわざわざ呼び戻したのですから重宝されると思います。最近クソオヤジ的役が多かったので、紳士なところがみたいなあ。

 

そしてそんなあかさんのいなくなる星組別箱。

斜め上ー!っていう感じでしたね笑

 

まずは礼真琴主演「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」

同じ「赤と黒」でも菊田先生verとは全然違うフレンチミュージカルの輸入です。原作が一緒なので主な配役は同じようなものになりそうですね。

ロクモ以来のフレンチミュージカルですが、ダイナミックな音楽を歌いこなす姿が目に浮かびますし、ジュリアン・ソレルは若気の至りのある美少年なので本人の持ち味ともあいます。すごく楽しみです!!

 

そして裏公演が凪七瑠海舞空瞳主演バレンシアの熱い花 / パッション・ダムール・アゲイン!」

一度和希そらの下についたカチャが全ツ主演とは驚きですが…いやまずは初全ツ主演おめでとうございます!!餞別かどうか…は、今は考えないことにします。

そういえば前回もバレンシアはトップコンビばらばらでしたね。

 

全ツと東上、逆でもいいのでは?!と思いましたが、2回連続の全ツはさせないのですかね?ちょっとよくわかりません。

 

さて気になるのはその振り分けですよ!

 

まず「赤と黒」は(役の比重は変わらないとすると)男役2番手の役がない、というかなさすぎて2役演じているくらい、つまりそれより下は役がありません。対して「バレンシアの熱い花」は2.3番手が同等かつかなり活躍します。

 

まず瀬央ゆりあバレンシアチームだと思います。前回がトップコンビ帯同でしたし、ラモン(前回真風涼帆)でもロドリーゴ(前回澄輝さやと)でもあいそう。そして星路線で最もカチャと年齢差を感じさせないかなと。

続いて暁千星。おそらく赤黒チーム。歌って踊れて唯一の1789経験者。しかも前回月組版には出ていません。月城かなとが演じた2役(もしくは内1役)かなと思います。でも私はずっっっとありラモンが観たかったんだよなあ、、、バレンシアだといいな…とも思います。

天華えまはここでバレンシアの3役に入りたいところ。せおぴーになれば、彼女がロドリーゴですね。

極美慎は50:50。前回がトップスターと離されているし赤黒かなと思いますが、バレンシアなら絶対に3役に入りたいところです。

天飛華音はおそらく赤黒。クラシック作品の経験はマノン2番手でしたと思うので、今回は歌とダンスの活かせるこちらでは?と。

あとルカノール(前回寿つかさ)は輝咲玲央がいいなと思ってます。

 

そしてもっと気になる娘役。

つまりは、赤と黒のレナール(前回珠城りょう主演菊田版美園さくら)とマチルダ(前回天紫珠李)、バレンシアのイザベラが舞空瞳(前回伶美うらら)だとして、マルガリータ(前回星風まどか)とシルヴィア(前回遥羽らら)が誰かです。

 

フレンチミュージカルということで歌の実力が求められることを考えると、レナール夫人に有沙瞳、マチルダ詩ちづるとなるのが1番考えやすいです。

おそらくこの2名+小桜ほのかが入ってくるはずなので、マルガリータかシルヴィアでしょう。となると残り1人、おそらくバレンシアチームの娘役が気になるところです。瑠璃花夏・水乃ゆりあたりが取ってきそうですが果たして。

 

とにかくザワザワした発表でしたが、トップコンビを離した意図はなにかについては長くなるので次の記事に書きたいと思います。

 

 

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月組「グレート・ギャッツビー」観劇感想②

こんにちは

 

雪組初日が無事に始まり良かったです!遠征するのでその日まで公演が続いていますように。そして本読み終わりますように…。

 

さてもう千穐楽も間近となった月組のキャス別感想を書いていきます。

 

