こんばんは！
昨日は柚香光お披露目公演「はいからさんが通る」が波紋を呼び、まさかのtwitterでトレンド入りする程の事態になりました。
賛否両論すぎて、まあ否の方が多かったですかね。熱烈すぎて激怒してる人までいて、あらあら笑 って感じでしたが。
私がどう感じたかは前の記事に書いてあります。
この公演は原作があるのでとっても人事考察しやすいので、外れたらそれはそれとして笑、考えていきますー！
まず「はいからさんが通る」という作品は、エリザベート以上に役が少ないんです。
男役は、少尉(柚香)・冬星(鳳月)・鬼島(水美)・蘭丸(聖乃)の4役がほぼ全て。()内は2017版のキャストです。
あとは美味しい脇キャラはたくさんいますが、コメディ漫画だからこそであり、スターにやらせるのはまた違うような…。
そういう意味では路線スターがかなり限られ、芝居上手の名脇役がたくさんいる月組みたいな組にはハマったかもしれません。たまさくはビジュアル的に厳しいですが。
この作品、2017花組観劇済かつ原作を読んでない方は「ちなつさんの演じていた冬星が2番手」と思い込んでるようですが、原作では冬星・鬼島・蘭丸はほとんど同格です。
つまり脚本によって誰でも2番手になれちゃうんです。
逆に言えば、誰も2番手にしないで済むとも言えます。
さらには1本物なので基本的にはトップスター以外は羽根を背負わない、つまりは瀬戸かずやの2番手羽根もあり得ないということです。
(「るろうに剣心」は例外中の例外でしたね)
以前、瀬戸かずや東上が決まった際に、番手ぼかしだという話をしましたが、この「はいからさんが通る」が発表された事で、本気で番手ぼかしする気だぞ…！と思いました。
形式上、東上主演を果たした瀬戸かずやが2番手位置で降りてくるとは思いますが、あきらを真剣に2番手にするなら「はいからさんが通る」なんて選ばないんです。
メインキャラクターである冬星・鬼島・蘭丸の中で、彼女の任である役は正直ないんです。役どころとしては冬星が1番似合いますが、長髪カールはどうだろうか…となると鬼島の方がいいですが、柚香少尉の部下役ですからね。。
前記事でも書きましたが、紅緒の父が1番似合うんですよ…原作だと紅緒父ってけっこうカッコいいんですけどね
また、鬼島と蘭丸をそれぞれ2017に演じた水美舞斗・聖乃あすかがどうなるかが問題です。
続投orメイン3役内で他の役が回ってくるならまだしも、その他大勢の役になってしまった場合、3年前よりも役付が悪いという明らかに切ない感じになります。
かといって、水美舞斗はまあ95期で路線では最上級なのでメイン役で良いとして、聖乃あすかに関しては学年的に上に綺城ひか理・飛龍つかさ・帆純まひろがいますから、明らかに番手が入れ替わる=この3名が明確に脇路線になってしまう訳で、そんな批判がものすんごい起きそうな事をするのだろうか…という複雑さ。
では、瀬戸・水美・綺城・飛龍・帆純・聖乃で盛大に役替わりでもしますか？3役に対して6人ってどうしますか？？て感じですし、原作がある&限られた時間でストーリーをまとめるために役は増やせない。
城妃美伶の演じていた環や、桜咲彩香が演じていた吉次を男役にやらせるか…
とにかくそんな状況なので、花組下級生男役にとってはこれからの進退が決まる配役となるわけで、人事的には大注目どころです。
組替えがあるあると言っていますが、この役の少なさの演目だと急ぐ必要はないんだろうとも。そもそも花組が組替えが必要な理由は、スター不足というよりも純度100%の風通しの悪さだと思ってます。
トップ就任と同時に2番手が組替えしてくるパターン(真風涼帆・望海風斗)も考えましたが、ここで永久輝せあ・暁千星あたりが組替えてきた場合、ただでさえ少ないメイン役が１つ取られる訳で、どうする花組下級生男役となります。もし本当に組替えてきた場合は、代わりに誰かを出さないと地獄絵図の「はいからさんが通る」になってしまう。
ショーのある星組の方が組替えが早急に必要なのかな。「ESTRELLS」とかほぼほぼ紅ゆずると礼真琴の2人だけで構成してたようなもんですし…
あともう一つ人事的に予想できるのは瀬戸かずやの柚香1作目退団はないと思います。
理由は先程述べたように、任の役がないこと、番手ぼかしが必要なことです。
そうすると瀬戸東上はタカスペ用と考えても良いわけで…
つまりこの記事をまとめると、
・「はいからさんが通る」では番手がぼかされる
・瀬戸かずやは柚香1作目で退団しない
・花組への組替えは早急ではない
・花組から誰かがでは可能性はある
・星組の組替えは早急
・花組若手の今後を考える上で「はいからさんが通る」の配役は重要
盛大に外れたら外れたで笑ってください〜
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