丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

私の思う5組の魅力

お久しぶりです!

なんだかニュースもなくて更新する気にならず…

 

本日は私が個人的に考える5組それぞれの魅力について書いていきたいと思います。

 

花組は、一般的には「ダンスの花組と言われます。柚香光率いる花組はその再興にはもってこいでしょう!でも今の花組ってそれが1番の魅力というわけではないと思うんですね。

 

私が思う花組の魅力は、何が起こるか分からないドキドキとワクワク感と勢い!!

 

2014〜の花組というのは言い換えれば、明日海りおの築いた帝国だったわけですから、今最も全てが変革を迎えている組だと思います。

明日海りおは、歌・芝居・ダンスの全てが揃っていて宝塚らしい、いわゆる完璧なスターでした。

柚香光は真反対です。独特なビジュアルで宝塚らしくはなく、歌はびっくりするくらい下手ですがダンスは宝塚で1番上手い。大造りでありながら繊細な芝居が絶妙に癖になる。完璧とは程遠いけれど、どうしても目が惹きつけられる華があります。

 

公演も、はいから→海外ミュージカルと、どうなるの?!と不安ながら、それを乗り越えるれいちゃんを応援したい!観に行きたい!!と思わせられます。

完璧ではないからこそ、その成長の証人になりたいと思わせてくれるのが今までと180度変わった花組の新しい魅力だと思います。

 

また、瀬戸かずや・水美舞斗・永久輝せあという人事面でも何が起こるか分からない配置が、さらにドキドキ感を倍増させます。

 

 

月組「芝居の月組と言われます。もちろんその通りだと思います。そこが魅力です。

ただその「芝居の月組」を支えている粒揃いな組子!!が1番の魅力だと思います。

 

どんなジェンヌがタイプでも、絶対にあなたの推しが見つけられる。それが月組です。

 

爽やか純朴青年の珠城りょうに、美しすぎる芝居巧者月城かなと、色気大爆発のアダルトジェンヌ鳳月杏、現代的で圧倒的運動神経とバブみとオラみの二刀流暁千星、若いのに渋くて良い意味で古臭い風間柚乃

これだけ路線スターでキャラが被らない組はありません。

それに加え、どんな役でもお任せ組長光月るう、困ったときはこの2人に夏月都と白雪さち花、霞食べてるリアルプリンス紫門ゆりあ、劇団1のカメレオン役者輝月ゆうま、それにまだまだ期待の若手たちまで…

 

「グランドホテル」や「I AM FROM AUSTRIA」を観るとよくわかりますが、この組は、舞台という世界観をつくる1人1人の役者力の高さが素晴らしいと思います。

 

 

雪組は、日本物の雪組と呼ばれます。今のトップコンビだと歌唱力の雪組というべきでしょうか。

でも実際、歌唱力を売りにできるのはトップコンビのみ。組全体の魅力として、歌唱力を売るのは無理があると思います。

 

私が思う雪組の魅力は、安定したピラミッドだと思います。

今現在、上級生2番手が増えたり、1期差だったり、ちょっとモヤっとする部分もある宝塚人事の中で、安心してみていられるピラミッドが形成されてると思います。彩凪-朝美ラインは気になる部分はありますし、次期トップ娘誰問題はありますが、だいもん体制の期間は少なくても安定安心です。舞台技術に関しても。

さらに、7番手まで決まっていて、将来性が高い事も挙げられます。

 

たしかに直近の雪組の未来は少し不安要素がありますが、先々まで安心していられる層の厚さと望海風斗を中心とした綺麗なピラミッドが見どころだと思います。

壮一帆早霧せいな・望海風斗3世代続いて雪組に良い雰囲気ができたのは、トップスターだけでなく、やっと整えられた組体制の成果だと言えます。

 

また、このピラミッドを支えているのが組替えスターの存在。3世代続いてトップスターは組替えです。咲妃みゆ・真彩希帆も組替え。

現在の組体制でいうと、だいもんの持ってきた男役道・宝塚道と、あーさの持ってきた芝居心と若々しいエナジーと、あやなの持ってきたキラキラ感が生え抜きのスターとうまくサンドイッチで安定感を増している感じがします。

建設でいうと、レンガを真上に積み上げるのではなくずらしながら積み上げているからこそ、建物として安定していると思います。

そんなしっかりした組体制こそが魅力だと思います。

 

星組は、中心へのエナジーが魅力だと思っています。

「Eclair Brilliant」のボレロのような、組子全員のパワーがトップスターに向いているというエネルギーが目に見えて分かる熱い魂。

組子に脈々と流れ続ける柚希礼音の血

 

そのパワーは、「モーツァルト」を観る限りは、しっかり礼真琴にも注がれていました。

また、劇団1の実力者である彼女に追いつこうとする下級生たちの新しい心意気も充分見えました。特に、極美慎なんかは分かりやすかったです。

今までは、トップコンビ+2番手の3人が生え抜きだったので、より血が濃かった印象ですが、トップ娘と2番手に組み替えスターを迎え、どのような化学反応が起こるのか楽しみである反面、星組の良さであるエナジーが減少しないといいな〜とも思います。

 

これからの新体制を観てみないとなんとも言えませんが、組子1人1人が礼真琴に追いつくためにもがく組になったら見応えあるしいいな〜と思います。新体制星組は、ロミジュリで爆発しそうですよね!楽しみです!!

 

最後に宙組。この組は、宝塚らしいクサい芝居が似合う事が魅力だと思っています。

真風涼帆・芹香斗亜・桜木みなとと3人揃って、少し前の宝塚を彷彿とさせるキザで甘い男役なんですよね。それぞれ若干の属性は異なりますが。

 

同じ演目を他組でやったら、??となってしまうような作品を、宝塚の枠内に収めるというのが宙組

トップコンビの甘い恋愛に、周りも魅力的、まるで少女漫画のような特性。

少し前だとこのようなスタイルがスタンダードでしたが、今となっては目新しい。

1番「宝塚観たぞー!」という気にさせてくれる部分だと思います。この魅力は、これからも引き継がれそうですね。

 

それにしても早く生観劇したいです…

 

 

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