丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

「89期」の時代

こんばんは。

美弥ちゃん退団発表から2日間、落ち込んでいました。ここまでショックを受けている自分にびっくりです。

 

今日は少し美弥ちゃんについてお話したいと思います。

100周年以降、2番手羽根を背負った状態で退団したスターはいなかったので、美弥るりかも短期でもいずれどこかの組でトップになれるだろう、と思っていました。大劇場の真ん中に立つ彼女が観たい、と純粋に望んでいました。

 

しかし次の月組公演で退団することが決まり、最初はすごいショックでしたが、今少し落ち着いて考えると、充分魅せてくれたと思わずにはいられません。

 

「グランドホテル」では、憧れの涼風真世さんが本公演で演じられた役を演じ、

「All For One」「カンパニー/BADDY」では、

美弥るりかにしかできない役を演じ、

「瑠璃色の時」では名前がタイトルに入り東上主演し、

思い入れのある「アンナカレーニナ」で主演を果たしました。

星組時代や龍真咲がトップだった時代も含めれば、充分魅せてくれたと言わざるを得ません。もちろん、まだ辞めないでぇぇぇという気持ちはありますが、こうして振り返るとお疲れ様でした、ありがとうございますと言いたくなります。また、エリザベートでは休演がありました。あの細いお身体です。すみれコードに引っかかりますが、年齢もまあまあです。辞めないと休めないのなら、辞めて休むのも選択肢の1つと考えられます。

最後の主演作となった「アンナカレーニナ」がバウ公演だったことが悔やまれますが、逆に言えばバウでありながら今の月組が出せる最高レベルのキャストを配置したのは良かったと思います。海乃美月月城かなとが脇を固める公演でよかった、と思います。

 

2019年は年始からずっと話題の中心はいつも89期です。

望海風斗のファントム絶賛に始まり、七海ひろきの退団公演、明日海りおの4人目の相手役と横アリからの青い薔薇の妖精、そして美弥るりかの退団。89期が1つの時代をつくったと言っても良いでしょう。100周年以降の宝塚を支えたのは89期です。そしてその時代が刻々と終わろうとしています。切なく儚い、けどそれが宝塚の美しさだから、乗り越えていかなくてはならないのだと改めて感じました。

 

89期が現役の時代に観劇ができたことに感謝します。ありがたいことに、まだかいちゃんもみやちゃんも見る機会があります。最後の瞬間まで心に刻んでいきたいと思います。

 

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