丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

TOP OF TOPから考える風潮

こんばんは。

 

来たるO11観劇に向け、星組花組を観ていたのですが、久々にみた男役柚希礼音のかっこよさに度肝を抜かれ、今回の記事を書こうと思いました。

 

一世代に1人しか得ることのできないTOP OF TOPの称号。ものすごい倍率で宝塚音楽学校へ受かり、そこからさらに狭き門の路線に乗り、運と実力と様々なものを経てトップに立ち、そこからまた1人だけの称号。

公式には5組は平等なので、この称号はファンや周りが暗黙の了解でつけるものですが、誰のファンであってもこのTOP OF TOPとしてあげる人が同じなのがまたすごいところであります。

 

そしてこのTOP OF TOPをみることで、段々と宝塚全体の風潮が変わってきている事も分かります。それではみていきたいと思います。

 

先代 柚希礼音

久々にみたちえさんはもう漢そのもの。

ものすごく男らしくて色っぽくて迫力もすごい。そして、O11やナポレオンを観ると分かるように、その背中をみて何人のスターが育ったことか…と感嘆するような充実っぷり。

美弥るりか夢乃聖夏紅ゆずる真風涼帆壱城あずさ芹香斗亜礼真琴…みーんな柚希礼音の背中をみてきたと思うと恐ろしいです。

 

そして柚希時代の他のスターも、男らしいスターが多いのがまた面白い。

蘭寿とむ霧矢大夢水夏希ら他組トップに加え、先程あげた柚希チルドレンも男らしいスターが多いことが分かります。「少しくさいくらいがちょうどいい」みたいな感じでしょうか。

 

 

現在 明日海りお

100周年を盛り上げたのが柚希礼音だとしたら、その後下火にならないよう支え続けたのが明日海りお。彼女の魅力は先代とは全く異なるフェアリー系。

男でも女でもない「男役」の美学みたいなものに惹かれる人が多くいました。

 

龍真咲早霧せいな朝夏まなとらも少し可愛らしさのあるトップスターでした。まあ珠城りょう真風涼帆ら例外もいますが笑

 

また明日海りおの背中をみて育った柚香光・聖乃あすか・帆純まひろ・綺城ひか理らをみてみても、明日海ismみたいなのを引き継いでる事が分かるかと思います。

 

 

次代 礼真琴

明日海の退団発表、そしての就任により、誰も疑わず次期 TOP OF TOPは彼女でしょう。

 

ここ最近の風潮を礼真琴が一気に背負って体現しているのが、実力主義。首席至上主義。

宝塚において、歌・ダンス・演技の3つ全てを礼真琴以上に兼ね揃えているスターはいません。

これからの時代は実力に重きが置かれるのは最近の風潮をみていれば一目瞭然です。

 

雪組トップ望海風斗は次席であり、素晴らしすぎる歌声の持ち主でしたが、次期と予想される彩風咲奈も首席です。

 

各代の首席をみてみると

93 彩風咲奈

94 仙名彩世

95 礼真琴

96 夢華あみ (いじめ問題の責任をとって退団と言われていますが、研1でジュリエット抜擢)

97 留依蒔世

98 暁千星

99 美園さくら

100 蘭尚樹

101 鷹翔千空

102 舞空瞳

 

こうしてみてみるとトップ率もさることながら、全員が見事に路線スター。各組で活躍しています。

これからの時代を支えるのは、実力者だという事がよく分かります。

 

そしてもしかしたら、こっちゃんの次のTOP OF TOP稀惺かずとかもしれませんね。

そうなると、(みりおは置いておいて)、柚希チルドレン代表格礼真琴そのこっちゃんの意思を継ぐ…となればまたドラマティックだと思います。

 

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