トム・ブキャナン : 鳳月杏

あの半端ない色気、びっくりするくらい長い脚、そして金持ち、そりゃあモテるよなあ…浮気もしちゃうよなあ……となる納得感。

浮気はしちゃうけど、本当はデイジーのことをちゃんと愛していて大事に思っていて誰にも渡したくないんだなというのがすごく伝わるのがまた憎い。トムが浮気したからデイジーが冷たいのか、もともとデイジーがあんな態度なのかは謎ですが、一目惚れでやっと手に入れたデイジーが家であの態度なら真っ直ぐなマートルと浮気しちゃうかも…?なんて思ったり。ヴィッキーにも手を出すことでよりマートルへの想いはあくまで浮気で本気じゃないというのが際立つのがマートル的には切ないですね。少ない場面ながらそれぞれへの想いや立ち位置がしっかり伝わる演技も含め本当に素晴らしかったです。パメラに幸あれ(2回目)

ちなみにマイクトラブルのあった10/1マチネを観劇していました。地声で途中からはアカペラで「アメリカの貴族」を2/3くらいまで歌い上げ、歌詞もしっかり聴こえるくらい見事な声量。幕が1度閉じてやりなおした際には塩田先生も頭上で大拍手でした!

 

ニック・キャラウェイ風間柚乃

とにかく上手い…宝塚男役で1番難しいのって普通の人だと思うのですが、本当に普通なんです。だからこそギャッツビーとトムがそれぞれ個性的なのがより際立つ。1つ1つの台詞回しや表情が自然で、ニックがいるからこそ観客は自然とあの世界に入ることができます。

映画版では精神科に通う事になるニックですが、せっかく仲良くなった隣人も、昔から仲の良かった親戚と同級生の夫妻も、美しく強く新しい恋人も全てを同時に失って、数年後には証券会社に勤めていても世界恐慌と思うと、純粋で温かいニックだったからこそこれからの人生があまりにも心配です。

 

ジョーダン・ベイカー : 彩みちる

声がいいんですよねえ!強くて綺麗で通って、ジョーダンがどのような人なのか声で分かる。すごく艶っぽくて、でも強いから自分で独身を選んでいる、そこが美しい女性。歌の高音も綺麗でしたし、常に強気な態度なのに女に好かれるタイプでデイジーとの対比も見事。とても良かった!

 

マートル・ウィルソン : 天紫珠李

ここまで弾けてしまった方が本人の良さが出るように思いました。元気いっぱい!という感じで、結婚も早まってしまうタイプだよなあ…という納得感と、闘牛のように車に走っていたんだろうなあという想像ができる性格といい、キャラが一貫していて良かったと思います。マートルの歌も聞かせるというよりも、勢いがあるべきものな感じがしたので本人にあっていて、こんな役ですが(笑)今までで1番良かったかもです!

 

マイヤー・ウルフシェイム輝月ゆうま

ものすごい存在感!!あんたが絶対にボスだよなあ!!となる風格に、演技が上手くて歌が上手くてダンスも踊れる…さすがすぎるぜ…パーティでは楽しそうだしギャッツビーにも優しいけど、拾うべきところは拾って捨てるべきものは捨てるという暗黒街での感覚という表現も見事。素晴らしかった。

 

ジョージ・ウィルソン光月るう

あんなに光が宿っていない目をできるタカラジェンヌいるのか…ずっと曇った瞳で、カリフォルニア引越しの件も執念じみたものを感じるし、マートルが死んでからのイッてしまった復讐者の顔つきはすごいですね。ああいうタイプが1番怖い。神は見ているのソロも声量がすごく相変わらず上手でした。

 

ヴィッキー : 結愛かれん

スレイグル : 蓮つかさ

この2人の因縁の関係性が垣間見える楽屋。でもこれってこの2人だけの問題ではなくて。ショーガールとして、身体を売るまではいかなくても金持ちを捕まえようと必死に生きている女と、汚い仕事をしながら金でなんとか女を繋いでいる男という、あの時代の低層の人間がどういう生き方をしているかを印象付ける場面。短くてもすごい芝居でした。

 

