こんばんは
1つ前の記事で上級生娘役が報われるような時代になるのか、みたいな感じのことを書きました。
そこで、タカラジェンヌにとっての旬とはいつだろう?と考えました。
芹香斗亜が旬を逃さないか心配、とか、有沙瞳は少し旬を逃し始めた気がする、とか書いた事があります。"旬"とはあくまでも体感ですが考えていきたいと思います。
今男役で旬を迎えているのは、ちょうど92〜95期だと思います。その学年のどのスターをみてもキラッキラしています。このキラキラは、望海風斗(89)や瀬戸かずや(90)からは感じないものですし、永久輝せあ(97)や暁千星(98)にもまだないものです。
もちろん上級生には完成された男役としての魅力が、下級生には上を目指す爽やかな魅力がそれぞれありますが、「旬」のそれではないと感じます。
そして娘役の旬は、男役からちょうど5学年低い97〜100期が迎えていると思います。
星風まどかも研4の就任時よりも今の方が全然輝いています。最近の別箱ヒロインをとっている娘役陣の娘役力の眩しさたるや素晴らしいものだというのは一目瞭然です。
例えばダンス・歌と個々の実力では舞空瞳の方が上でも、「娘役」としての輝き方としてはこの学年の娘役たちに敵わないものがあると思います。
男役の旬が研12〜15、娘役の旬が研7〜10だとすると、その時期にスターとしての盛り上がりを持ってくるように逆算して、トップとは限らずともその人が最も輝けるポジションにつけるようにあげていく&その為の新陳代謝が必要ということになります。
事実、
柚香光・礼真琴は研11就任
龍真咲・明日海りお・真風涼帆は研12
早霧せいな・朝夏まなとは研14
紅ゆずる・望海風斗は研15就任で、
異例の超早期珠城りょうを除き各組2代連続の全トップスターが研11〜15の間にトップに就任しています。
そう考えると、既に研15就任が確定してある彩風咲奈と研16以降がほぼ確定している芹香斗亜は、ギリ通常学年就任と遅咲き就任という扱いになります。途中までは順調に先代方と同じペースだったのにどこでずれてしまったのか…?キキちゃんは理由が明確ですが咲ちゃんはずっと順調だったのに何故研15になったんだろか…?(本来は研14だったけれども、若手時代の推され方的にはコロナ関係なくあと2年くらい早くてもおかしくなかったと思います)
最近では95期のWれいは研11で就任しましたし、月城かなとが来年就任すれば研13就任なので通常ですが、実は通常通りのペースで進んでいるのはここまで。
若手の育成も昔に比べてペースがゆっくりになってきているんです…!
柚香光・礼真琴・真風涼帆の3名は研7の時点で3番手羽根を背負い、正3番手ポジにいます。(しかも真風は大羽根)
龍真咲は研9でルキーニ(3番手)、明日海りおは研8でショーヴラン役替わり(W2番手)の位置についています。
わりと早期に就任している人たちがこのペースで過ごしてきたことを鑑みると、
今研7の100期は、御曹司3名揃って5番目位置で階段1人降りすらしていません。
御曹司の筆頭、現在研9の暁千星も研10の永久輝せあも4番手位置です。
満を辞してトップに就任した感のある研15就任の望海風斗と紅ゆずるも、研10でベネディクト(3番手)を演じています。
桜木みなとがベネディクトを演じたのが既に研11ですからもうここから遅れが出ているんですね。
宝塚全体が"旬"の位置を少し上にずらしはじめているのかなと感じました。
もしかしたら数年後には、研13〜17くらいがトップ就任の普通になっているかもしれませんね。タカラジェンヌ・スミレコードといえど歳はあるので、上の限界はありますが…
次の新体制でどう動くか注視したいと思います。
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