こんばんは!
本日は「エリザベート25周年ガラコンサート 2016年宙組バージョン」のライブ配信でした。
個人的には、初めて生でエリザベートを観劇したのがこの2016年宙組・朝夏まなと×実咲凜音バージョンでしたので、思い入れのある公演ですから、再びまぁ様トートとみりおんシシィに会えたことはとても嬉しかったです!
キャスト別感想は、北翔フランツ・望海ルキーニ・蒼羽ルドルフは既に書いたので、割愛します。
「エリザガラコン '14花組」感想 - 丸の内OLの観劇日記
トート : 朝夏まなと
相変わらず熱い想いの渦巻く少しねちっこい(褒めてます)トートでした!シシィへの愛が深く熱いこと…!!
もう普段は美しい女優さんとして活躍されていますが、カツラとメイクに助けられ、すっかり男役のまぁ様でした!あの独特の紺色ストレートヘアーのカツラかっこいいですよね。
女優として歌うことが多く使う声帯が変わったのか、現役の時より歌は少し苦しそうな部分もありましたが、充分だったと思います。
そして当時よりもシシィへの想いが熱くなっていたような気がしました。
先日の明日海トートがどちらかといえば"静"のトートだったとすれば、朝夏トートは"動"のトートだと思います。
最も印象的だったのは最後ですね。閣下の表情ではなく、完全にまぁくんに戻った表情で、本当に愛おしそうに嬉しそうにエリザガラコンメンバーを眺めながら降りてきました。
そしてアップテンポの愛と死の輪舞を歌う時に、1人1人のキャストに目配せされていました。
この公演に対する熱い想いがトートとしても最後の朝夏まなと本人としても伝わってきたのがとても印象的でした。
エリザベート(シシィ) : 実咲凜音
初観劇シシィがみりおんだったということもあり、私の中でのシシィの正解はみりおんです。
もともと芸達者で美人でトップ娘役の鏡のような彼女ですから、現役の時から本当に何を演じても上手でした。でも本日のシシィは実咲凜音史上最高の出来だったのではないでしょうか?!ものすっっっごく上手で素晴らしく、やっぱり最高だ!となりました。
少女時代のシシィから、独りで皇后として生きていくことを悟り強くなっていく1幕のシシィ、そして老いていきながら心のどこかで信じていた夫に裏切られ息子に先立たれていく壮年のシシィ。その変化があまりにもお見事で、感嘆してしまいました。歌ももちろん素晴らしく、私だけにの高音もさすがなものでした…!!
東宝シシィやらないかなあ、、
ゾフィー : 純矢ちとせ
相変わらずの迫力、怖いけど奥には愛がある継母でした。彼女も芸達者ですよね。
かのちゃんシシィの時は、急にやってきた嫁に対して警戒しながらも厳しいという感じでしたが、みりおんシシィに対しては懐かしさもあったのか、厳しさの中での愛もあるように見えました。
私のお気に入りポイントは、「顔は洗ったのっ!!」の迫力です。
そしてこの2016年バージョン、言及すべきはまぁだいの絆でしょう。私は2人が若手で共演していた時期は見ていなかったんですけどね、でも事あるごとにお互いが仲良いのは分かっていたので、ついに2人が…!という感じでした。
まぁ様は全体の皆さんに感謝を伝えた後、タカスペ以外で初の共演となる北翔海莉にご挨拶してから、「個人的ではありますが、花組の若手時代にたくさん思い入れのある望海風斗でございます」(意訳)と涙ながらに紹介し、それに対し涙を流しながら、「いつか共演したいと思っていたけれど、こんなに早く叶うとは思わなかったです。次はお客様の前で共演するという新しい夢ができました」(意訳)とお話するだいもん。
なんて尊いんだ…!まぁだい!!!
そしてそれを優しい微笑みで見守るみちこさんの菩薩のようなお姿。
なんて良いものをみたのか…と余韻がすごいです。
あと1つ、北翔海莉さんのご挨拶。素晴らしかったのでご紹介させてください。
「お子様から手紙が届きました。いつかミュージカルで演奏するオーケストラになりたいという内容です。若い人や子どもに夢を与えられるなら、私も舞台に立って良かったです。」と仰っていました。こんな素晴らしいお言葉ありません。
しかも、タカラジェンヌやミュージカル俳優になりたいではなく、あえてオーケストラを目指したいという子のお手紙を紹介することに人の良さを感じました。
あとみちこさんの今日の最後の審判はものすごい迫力でした!!トートを押してましたね。こんなにフランツが迫力じみた最終答弁は初めでした!
舞台ももちろんのこと、カーテンコールも含め、素晴らしく余韻の残るガラコンでした。
いつか私もまぁだいを生で見るんだ!!!
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