こんにちは
ついに月城かなと・海乃美月が大劇場を卒業しました。
私はまだ東京で観劇予定があるので、観劇感想や贈る言葉はまだ書きませんが、今回のショーとサヨナラショーと挨拶をみて感じた、この2人の(主におそらく月城かなとの)描いたトップコンビ像が1つの理想のゴールだなと感じたのでそれを書きたいと思います。
ちなみに前任のたまさくから感じたことを3年前に書いた記事がこちら。
たまさくにみるトップコンビの在り方 - 丸の内OLの観劇日記
今回のサヨナラ公演とショー、珍しいなと思った演出が2つあります。
1つは本公演のショーのデュエットダンスの後。最近ではデュエットを踊った後に、男役トップスターのみが残り最後に劇場へ別れを告げるダンスが入ることが卒業ショーでは多かったように思います。また通常から、デュエットダンスの最後に2人でお辞儀したあと、娘役が先にはけて男役だけがもう一礼してからはけるというのもよくみます。
でも月城かなと・海乃美月のデュエットダンスは今までも必ず2人揃ってお辞儀して一緒にはけていくんです。そしてラストとなる今回、今までと同じように2人で一緒に挨拶してはけていき、男役ソロはなく、エトワール&初舞台生がおりてきてフィナーレです。
もう1つはサヨナラショーの終わり方、SNSでも話題になってましたが、2人のデュエットソングで2人きりが舞台に残って終わりでした。
本人たちがどう思っていたかは分からないけど、でも私は月城かなとの「トップコンビは対等に扱われるべき」という強い意志を感じました。
デュエットダンスは2人で踊るものだから客席へのお礼の挨拶も2人でするべき、トップコンビとして劇場と客席に別れを告げるのだから、トップ娘役をトップスターを囲む組子の1人としてではなく対等に主役として最後まで舞台に立つべきと考えたのではないかと感じました。
私はトップコンビは舞台上で夢をみせてくれるならそれでいい、プライベートはそれぞれ同期やもっと仲良い人がいて当たり前だと思うし、夢が醒めるような様子がなければお互いの気楽な距離感で十分かなと考えているタイプで、そのうえでれこうみのトップコンビ像は理想でした。
この2人はなんていうか完全なるビジネスラブな感じが気持ち良くて推せるんです。
お互いを1人の役者として尊敬している。それが全て。という雰囲気が良いんですよ!可愛い下級生だから、とか、気が合う子だから、といったプライベートの感情ではなく、同じ舞台を務める役者同士として向かい合ってる雰囲気というんでしょうか。"れいこちゃん"と"海ちゃん"ではなく、"月城かなと"と"海乃美月"としての姿を何よりも大切にして同じ考えで同じものをみて歩いている2人が素敵だなと思っていました。
舞台での感謝は舞台で返す、その気持ちがこもったサヨナラショーだったと思います。
銀橋ソロ曲だけでなく、過去のショーのメインテーマ2曲を海乃美月センターでサヨナラショーに取り入れたこと、最後2人で役のまま幕を閉じることを選んだこと。
そして最後緞帳前での「月城かなとと海乃美月のコンビを見守ってくださり」という挨拶。
どこまでもトップコンビであることにこだわった2人だったなと強く感じました。
でももしこの2人が一緒に次の花組お披露目とか月組全ツとか来てたエピソードが今後出てきたら、卒業後もトップコンビで居続けてくれるために連絡とっていた!という事実だけで萌えます。
舞台上での2人が完璧だったからこそ、裏側が垣間見えた時のトキメキは何倍にもなります。(組レポぐっさん本当にありがとう)
そんな2人ともあと1ヶ月少しでサヨナラ。東京だ目と心に焼き付けます。
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