エリザベス(デイジー母) : 白雪さち花

当たり前のように演じていますが、母としての愛ゆえの厳しさを自然に大迫力で演じられる姐さんすごい…ちゃっかりギャッツビーのパーティ参加してましたけどね笑 ゴルフもするし笑笑

 

少年時代ギャッツビー : 瑠皇りあ

かわいい〜!!汚い世界を知らない頃のギャッツビーとしての説得力のすごいキラキラした瞳。そしてその時と同じ目をしていた1917年の夢の歌歌ってた月城ギャッツビー。2人並んだ時に、成長したらこの人になるわ…という美形でした。

 

エディ・その他 : 彩海せら

バイトの鬼か?!というくらい全場面に出ていた気がします。エディ回数重ねる度にどんどん鈍臭くなってます笑 1番の見どころは「ブローチもらえないわね」というジュディを、「お前流石にそれはないだろ?!」という顔してるとこ。今まであんなに恥ずかしそうに見つめていたのに…笑

マイヤーの一味としても活躍していて、さすが暗黒街育ち。望海風斗の面影を感じる動きで目がひかれます。それと同時に、あんなに失敗して何故まだ悪事を…とりあえず彩風冴羽さんに謝ってからニコラスにもう1度蹴ってもらおうか?今まで悪いことしていつも失敗してたのに…と謎の親心です。たぶん1番可愛い顔してるけど、マイヤー一味の中で1番やばいこと軽くしちゃうし、たぶん新公ギャッツビーはヤク流してしました。

 

 

今回の感想はここまで!

次回の観劇感想は、宙組「High&Low / カプリチョーザの予定です。

 

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月組「グレート・ギャッツビー」感想①

こんにちは!

 

東京でも観てきました月組「グレート・ギャッツビー」

 

この「グレート・ギャッツビー」という作品、私は過去の宝塚上演は観ていないのですが、映画を事前に観ていきました。

作品としての印象は、ギャッツビー重すぎっっ!!!!というのがなによりなのですが笑、とにかく映画を観た時はあのレオナルド・ディカプリオをもってしても、かっこよさより愛の重さの恐さが勝ってしまうような、もうストーカーでは?!というレベル。もともと気持ちを残して別れたとはいえ、元彼が対岸の自宅がみえる場所に家建てるって恐怖ですからね。

特にデイジーが発狂してしまう場面については、あまりにも追い詰められすぎてこれはちょっと…となってしまうような。。

 

その点、宝塚版はわりとマイルドに綺麗になっていて、あまりにも映画のディカプリオが重すぎたので、おぉこれならまだ恐くないな!というのがムラで最初に観た感想でした笑

特にわかりやすい違いは、まずゴルフ。映画ではゴルフなどせず、アパートでジェイとトムがデイジーを挟んで言葉攻めにして発狂してしまうという流れだったのですが、ゴルフの場面でギャッツビーの過去を途中まで話して、やめて!!となるのはマイルドだったなと思いました。れいこ×ちなつなら映画版くらいの口喧嘩も観たかった。

あとはデイジーを家に送り届けてから殺されるまでの解釈がだいぶ映画とは違った印象。

映画では落ち着いたらデイジーと一緒に逃げようとジェイは伝え、デイジーからの連絡を待ち侘びているところを突然暗殺されてしまいますが、今回の月組版では罪を1人で被るが故もうデイジーとは会わないと覚悟し、ウィルソンに「車を運転していたのはお前か」と聞かれて答えるところも、すごく自信と満足気な顔で頷くので、同じように死を迎えたとしても、まだ月組の方が安らかだったかなと思いました。

 

月城かなと×海乃美月といえば、「THE LAST PARTY」

あの作品を経て今回のギャッツビー。ラスパで、スコット・フィッツジェラルド本人の苦労と愛の重さというのがすごく描かれていたので、その本人の辛さと妻への想いが作品に込められていると思うと、すごく納得のいく話でした。3番手からトップになっても同じ主演コンビで上演されるというのは改めてすごいことですね。

 

個人的にはこの作品で1番良いところは、卒業となる夏月都・晴音アキがそれぞれ同期の光月るう・輝月ゆうまと階段を降りてくるところ。特にまゆぽんは専科となったので、どうなるかなー?と思ったら、月組同期として降りてきたのがあまりにも感動で…!!名同期コンビです。

 

さてそれではキャスト別です!

