丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

宙組「MAKAZEIZM」観劇感想

こんにちは!

 

ついに観劇始めしてきましたー!!

星組の予定が中止となり今年は宙組「MAKAZEIZM」からスタートです。

 

レポ等をSNSで読んでいる方はご存知の通り、潤花モンスターMC大暴走で記憶の大半を持っていかれてしまいました笑

宝塚であんなに笑ったのは初めてというほど、お腹やほっぺ痛くなるくらい笑いました。

娘役、とくにトップ娘役というのは、1歩後ろに控えてトップさんの顔色を伺いつつその場をやんわりとやり過ごすタイプが多い中で、10期以上離れた組長副組長を手と顎でつかい、3番手にうるさい!笑 と言われ、トップスターが舞台上で猫背で震えるほど笑い、モンスターや台風と呼ばれ、自分のドタバタを下級生に押し付ける、本当にとんでもなくぶっ飛ばしてましたが、こういう自由な潤花が好き!!!!!と改めてなりました。

私は以前よりトップコンビの在り方について書いているのですが、兎に角に全く萎縮してないトップ娘役が個人的に好きなんですよ。だから自由でやりたい放題の潤花はみていて気持ち良いし、それを許している相手役の真風涼帆がより包容力のある寛大なトップにみえるという相乗効果です。

アナスタシアの千穐楽での不安100%みたいな顔を思い出すと本当によかったなと思いました。この辺りの思い出話はまた卒業後に書きたいと思います。

モンスター潤花大暴走についてもっと詳しく知りたい方はぜひTwitterで「潤花」で検索してください。毎日詳細にレポあがっているので私は改めて初日のレポは書きませんが、是非そちらでチェックお願いします笑

 

さて肝心のショーの内容は、サヨナラショー拡大版という感じでとっても良かったです。

星組時代からトップになってからの公演の色んな曲をメドレーで歌い継ぎ、特に後半では当時の衣装を他のメンバーが着て順番に出てきて、その衣装着た人と2人で主題歌を歌うというのは、歌だけではなんだっけこれーーとなるのが公演がすごく鮮明に思い出せて良い演出だなと思いました。

 

個人的に聴けて/観れて嬉しかったのを記録していきます。

 

 1つめは「今日こそその日」(ロミオとジュリエット)。星組大劇場版は観ているはずなのですが自分がABどっちで観たか記憶が曖昧で…でも、ゆりかティボルトの迫力すごい!!かっっっこいい!!!生で観れたのが嬉しすぎました。

 

2つめは、「Mr.Bojangles」(シトラスの風)。すっしーさんのBojanglesがもう1度観られるなんて思ってなかった!あのレベルの上級生にしか出せない貫禄とでも抜け感のあるとてもかっこいいダンスは健在でした。ここから始まったのかと思ったら急にエモくなってしまいました。

 

そして「明日になれば」「さよならは夕映えの中で」「Night&Day」(風と共に去りぬ)。

この作品は世界の流れ的にもう再演はできないでしょう。でも歌1曲であれば人種差別はないですからバトラーについてはちょっとだけ期待していました。でもまさかお衣装付きで観られるとは思わなかった!!特にスカーレットは全く期待してなかったからサプライズすぎて、白のふわふわドレスと緑のリボンつけて潤花が登場した時は、夢かな?と思うくらいでした。すっっごい綺麗で!!最近は男役がスカーレットを演じることが多かったですが、やっぱり娘役の着るスカーレットふわふわドレスも良い。特に潤花は天真爛漫さと気の強さがスカーレットにもぴったりで、娘役にしては低めのトーンで歌う明日になればはとっても素敵でした。

そこから衣装着て髭までつけてくれたバトラー!!タカスペでは映像でしかみたことなく短かったのでフル尺で歌ってくれたのも嬉しかったですね。本当にかっこいいこと!

そしてデュエダンまで!かつて永久輝せあがNWで着てたドレスを着ている潤花っていうのがなんかとっても良かったです。

 

コント仕立の振り返りコーナーもツボというか、

天は赤い川のほとりから、ザナンザ(桜木みなと)がカイル(真風)の衣装着てる?なにそれ?漫画ヲタクのみた夢??みたいな兄弟共演からはじまり、

優希しおん幻の新人公演?私の妄想膨らみすぎて??となったアナスタシアのディミトリ、しかもアナスタシアの曲やる時は必ず小さい頃のアーニャ(天彩峰里)とニコライぱぱ(瑠風輝)が本公演の表情そのままに踊ってるんですよー!!この場面ではないですが、Journey to the pathのデュエットもよかったです。星風まどかの歌った歌をトップ娘役として潤花がデュエット歌うとは思わなくて新鮮で。でもこの公演は2人が共演した唯一の作品で、2人ともそれぞれ組替えしていくのも含めてまどかのにピッタリな曲だなと思いました。

そして潤花のホームズもちょっとコナンくんぽいけどけっこう凛々しくて良いものみたという感じでした。

 

とにかくとっても楽しくて懐かしくて、全トップさんにこういうの卒業前にやってほしい!と思いましたし、コント場面やJPOPは数曲くらいでよくてやっぱりできる限り宝塚の曲を聴きたいなーと個人的にはいつも思うので大満足でした。

 

本人がコメントしたようなので一応文春砲にも触れておきます。

私は個人的にゴリゴリの体育会育ちなので、どこまでが愛のある叱咤激励でどこからがハラスメントなのかの境界線がかなりゆるいのですが、宝塚もかなり厳しい方の世界だと思います。特に自分で体育祭系と自負する星組育ちの真風・芹香はある程度きつくて当たり前かもしれません。

舞台に立つ仕事をする以上、体型について名指しで注意されることだって実際あると思います。注意する側も追い詰められキツい言葉が飛んだことも事実あったのかもしれません。というか8期も離れていたら注意されるのは当然だし、いくら実力派でも研4でお叱り0なんてあり得ないでしょう(とか思っちゃう自分が体育会マインドな自覚はあるのですが)。

でもそれを真風本人が「星風まどかはそんな受け取り方をする子じゃない」と言い、2人の間で話し合いがされ、星風まどか本人も愛のある叱咤激励の1つと受け取っていたならそれでいいんだと思います。

これでまどちが本当はすごい傷ついていたら問題ですが、組替えスライド落下傘で同期後任かつ成績が上の同期路線のいた組にトップ娘役として乗り込むという選択はある程度メンタル強くないと無理だと思うので、言われた通り"そんな受け取り方はしない"タイプなのかなと思いました。

事実が今さらどうであれ、本人からの釈明があったことで、ファンは本人の言葉を信じることができる。トップコンビが最後まで夢を届ける姿としては素晴らしいと思います。

まかまどは舞台上の相性がバッチリか?と言われたら正直微妙でした。でもスカステをみる限りそれなりに可愛がっていたとみえますし、組替えの理由はそんな柔なもんじゃないと思います笑 ちょっとキツいこと言われたくらいで劇団が決めたトップコンビをほいほい変えてくれるはずはなく(トップレベルの人事なら、そんなに嫌ならやめていいんだよ?とか言われかねないと思います)、あの頃の宝塚を知っている人ならみんな分かるように、たった1組のトップコンビ不仲問題ではなくもっと宝塚全体の人事イレギュラーが発生していたと思います。

 

次の観劇感想は星組「ディミトリ / Jaguar Beat」です!再会万歳!!

 

そして「2023各組人事を考える-宙組編-」は、もう数週間のうちに発表があると思いますので、とりあえずそれを待ちたいと思います。

 

 

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