丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

望海風斗・真彩希帆に贈る

こんにちは

 

ついに雪組千穐楽の日が来てしまいました。

卒業される皆さんが幸せいっぱいの1日を過ごされますように!ライブ配信で見守りました。

 

雪組トップコンビに送別の言葉を贈るにあたって思い返してみたのですが、2人の作品がそのまま大学生から社会人までの記憶と繋がっていて、あの頃こうだったと思い出せるほどで、宝塚がどれほど自分自身の生活に染み付いているのか実感してしまいました。

 

さて、私が宝塚を連続的に見始めたのは2015年始〜ですので、"花組"の望海・真彩というのはほとんどみたことがありません。

後から映像で「オーシャンズ11」「エリザベート」はみましたが、私の中での2人って雪組なんです。

なので、2人が実は路線として遠回りしたりするところは後から知ったという感じです。

 

先に真彩希帆についての思い出を振り返ってみます。

私が初めて彼女の名前を認識したのは「Guys and Dollsです。あの史上最高に可愛かったことアデレイドの新人公演やるのはこの子なのか〜と思った印象です。

そして顔と名前が一致して初めて舞台上で見つけられたのは、「桜華に舞え」愛奈姫様です。とはいえ、何か特別に印象に残ったというわけではなかったです…。すみません。

 

そして雪組にきて幕末太陽傳」おひさ役で、この人が次のトップ娘役か!となりました。

私は何回も言いますが、無邪気でオキャンで一所懸命な少女を演じるまあやが好きです。なのでこの役とっても好きでした。咲ちゃんと最も濃く組んだのって実はこれでは?と思います。

そしてショーの「Dramatic "S"」のパリの場面とエトワールで、歌うまっっっ!!!てなったのをよく覚えています。昔から観ている人からすれば気付くの遅いって感じなんでしょうけど、この一声を聴いて、これはなるべくしてだいもんの相手役として組替えしてきたんだなと思いました。

 

トップ娘役になってからは、もちろん元々歌がすごく上手い方でしたが、努力の人なんだなということがすごく伝わってきました。

"劇団屈指の歌唱力"や"実力派"と言われるだいもんに追いつこうと常に必死に努力して、だからこそその姿が時には戦っているようにみえたり、生意気と言われたりしましたが、本当になにもかも努力の成果だと思います。

「蛹が蝶になるように大きく羽ばたいてくれて」というだいもんの言葉にあったように、本当に本当に素晴らしい努力でしたし、その頑張りが見えていたからこそ、ファンも応援したくなるような娘役だったんだと思います。

男役をただお慕いしついていくのではなく、10年も先輩の男役トップに追いつこうと必死でもがく姿が新しい共感や応援したくなる娘役像となったのではないかと思います。

 

そのような意味で、クリスティーヌやクラリーチェはまあや自身の努力と才能が役に反映されていたので私としても好きな役でした。

 

緞帳前で「寂しくなってきちゃった」と泣き出し、大好きですと言われて照れて泣き出す姿は、全ファンの心を最後の最後に鷲掴みにしましたね。可愛すぎました。

 

本当に最後のその時まで感動をありがとうございました!!

 

望海風斗、これほど夢を叶えたタカラジェンヌはいないと言わせるような宝塚人生だったのではないでしょうか。「人生は幸せだった!!」この言葉が本心であるに違いないと思わせてくれました。

特にトップになってからは、1つ1つ夢を叶えていくだいもんをみて、私も頑張ろう、努力すれば良いことがある、「きっと叶うはずさ夢は」と思わせてくれる、とてもパワーをくれるスターでした。

冒頭に書いたように、作品を思い出すと大学生時代の大変だったことや就活の辛かったこと、そして同時に楽しかったことも思い出します。嫌なことがあった時いつも励ましてくれた、楽しい時間を与えてくれたそんな存在だったと改めて思いました。

 

2番手として出会ったドン・ジュアンに源太、念願のラテンショー、トップ同士として明日海りおとタカスペ、盟友の凪七瑠海との共演、憧れのファントム、男役の集大成ヌードルス。その時その時に望んだものをきちんと叶えていく、そしてその成果をお客さんである私たちに最高の形でみせてくれるスターでした。

だからこそ毎公演、その公演本体だけでなく、また1つ夢を叶えステップアップした望海風斗という男役を観ることができたという嬉しさがあり、それが雪組の満足度の高さに繋がったのではないかと思います。

 

今さら歌唱力をはじめとする実力の高さに言及することはしませんが、やっぱり「ファントム」を生で観劇することができたのは一生忘れないヅカファンとしての誇りです。早くハマったからといってマウントとるようなことはしたくありませんが、これだけは本当に生で観れて良かったと、間に合って良かったと思います。

 

舞台ではシリアスな役が多いけれど、スカステや挨拶でみせる根明な姿も魅力でした。

下級生をいじり、同期と笑い、上級生にちょっと甘えるそんなあやちゃんな部分も含めて"望海風斗の魅力"でした。

最後の最後「東京宝塚劇場20〜」までナニコレって感じではありましたが笑、本人が楽しそうに明るく満面の笑みなのでこれでいいなってなりました。

最後まで気持ちよく笑っていて、こちらもシンミリしすぎず、画面越しではありますが明るく見送れたと思います。その分その後にズーンときたのですが…

 

「fff」のラストの「フォルテシッシシモ〜!!!!」と叫んで降りていく客席や画面越しからみても分かるやり切った人にしかできない100%の表情、テンションが上がってしまった「シルクロード」中詰め、"幸せ"が本当に具現化していたサヨナラショー。

あんなに清々しい笑顔がみれて、こちらまで幸せな気持ちになりました。

 

本当に、ありがとうといくら伝えても足りないくらいありがとうございました!!!

でも今はまだルキーニ姿を楽しみにさせてください笑

 

雪組、どっせい〜❄️❄️

 

 

🌟をポチッとお願いします! にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村