丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

彩風・芹香・愛月の並ぶIFはあったのか

こんばんは

 

宝塚は元旦からすごい量のニュースをぶっ込んでくるのが通例ですので、もう年内に大きな動きはないかな?と油断しております。

 

ずっと考えていたけれど、愛ちゃんが真摯に卒業公演をしている中ではリリースできなかった記事を書きたいと思います。93期3人がトップとして揃う道はあったのかということです。

 

まず遡ること6年前。さらに下級生の珠城りょうがトップに決まります。100周年前後では珍しかったかなりイレギュラーな人事でした。

トップ内定し2番手羽根を初めて背負った公演が「舞音 / GOLDEN JAZZ」。その前後の他の組はというと…

花組:明日海3作目「新源氏物語 / Melodia」

雪組:早霧3作目「るろうに剣心

星組:北翔お披露目「ガイズ&ドールズ」

宙組:朝夏2作目「Shakespeare / HOT EYES」

この時点ではとても93期トリオが珠城りょう・美弥るりか・凪七瑠海の三巴を全て抑えて上に降るなんて無理な状況です。

ということで、ここで珠城りょうに代わって月組トップに就くことは無理だったと言えます。

 

次のターニングポイントは、朝美絢・月城かなとの通称・美の等価交換といわれる組替え。この組替えの主な目的は月城の番手向上です。

当時5番手だったところを月組3番手へ格上げ。朝美絢は4番目へ一時より下がるものの大きな流れでみればちゃんと番手アップしているので問題なし。

この組替え時点では、芹香斗亜は花組2番手、彩風咲奈は雪組3番手、愛月ひかるは宙組3番手でした。つまり3番手になる為あれば動く必要はなかったのです。さらに下級生トップの下につく形となる月組への異動は、本人とってもあまりプラスの意味とは捉えにくく珠城りょうにとっても下に2人上級生がいるのは少し心の負担も大きいので良い選択肢とは言えません。なので、結果として現在の月組トップは月城かなとですが、ここで月城の代わりに月組へ誰かが行くという可能性はほとんどなかったと思います。

 

次に芹香斗亜の組替えです。単純にこの組替えがなければ、現在の花組トップだったというIFは存在するでしょう。

その場合柚香光は未だに2番手です。中卒95期ですから学年的にも年齢的にも全く問題はありません。唯一問題があるとすれば礼真琴と同時就任の話題性がなくなること。

唯一の問題とはいえ、いつかは絶対トップになるであろうオーラの持ち主ですがこのタイミングで就任した1番の理由はこれでしょう。

あのタイミングで芹香斗亜が就任していても、彩風咲奈とのタイミングは合わないし、まだ真風涼帆がいることを考えれば愛月ひかるも現時点で2番手がベストでした。

 

ここで芹香斗亜が花組トップになっていたら愛月ひかるの組替えもなかったので星組2番手問題が浮上するんですね…。

永久輝せあ・暁千星の御曹司は候補ではあったものの既にNWとデビュタントの主演を果たした上級生の瀬央ゆりあの上にいけるかは厳しい。そうなると鳳月杏を星組2番手という組替えですかね。彼女はバウ主演こそないものの人気と上級生パワーでその立場にいけると思います。

これならなんとか…もしハイロー真風退団だった場合、花組:芹香・雪組:彩風・宙組:愛月で揃う瞬間があったかもしれないですね。

その場合は…95期序列的にもう少し珠城りょうにいてもらってたかも…?

 

そして最後のターニングポイント、鳳月杏の代わりに月城かなとの上に誰か行けたかという話。まあこれは先程も書いたのですが、2人連続で上級生2番手がくる珠城りょうの精神衛生面的に良くないかなって思うのでそもそも微妙な案なのですが、愛月ひかるなら専科を経由せず直行、芹香斗亜ならO11の後に組替え(美弥るりかと被るので花組からの直行は不可能)、彩風咲奈なら壬生義士伝の後に組替えとなります。

そう考えると愛月ひかる一択なわけですが、この時点で既に月城のカードの方が強い(3番手羽根)なので、上にいくことは難しいラインでした。

 

こうして考えてみると、なかなか一筋縄ではいかない難しいことなのだと思いました。

また、もし3人が揃う世界線があったとして、そうなっていたら観れていなかった役や作品が出てきます。それはもったいないことでもあります。

妄想は自由なので…頭の中で考えてみたことを文字にしてみました!

 

これが年内最後の更新になると思います。

皆さま、1年間ありがとうございました!

来年も暖かく読んで頂ければと思います。よろしくお願い致します!

 

 

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