丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

「エリザガラコン スペシャルver」感想

こんにちは

 

エリザベート25周年ガラコンサート スペシャルバージョン」千穐楽ライブ配信にて観劇しました!!

素晴らしかった…本当に観れて良かったです。

細かい感想はキャスト別で。

 

その前に小柳先生が、「舞台稽古も本番も全部見てきたけれど、同じ無観客でもリハーサルと本番で配信を見てくださってるお客様がいるのとでは全然違うので、画面の向こうの皆様の思いは伝わっています」(意訳)とおっしゃってくださったのが印象的です。

演者や観客ではない、第三の立場の先生がおっしゃるんだからそうなんでしょう。

画面のこちらから拍手を送ってよかった!!

あとこの89期だらけのスペシャルバージョンに合わせて、YouTubeで89期の初舞台公演映像をみた小池先生に笑いました。

 

さて、キャスト別です!

 

トート : 望海風斗

ねちっこい蛇のような閣下でしたね!(褒めてます)流石は、"振られ芸の望海"と言われるほどたくさんの娘役に振られてきた(笑)だけあって、シシィからプイッてされるところの表情がピカイチでした。

見た目としては、一路トート×麻路トートの初演2名を彷彿とさせるような、良い意味で少し古くさい雰囲気のトートでした。

 

分かりきっていた事ではありますが、とにかく歌が絶品です。これだけトートの歌を歌いこなすトートは、宝塚と帝劇を合わせても1番と言っても過言ではありません。どの歌も安心して聴いていられ、

FNSやNZMでトートの一部は観れたものの、今回ガラコンで全ての歌をフルバージョンで聴くことができて最高でした。

 

そして次のお仕事が決まりました!コンサートの開催、おめでとうございます!!!

 

エリザベート(シシィ) 1幕: 夢咲ねね

やはり華やかですね!!コロコロ変わる表情に、相変わらずの美しさ。狩に出たい少女から、美貌で国を動かす皇后になるまでの過程も上手でしたし、心配だった私だけにの高音も綺麗に出ていました。

なにより見事だったのは、1幕の最後。フルコスチュームではないので、少しフリルのついた白いワンピースに髪型もまとめただけでしたが、まるでかの有名な肖像画の白い大きなドレスに髪型もお花(?)つけたのと同じだけの華やかさ!!特に動きなどはないので、あの華やかさは天性のものだなと思いました。

 

エリザベート(シシィ) 2幕: 明日海りお

まずね、可愛い…!!!1週間前までトートだったとは思えないほど、可憐なシシィでした。でもやっぱり喉の切替は少し難しかったのか、普段の明日海クウォリティ比べるとまだ伸びしろがあるのかもしれません。充分お上手でしたが!ちゃぴの時も思いましたが東宝シシィは相手役が男性になるので、宝塚シシィよりもトーンが少し落ちます。なので、もしかしたら東宝シシィになったら、もっとお上手に歌えると思うんです。ありますかね?!?!

私が踊る時は、途中閣下のような表情をしていたのが印象的です。昇天する間際に、私なぜ白い服を?!というお顔で死を受け入れきれてないのが新しくて興味深く思いました。そこからのふうとーととのラストシーンは、宝塚の顔として乗り切った2人がそれぞれの今までの人生を労い合うようなハグで、なんだかとっても感慨深くなってしまいました。

カテコでは、縦になる?など相変わらず不思議挨拶なところが好きです笑

 

そして本日は次のお仕事、「マドモァゼル・モーツァルトが発表になりました!

ドラマの次は主演舞台。活躍が止まりませんね!!

 

フランツ・ヨーゼフ : 鳳真由

1回も演っていないはずなのに、しっかりフランツでした。マザコンで優しくてシシィが好きで国を憂うフランツそのものでした。髭を付けたりはなかったのに、ちゃんと老いているのを感じさせるのも見事でした。

歌としてはみっちゃんには敵わないものの(これは仕方ない)、最終答弁でふうとーととしっかり掛け合いできていたのがお見事でしたし、なんていったって卒業してから歌を磨いてきたわけではなく、勉強に励んでいた現役大学生が、元トップスターと最終答弁や夜のボートを披露するんですから、そつなくこなすだけで素晴らしい事です。その上ちゃんと役作りも各曲も立派な出来でしたので、感動ものでした。

望海×鳳・明日海×宇月って、私はその時代はあまり観ていないにも関わらず、エモい!となりましたよね。

 

ルイジ・ルキーニ : 宇月颯

たった1回新人公演で演じただけとは思えないほど、出来上がったルキーニでした。

カテコでだいもんも、インスタであさこさんも言っていたように、今回のガラコンルキーニが成功したのはトシさんのお陰なのでしょう…!本当に素晴らしかった!!

狂言回しとしての役割も果たしつつ、ルキーニの切れやすさや危うさも秘め、閣下や皇帝一家とは違い泥くささがある見本のようなルキーニでした。あの泥くささと危うさは、グラホの運転手に近いものがあり、感慨深くなってしまいました。

 

ルドルフ : 七海ひろき

誰よりも現役!!佇まいからかっこよすぎて、さすが海ちゃん…いや、ひろきのお兄様…となりした。ルドルフの儚さが切なく、同期と歌う闇が広がるは素晴らしかった。歌はどちらかというと苦手な方のイメージなのですが、それでもしっかりルドルフパートを歌い綺麗にはもっていました。あと歌というほどではないけれど、ままの帰りずっと待っていたのシーンも良かったです。背が高いので、トート閣下は完全に隠れてしまっていました笑

みりおシシィの儚さと美しさを継いでいる海ルドルフだったと思います。

とにかく美しくてかっこよくて、現役でした。

 

緊急事態宣言が延びることとなり、実はeplus貸切で追加で当てたロミジュリのチケットも、月組遠征も諦めることになるかもしれません。

1日も早く拍手を直接送れますように…!

 

 

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