こんにちは
無事に宙組千穐楽が終わりました。公式サイトのトップスターも変更され、ついに本当に…と少し寂しいです。なんとか無事に完走できて本当によかったです。
この公演で卒業するトップ娘役の潤花。
私は本当に彼女が大好きです！娘役は男役よりも何歩も下がったところから、自分の意思はないのか？！そんなにヨイショばっかりしてつらくないかしら…と思ったりすることが正直多々あるのですが、潤花はどこまでも自分の思う通り真っ直ぐ、時には相手役や組長さんがタジタジしてしまうほどに全力前進で突き進む姿は、みていてとっても気持ちよくて。この人は本当に娘役がタカラジェンヌでいることが楽しいんだな！！とこちらも思いましたし、そのまま真っ直ぐに真風涼帆に尊敬と愛をぶつけるので、お慕い芸はキャラでも嘘でもなく本当に尊敬しているんだなと思いました。そしてその嘘のなさがより真風涼帆という男役をよりかっこよく魅せるというトップ娘役として求められる仕事も結果完璧にこなしていたのです。
最初の抜擢は、ひかりふる路新人公演。後からスカステでみた映像ではフランクワイルドホーンが本役真彩希帆が歌う程で作曲した数々は正直大丈夫か…というクウォリティでしたが、芝居がとにかくよかった印象です。華やかな顔に正直に感情を出すので、マリーアンヌの葛藤がよく読み取れました。
続く凱旋門の新公ヒロイン。これもまた芝居が良くて。ジョアンの女が女として生きている悦びと苦しみみたいな表現が堪らなくイイんですよ！！なのに新公コンビの縣千とのトークでは2人揃ってさすがにマイウェイすぎて笑 あれは本当に笑えるし新公学年しかも研3と4の2人には思えないくらい伸び伸びしているので必見です。
今となってはバラバラになってしまった永久輝せあ×潤花×綾凰華×星南のぞみ×彩海せら×彩みちるのPR×PRinceはあの時期にあの6人が同じ組にいた奇跡が今となっては宝物。
雪組では上級生に可愛がられ、すごく自由に伸び伸びと大口あけて笑うような彼女がみせた「アナスタシア」千穐楽の暗い顔が忘れられなくて。
次期トップ娘役として紹介される時の、気まずさと心細さと不安が全部出ているような、あんなに笑う人だったのに…と胸が締め付けられるような想いで配信をみた記憶が新しいです。
しかしそんな心配は杞憂でした。デリシューでみた笑顔は眩しいくらい輝いていて、その頃にはスカステのトークでも雪組の時のように自由に笑っていて、宙組でも幸せにやれてよかったと謎の親心のような気持ちになりました。
しかもトップ娘役になってからの成長は凄まじく、元々あった華やかさに磨きをかけ男役完成系の化身ともいえるゆりかさんの隣にふさわしいくらい輝き、元々上手だった芝居はさらに深くさらに自然に、シャカリキダンスは健在で、歌は高音は相変わらず厳しかったけれど自分の得意な音域でエエ声で上手く聴かせる術を手に入れた。
別箱が2作コンサートだったので、役としては少ないですがトップ娘役として好きだった役を選ぶとすればNSGのキャサリンですかね。アメリカ人の自分の正しさを疑わなく感情をすぐ表に出すところとか、女性だからこその強さと弱さとか、描き方がとっても素敵だっだなと。
あと印象的なのはハイローのカナ。死後に「出ちゃった」って登場するとんでも演出なのに、なんかこの人なら出てきそうって笑えてホッコリしつつもやっぱり切なく、そしてあの真風コブラに「君はさ、」って語りかけられる存在感というか大物感はすごい。
とにかく喋ってる時も踊ってる時も歌ってる時も最高に楽しそうで、だからみてるだけでファンもハッピーになる。とっても素敵な娘役さんでした。
これからの人生が変わらず笑顔に溢れたものとなりますように。というか私なんかが願わずにもなるでしょう！！
たくさんのハッピーをありがとうございました！
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