丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

礼華はるvs彩海せら 第1ラウンド!

こんにちは

 

雪組「心中・恋の大和路」花組「巡礼の年 / Fashionable Empire月組「グレート・ギャッツビー」が中止となりました。

感染された方が後遺症などなく健康に戻り、また別箱はものすごく日程が限られた公演、花組本公演には退団者もいるので早く再開することを祈るばかりです。

 

最近の宝塚人事で気になることを各組であげるとすれば、

水美舞斗vs永久輝せあ

マイティ2番手羽根にて一旦決着

鳳月杏の任期・礼華はるvs彩海せら

雪組次期トップ娘役

瀬央ゆりあvs暁千星

真風涼帆の任期・鷹翔千空vs風色日向vs亜音有星

というのがメインどころでしょう。

 

本日はその中でも、礼華はるvs彩海せらについて考えたいと思います。

 

礼華はる101期ツインタワーと呼ばれていた縣千・鷹翔千空に比べ、押し出しが弱く路線として力を入れられている感じは正直しませんでした。

でもよく考えればそれも当然、雪と宙はそれぞれ1つ上の路線が98期綾凰華瑠風輝。しかし月組には100期風間柚乃がいました。

前々から路線スターの新公役はとっていたものの研6となる「ピガール狂想曲」でやっと初主演。コロナで残念ながら新公中止。あのデカさで本当は女の子というのをどうするつもりだったのか…という未だに観たかった気持ちが拭いきれませんが、続く「桜嵐記」「今夜、ロマンス劇場でで主演をとりました。ピガールのリベンジで本来は2回主演予定だったのか、それとも3回とも全て取る予定だったのかは不明ですが、トップ退団とお披露目という節目の主演をとれたことが大きく動いたのか、正路線の仲間入りを果たします。

 

彩海せらはというと、現トップの月城かなと最後の雪組公演でもあるNew Wave! 雪」にも最下級生として出演し、望海風斗体制になるとお披露目公演から子役が与えられる等活躍。礼華はるより1期下にも関わらず全然早いタイミングで初主演を果たします。雪も同じくコロナの影響で新公がなくなりますが、感染対策お願い動画から考えるに「fff」の新公は間違いなく彩海せらの予定だったと考えられます。

1期上に御曹司の縣千がいたため、ものすごく目立つ若手位置は取られてしまっていたのも事実ですが、2人の得意分野やキャラが全然違ったことと、音校時代の分担だったエピソードやDTなどをみるにかなり仲良しコンビだったので、むしろあがあみとして上手くコンビ売りできていたのも知名度が上がった理由だと思います。

新公学年で組替えをした男役というのは期待の現れと、学年の近いスターから逃す意味合い(天華えま・綾凰華→雪 / 天飛華音・咲城けい→雪 / 真風涼帆 礼真琴・芹香斗亜→花など)が強いことが多いので、あみちゃんを全力プッシュするためにあがちんと離したと考えられます。

 

つまり、彩海せらにとって同じ1期上のスターでも、縣千>礼華はると判断されての組替えだったわけで、劇団の中でも彩海せら>咲城けいだからこそ、さんちゃんを直接月組へ行かせることはせず三角貿易の形をとったのだと考えられます。

 

初共演となったブエノスアイレスの風」

どちらの番手が上か、というのは一概には言えない役柄。フィナーレも独特なものだったので順番等はとくに比べることもできませんでした。

 

そして今回の「グレート・ギャッツビー」

公演内の役としてはなんとも微妙ですが、フィナーレでは礼華はるの一勝と捉えられます。

フィナーレの階段降りの順番がまず1組後ろでした。とはいえ、これは諏訪さきも抜かせていなかった状態ですし、極美→綺城・天華と他組でも年功序列が適用されているので、1人降りになるまでは大きな意味はあまりありません。

差がつけられたなと思ったのは最後の銀橋の位置。礼華はる→娘役→春海ゆう→娘役→彩海せらの順番で、間にしっかり上級生男役が挟まっている感じ差が出たな…と。しかし、組長副組長の内側に入っているわけではないので、ぐっさんを壁と捉えるかどうかは微妙です。

 

セリフが多いのはぱる。8割「フィラデルフィアからお電話です」でしたが、かつては轟悠の演じた役です。

歌や見せ場が無理矢理にでも作られていると感じたのはあみちゃん。エディはかつて和央ようかの演じた役でもありますし、特にわざわざ今回からレビューの場面は気を遣われているなと。

 

ギャッツビーに残された勝負は最後1つ。NOW ON STAGEへの出演です。ここで差がつくと大きいかなと感じます。

でも星組綺城・天華・極美を誰も出さなかったことを考えると、2人ともNOSではなくPOPUPかなと予想します。

NOSは、月城・海乃・鳳月・風間だけでいくか、彩みちる・輝月ゆうまあたりが参加するかな?と。

 

ぱるあみはスター性が真反対。こうして語るとライバルで勝負が全てのようですが、舞台上ではお互いがお互いを補うような素敵な関係がこれから観れたらと思います。

 

 

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