こんばんは
雪組「夢介千両土産 / Sensational」の千穐楽が終わりました。まずは無事、有観客でこの日を迎えられてよかったです。
そしてこの公演で、綾凰華が卒業となりました。
私は約7年半ヅカヲタをしているのですが、初めて千穐楽のチケットをGETしました。なので個人的に、あやなちゃんは初めて直接卒業をお見送りしたジェンヌさんであり、きっとずっと特別な存在です。
まず千穐楽の感想ですが、
センセプロローグの銀橋渡りで、すごく力強いハグをした縣千との歌い継ぎで感動です。組替えしてきてからずっとシンメ張ってきた2人の関係も含めて涙です。そこから諏訪さきとの熱い肩抱きにも感動です…!!
中詰めでは、立ち位置が隣の朝美絢がずっとハートマークを送ったりしていたのが可愛くて、なのにソロに入る直前に、頑張れって感じで腰をポンとしていた上級生顔にもキュンでした。
銀橋ソロでは、銀橋に触れていたところがもう感涙でしたね…今までその振りはなかったので…。
燕尾でも白い花をつけていた姿をみたら、本当に退団してしまうのかと突然実感が湧き、そこから最後のソロでは、客席の端から端まで大切そうに潤んだ目で見回している姿は輝いていて、私もこの姿を忘れないし、勝手ながらあやなちゃんの最後の客席の一部になれたことが嬉しかったです。
挨拶で「手を横にあげて隣の人にぶつからないように注意してください〜」と言うトップスターをガン無視で朝美絢が横に手広げて縣千にちょっと怒られてるのが最高でしたね笑
さて退団公演恒例、卒業生への個人的な思い出話と贈る言葉です。
私は個人的に、月≧雪>>花>>>宙≧星の順で多く観劇していてその順で詳しい自覚なので、正直あまり星組時代を知りません。本公演では見つけられたこともありませんでした。
当時の印象としては、同期の天華えまが新公主演を先にとり、2.3番手の役はもらえるものの一歩惜しい位置にいて、星組最後の「阿弖流爲」で同率3番手格ともいえる母礼の役を経て組替えとなり、そのような意味で同期競合のいないところへ逃してもらえたのは良かったのかなと思っていました。母礼も組替え餞別として、しっかり星組若手との絆を感じられ、役としても素敵でキーとなるもので送り出してもらえて良かったと。
ところが組替えしてきてみると全然違った。逃してもらえたという表現が失礼だったと分かるくらい抜擢されるために組替えしたのだとすぐに分かりました。
Super Voygerで、プロローグからピックアップソロ。爽やかあやな×熱いあがちんという最高の若手コンビ誕生です。退団までの全7作ずっと2人で階段を降りてきて、最後は餞別1人降りでも良かったのではないかという想いもありましたが、最後にお互い頑張れよという感じで肩をゴツンとぶつけ合う2人をみて、一緒に過ごした年月を感じて感動してしまいました。
SVロケットの白ダルマは本当に輝いていて!今までこんな輝いていた子を見つけられたなかったなんて何故…?!と反省しました。
個人的に好きだった役をあげるとすれば、
ワンスのニック、PRのヴァレンティン、fffのルドルフです。
まずワンスのニックは、濃くて悪いやつが多い中で唯一の心から優しい人というのが本人の魅力と相まって好きでした。本人のもつ柔らかい雰囲気が、ギャング達の中で育ったにも関わらずちゃんと正当な道を進んでいっている説得力があり、デボラとも本当になにもないんだろうな!という謎の安心感も良かったです。
PRは王子なうえにチャラいという役。この役以外はあまり回ってこなかったですね。まず本人のジェンヌとしてもつ雰囲気がジェントル王子系なので、王子キター!という感じで。軽くてちゃらいのに育ちと品の良さが出ちゃうのが王子でした。今考えると、永久輝せあ×綾凰華×彩海せらの兄弟はビジュアルが強すぎるし、それぞれの相手役(潤花・星南のぞみ・彩みちる)含め卒業した98期2名と残り4人は組替えで全員バラバラになってしまったのですね…
最後にfffのルドルフ、溢れ出るロイヤル感!これこそ魅力です。貴族としての雰囲気が佇まいだけで感じられたのがすごいなと思いました。
あやなちゃんの舞台は常に品にあふれロイヤルで柔らかい人柄が出ていて、ホッと安らげるようなタカラジェンヌでした。
そうして油断していると、突然男らしくバチバチにきめてくるギャップについキュンとしてしまう魅力がありました。
組替えを経て多くの同期を送り出し、研11の4番目としては異例の餞別で、みんなに愛されて卒業されていったあやなちゃんの人生がこれからも幸多きものであるよう祈ります。
今まで素敵な姿をたくさん、本当にありがとうございました!!
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