丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

背景知識って大切!

こんにちは

暑いですね〜熱中症には気をつけてください。やばい!と思ったら、ポカリよりもOS-1(経口補水液)ですよ!!ちなみにアクエリアスは効果ないのでスポドリならポカリにしてください。

 

連日の暑さにもかかわらず当日券も大人気との噂を聞いた雪組公演。

今回は全く雪組で泣けなかった話をしたいと思います。

 

感想記事でも書きましたが、新撰組の知識が「銀魂」しかないんですね笑

ひどい話だと思いますよね。その通りだと思いますし自覚もあります。

 

だから話についていくのに必死すぎて、泣くに泣けなかったんです…!

 

吉村が1人で最後敵に向かっていく場面では、「え、誰よりも生きたいって言ってたじゃん!はじめくんも体制を立て直そうって言ってるし、みんなが吉村生かそうとしてるの理解してたじゃん!なんで??」

となってしまって、なんで??となってる間に倒れるし、

「なぜ切腹を命じておいておにぎり握るんだ咲ちゃん!」

となってしまった私、、、

 

その辺りが日本の美学だということは分かってるんです。

けどなんだかなー理解しきれなかった。ちょっと悔しい。

 

「星逢一夜」はちゃんと泣けたんです。ストーリーが簡単だから…

これが誰で、この人がこういう人で、、と一所懸命理解するのに必死になってたら、泣き所への理解が追いつかなかった…

 

正直ちょっと悔しかったです。

 

でもね逆に言えば、背景知識があったからこそ楽しめた作品もあります!

それがつまらないと言われまくった「異人たちのルネサンス

どう頑張ったってまどちゃん描いてて「モナリザ」にはならないだろ〜て感じですが、メディチ家の事とか、たぶん本当は意地悪じゃないんだろうなーとか、イタリアに思いを馳せて楽しめました。これは勉強してた甲斐がありましたね〜

脚本として微妙なのは変わりませんが、笑

 

そしてですね、ヅカヲタのみなさんに伝えたいのは、「MESSIAH / Beautiful Garden」を迂闊に初心者に勧めないほうが良いのではないかという事です。

BS NHKで放送されるとのことで、こぞってオススメしたい気持ちはわかります。

 

でもね、メサイアって面白かったか冷静に思い出して欲しいんです。

あの作品は一歩間違えたら、地味でバッドエンドの駄作になりそうなところを、明日海りおのスター性によって「良作」として消化できた作品だと思ってます。

私個人としては、隠れキリシタンに関してはキリスト教学校に通っていたこともあり、かなり勉強もしましたし、長崎の教会や踏み絵も実際に見ました。誰よりも背景知識たっぷりです。

 

期待値0で観に行ったら案外とても面白かったですが、あれを映像で初観劇として観るのはどうなんだろう…という感じです。 

 

登場人物も絶妙に多いし、隠れキリシタンって分かりづらい内容でもあるし、話もすごく派手なわけでもなく、、

 

だからもし初心者の方でこのブログを読んでくださって、BS見よう!と思っている方は、ファンたちの言葉に踊らされず期待せずに見てください笑 そしたら案外おもしろいかも!

 

野口ショーは場面も多くて、宝塚的場面からダンスシーン、アイドル風、群舞など初観劇にもオススメですが、BGは少し癖が強すぎる気もしなくもない。

というかオープニングの癖が強すぎるんですよね。私は好きです。でも下手したら引かれてしまう…笑 これはSVにも言えることですが。

 

前に別記事でも書きましたが、

「星逢一夜」「メランコリック・ジゴロ」、そしてはいからさんが通るなんかが初心者向きではないですかね…

あとは今やっている「ON THE TOWN」なんかも良いかもしれない。

 

とにかく最初にみたときは、「誰が誰だかわからない宝塚」なので、できるだけ登場人物の少ないものから見てもらいましょう。

 

そしてやはり「宝塚」を楽しむ上でも大切なのが背景知識。

誰が誰だかきちんと見極められるスターへの知識、若手をきちんとチェックするか、再演ものにおける作品への理解、先生の特徴、誰と誰が同期などなど…

分かればわかるほど沼にハマる、それが宝塚。

 

まだまだ沼は深そうです…笑

 

 

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