 

ジェイ・ギャッツビー : 月城かなと

愛が重すぎるのに、デイジーへの想いはかなりジトジトしてるのに、あまりにも顔が良すぎて爽やかに見える!ずるい!!笑 

演技が上手と常に言われておりますが、今回特筆すべきは「朝日の昇る前に」の3回の歌い分け。1回目はずーーーーっと努力してきた日記の一節のごとく静かに強く、2回目はやりなおす事に対する決意と希望をもって煌びやかに、3回目は最期デイジーを守って死ぬことができたという満足感のもとやりきったという顔つき声色で、私の日本語力では表現しきれないけれど見事でした。

 

デイジー・ブキャナン : 海乃美月

馬鹿な女を演じている、という程ではあるのかもしれないけれど、人生に満足できていない顔をしつつ初恋を引きずっているのは決して大人の賢い女とは言えないかな…?というところが難しいところです。ギャッツビーは1917年で27歳、32歳没の設定のはず(墓に記された日付より)ですが、デイジーは1917年で18歳、ということはまだ23歳の設定なので、そのあたりの年齢の表現としては正しいのかなと思いました。

ギャッツビーの墓に白薔薇を投げ入れる場面、あの時に悲しい顔でも笑顔でもなく、全てを封じ込めた美しい真顔であることが素晴らしいなと。ジェイへの想いもマートルを轢き殺した罪も全てを薔薇に封じ込め彼と一緒に葬り去るというところに繋がるまでの流れが見事。そしてそれを決意してこそ本当にこれから賢く少しズルい女として生きていくのでしょう。パメラに幸あれ。

 

長くなってきたので他のキャストは次の記事で!

 

 

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宝塚110周年のトップ・演目を勝手に予想する

こんにちは!

 

先日発表された宝塚カレンダー2023。これでなんとなく来年の組体制が見えてきたわけですが、なんと2023はもう宝塚109周年。ということで宝塚110周年も間近ということです。

2年後のコロナ状況がどうなっているかなんて分かりませんが、10年に一度の記念すべき年ですから、記念式典や運動会はぜひ開催してほしいと思います。

 

というわけで、宝塚110周年のトップは誰か?果たして95期は揃えるのか?メモリアルイヤーの演目は何が来るか?!を予想していきたいと思います!!!

 

花組

2023年始から柚香5作目となる「うたかたの恋」、7〜10月頃に6作目がきます。

ということで、柚香光が110周年までトップであると仮定すると、(公演順入替がないとして)2024年2〜4月頃に7作目・8〜10月頃に8作目がきます。

若くして就任していますし、2ndグッズも出たばかり。おそらくここまではいるのではないでしょうか。

花組の注目はやはりずっと噂されているエリザベート」はくるのかです。

後述しますが2024前半は大作が並ぶので、結論としては、エリザベート」があるとすれば2024年8〜10月頃の8作目になると思います。

この時期はちょうど明日海りおエリザベートからぴったり10年後にあたります。

正直、柚香光・水美舞斗のいずれかが卒業していたとしても、永久輝フランツ・聖乃ルキーニで公演はできると思いますが、問題は星風まどかがそこまで在任しているかです。シシィ役は新任トップ娘には来ないですし、今のトップ娘役の中でシシィをやるとしたら彼女。宙組時代から通算11作目になります。研4就任と考えれば通常です。おそらくこのタイミングでシシィで退団というのが1番綺麗かなと予想します。

 

