タカラジェンヌに求めるもの、それは人それぞれだと思います。
歌、ダンス、演技、美しいビジュアル、長い脚…もちろん全てを兼ね揃えてこそタカラジェンヌなのですが、やはり何かに秀でている方が見ていて面白いものです。
私がずばり求めるもの、それは「顔の良さ」であります。
求めるもの、というか「この人良いかも!」て思うのは最初は顔からです。そして、多少歌が下手でも「まあ、顔が綺麗だからいっか」と許せてしまう単純な私なのでした。
だから私は、月城かなとと朝美絢が大好きです。美しい方の多い宝塚でも群を抜いて美人なお2人。最高です。
このお2人に対する意見で「美しさ以外の何かが足りない」というのをよく見かけます。たしかに2人とも、これがすごい!!という部分はすぐには思いつかず、強いて言えば2人とも演技を得意とする方でしょう。
同期の礼真琴の歌や、柚香光のダンスなど強みとするものはないかもしれません。
しかし、それだけの理由で2人は前途多難だ、というのは早い気がします。
れいこちゃんはThe Last Partyで東上しエリザベートでルキーニを好演、さらにフランツ代役まで勤め上げました。あーさは、義経妖狐夢幻桜でバウ単独主演、ファントムでもシャンドン伯爵役替わりと、着々と上へ登っています。
これは2人が今まで劇団から与えられたチャンスにしっかり応えてきた結果ではないでしょうか。
月組トップスター珠城りょうと宙組トップスター真風涼帆を考えてみたときに、「男らしい」という以外にすぐ、○○が良い!と思いつくでしょうか。(この2人のことも大好きです) 歌もダンスも演技も普通でも、男らしさと人の良さを武器にトップになった2人がいます。
つまり、「顔が良い」「何かが足りない」ままではトップになれないというのは思い込みということを伝えたかったのです。
「顔の良さ」を武器にして、あとは劇団の期待にきちんと応えていれば、自ずと上に上がっていくのではないかな?と思うのです。
ただ一つ言いたいことがあるとすれば、「朝美絢にシリアスな主演を」ということですかね。彼女はA-ENも義経もビジュアル勝負な主演が続き、なかなか渋い役が回ってきません。それこそThe Last Partyのような、渋くて難しくて大人な役が回ってくれば、彼女が一歩大きく前進できるのではないかな、と思います。
深夜でまとまりがなくなってしまいましたが、とにかく私は、月城かなとと朝美絢の二大美人が大好きで応援してます!という話でした笑