丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

月組「G.O.A.T」観劇感想

こんにちは

 

感想が前後してしまいましたが、千穐楽が先に来てしまったのでこちらから…幸せなことに感想を書くことに追われている…!!

月組G.O.A.T配信も2回観たし遠征もしてきました!!

 

この公演は、月城かなと・海乃美月のプレサヨナラでありながら、プログラムに記載があったようにあえて「月城かなとコンサート」を冠さず、トップコンビ+2.3.4番手帯同で、観た感想としては月組公演として全うされた作品という印象です。どちらからというとBE SHININGよりもVERDAD寄りというと分かりやすいでしょうか。

柚香光・星風まどかのプレサヨナラは、特にトップスター柚香光の軌跡に焦点をあて、花組歴代の作品を映像と共に全部やってくれるというスタイルで、めちゃめちゃ懐かしくてもはやサヨナラショー何やるんだ?と思ったし今日発表されたDSでやる曲あるのか?という感じでそれはそれで最高でしたが、月城かなとはむしろ今までの楽曲とかほぼ残してるけどサヨナラショーの尺大丈夫?DSもしてくれる…??というくらい思い出にあてた時間よりも今の月組を表現する時間をたくさん作ったショーだったなと感じました。

 

一応プレサヨナラだし思い出の歌とか衣装とかも出てくるのですが、シャルル風車回しオジサンによる超早口作品名羅列でそのほぼ全てが終わってしまうという笑 滑舌が大変よろしいので全部聞こえたし、「星逢一夜/La Esmeralda」 からファンになってスカステとかで映像を探し回ったりした私はロシアンブルー以外映像あわせれば全部観たことがあったので…懐かしくて寂しくて泣いちゃうかと思いきや勢いすごすぎて涙出なかったですセーフ笑

風間柚乃はなんでもやってくれますが、他組のトップスターが演じた当たり役の剣心をフルコスチュームでやってくれたのはもう感謝しかないです。みんな大好き蒼紫様!!!RoNで登場したのでもうお会いできないかと思ったら台詞付きで!ありがとうございます。

珠城りょう時代の月組はかなりよく観ていたので、ブレイクスルーやポッキー巡査が聞けたのもDream Chaserが使われたのも全部うれしかったです。そしてキッチュですよ!!久しぶりにあのマジな目がみれて大興奮ですし、いつかエリザガラコンをと願わずにはいられません。幻となってしまった新公の衣装が着れた礼華はるのヴィクトールも、ガブリエルが美園さくらと同期の彩みちるなのもベストチョイス。そして鳳月杏が一瞬で俊堂になれるのあまりにも自然でさすがでした。

海乃美月率いる今の月娘でのアパショが観れたのも本当に感謝です。かっこいい月娘が大好きなのでこの曲を選んでくれてありがたや。

 

学校の場面ではナチュラルに芝居がめちゃめちゃ上手いホォヅキさぁ〜ん笑 「ダンス?あたしはいいよ」の言い方が上手すぎてツボです。

毎回過去の舞台での失敗談をお客様に披露される風間くん可哀想すぎない?笑 それも笑えるくらい実力がしっかりしてて今頑張ってるから過去の可愛い失敗が笑えるという点ではすごいけど、あんなに大々的に失敗談披露されても笑いにかえる心の広さに乾杯です。

タンゴの娘役の衣装はGOLDEN JAZZの中詰ですよね!!!私あのショー大好きで…海乃美月朝美絢が一緒に銀橋を渡っている世界なんです是非。

 

白の衝撃の娘役が好きすぎる。怖くて綺麗で世界観がバッチリ出てて、そして海ちゃんの美しい笑顔と素晴らしいドレス捌きがみられて、出演した月娘があの場面でしっかり娘役群舞とダンスでも芝居をするということを学べたであろうことも含めて、全員揃って綺麗にきまる最後のところとか何度でも観たい。

 

MCコーナーは、トップ娘役をゲストの1人ではなくMCにしてくれて先生ありがとう!!!おかげで毎日トーク聞けたし(SNSでレポ追いました)、無茶振りによってスカステとかでは絶対観れなかったであろう表情の海ちゃんが観られたのも思い出。

 

アコースティックのコーナー、本当にこの3人はどこでスイッチを入れてるんだろうか…あんなにゆるゆる〜て喋ってたのに歌えばかっこいいもはや不思議。3人とも特別に歌うまというイメージではなかったけど、3人全員がちゃんと歌えるからこそあの素晴らしい場面ができたし、改めて歌も全員すごい上手いな…と感動しました。普段は貫禄がとかでいじられてるけど、れいこちゃん・ちなつさんは本当におだちんが可愛くて可愛くて仕方ないんだな、可愛がられてるところかわいいと新たな萌えまで生み出したのでした。

 

スペインの場面は海ちゃんに赤い大きな布でスカートさせたの天才。Bonjour Amourが今経験を積んでからまた聴けたのもうれしかったです。グルーシンスカヤは演者を選ぶので、きっと今やったらすごいんだろうなと。

銀の龍の背に乗って、なんかあの歌で突然卒業を感じました。コロナ禍で就任し宝塚は大変な時期を過ごしたし、タカスペにトップスターとして出ることは最後までなかったし、それを辛いことと捉えず前に進んでこられたんだな…とか勝手に感じて少しセンチメンタルになりました。

cheek to cheekって良い曲ですよね〜れいまどとはちょっとニュアンスが違ってそれぞれのトップコンビ色が出ていてそれもよくて。

最後はsing sing sing聴いてオシャレで楽しいー!となってたらあっという間に終わってしまった感じでした。私はGOLDEN JAZZのファンなのであの曲を月組がまた歌ってくれただけでうれしくて、最後this is golden jazz!!ってつい頭に流れるんだけど分かる人いますか?あの曲で締めるのがなんかとっても月城かなと・海乃美月率いる月組らしいFULL SWINGでお披露目したコンビなんだなって感じがしました。

 

残すところ卒業公演のみ。寂しくて仕方ない気持ちでいっぱいですが、最後まで応援し続けます!

 

次の観劇感想は半分までは書き上げている雪組「FROZEN HOLIDAY」もしくは月組「Golden Dead Schieleの予定です。

 

 

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