ということで、エリザ再演前提とうたかたが再演であることから考えると、

2023年7〜10月(6作目) : オリジナル2本物 or オリジナル×イケコ"以外"×新作1本物

2024年2〜4月(7作目) : オリジナル2本物

2024年8〜10月(8作目) : エリザベート

110周年の顔は引き続き柚香光×星風まどか

 

そして8作目エリザで星風まどかが卒業、9作目で柚香光が卒業の流れかと思います。

ちなみにその時点で95期は研16。本人が待てるのであれば水美舞斗にも充分チャンスがある学年で回せることになり、仮に3作で退団したとしたら、永久輝せあにも研15-16のタイミングでバトンタッチできることになります。そこまで待てるかは別問題ですが。

 

月組

2024年は3月下旬〜6月頃と10月〜12月の公演が、5作目.6作目になると思います。同期2人に比べれば遅くともわりと若めの就任だったことと、後任が全然育っていないことを考えると卒業はないかと予想します。

月組が110周年でやらなくてはいけないこと、それは和物ショーです。今のトップ陣の中ではダントツで和物を得意としますし、メモリアルイヤーでは1つは上演してくると思います。3部作が2部作かは不明ですが、3部だった場合「花詩集」の再演もありそうですね。

 

ということで、3作目までのバランスと考えると

2023年8〜10月(4作目) : 洋物芝居・ロマンチックレビューシリーズの2本物

2024年3〜6月(5作目) : 和物ショー付2部作or3部作

2024年10〜12月(6作目) : 新作1本物

110周年の顔は月城かなと×新トップ娘役?

 

雪組

109.110周年のまたぎ公演を担当し、2024年は夏に1作。雪組にとって2024年は、雪組100周年という大切なメモリアルイヤーです。

 

2023年11月〜2024年1月(5作目) : ベルサイユのばら

2024年5〜8月(6作目) : オリジナル芝居×雪組記念ショーの2本物。

110周年かつ雪組100周年の顔は彩風咲奈×夢白あや

 

おそらく110周年の節目で本公演ベルばらが来ます。今の5組でやるなら思い出再演にもなり、役者も揃っている雪組でしょう。彩風咲奈は4作目まで思い出再演的公演がまだきていないので、可能性はかなり高いと思います。おそらくその後に1作オリジナル、しかも雪組生え抜きトップによる記念公演を行って卒業が綺麗かなと思いました。このタイミングが卒業だとすると10年前の壮→早霧と同じなので、記念式典は前トップ、運動会から新トップとなります。

 

星組

宝塚100周年の幕開き正月公演は柚希礼音主演のナポレオンでした。奇遇にもこのままいけば、110周年の幕開けは星組です。ということはここで新作イケコ1本物がくるような気がします。それを仮定して前後の公演を予想します。

 

2023年5〜8月(6作目) : オリジナル2本物 or 1.2幕どちらかは再演

2024年1〜3月(7作目) : 新作イケコ1本物

2024年7〜10月(8作目) : オリジナル2本物

110周年の顔は引き続き礼真琴×舞空瞳

 

あくまで予想ですが、おそらく10作退団となる気がしています。110周年の顔のセンターをしっかり務めた後、1本物ミュージカル→オリジナルで卒業ではないでしょうか。

 

宙組

ここでは真風涼帆が9作退団と仮定して話を進めます。後任が順当に芹香斗亜だとしてもう研17就任。17というと壮一帆と同じ学年です。お披露目公演は2023年10〜12月となります。仮に3作退団としても、宝塚110周年は運動会時期含めて全うする計算となります。

 

2023年10〜12月(お披露目) : オリジナル2本物

2024年4〜7月(2作目) : 1本物再演(ミーマイorスカピン?)

2024年11月〜2025年2月(3作目) : オリジナル2本物(退団公演?)

110周年の顔は芹香斗亜×潤花or新トップ娘役

※110周年で95期が5組揃うのは難しい。

 

時が経つのが早すぎてびっくりしてしまいますが、メモリアルイヤーならではの華やかな公演が今から楽しみです!!

 

 

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