こんにちは!
北京五輪が始まりました。派手な大技を繰り広げる競技が多くて見応えがあります!けっきょく始まったら観ちゃうもんだな〜と。
東宝「エリザベート」の公演が発表となりました!これでお花様はシシィ卒業な気がしております。今まで、井上芳雄×花總まり・古川雄大×愛希れいかで観たので、今年は山崎育三郎トートが観たいな〜と思うのですが、どのキャスト組み合わせでもチケ難でしょうね。宝塚でもやるのかな…??
そしてその「エリザベート」。宝塚だは長年有名だったルキーニジンクスが昨年ついに途絶えました。このルキーニジンクスは、「エリザベート」でルキーニを演じた人は必ずトップスターになるというもの。初代の轟悠から最新の月城かなとまでその数9名!
ルキーニは3番手役なんだからいずれはなるだろう?と言われそうですが、2番手演じるフランツのトップ就任率の方が低く、また3番手であってもその後すぐ辞めていくスターや、2番手で退団するスター、下級生に抜かされ番手が落ちてしまう人もいる厳しい世界。なので歴代キャストが全員トップというのはジンクスにふさわしいのです。
しかし2016年宙組版でルキーニを演じた愛月ひかるが昨年退団しました。初めてジンクスが破られたのです。今後もルキーニを演じた人が注目株であることに変わりはありませんが、1人異例が出た手前必ずというジンクスはなくなりました。
そんな愛月ひかるですが、退団時の番組や誌面でのインタビューをみていると、このルキーニという役に対しての悔しさというを何度か口にしていた印象です。
「あの役があったから今がある」とも言っていたものの、「今ならもっとできたのではないか」「やり直したいくらい悔しい」というニュアンスが多かったように感じます。
2018年月組版でルキーニを演じた月城かなと。トップスターロングインタビューでルキーニについて語っていましたが、「今までで1番好きな役かもしれない」と言うくらい大切な役のようでした。同じように今ならもっとできる、やり直してみたい、という趣旨の発言もありましたが、2人のニュアンスは全然違いました。
悔いの残る愛月ひかる・やりきった月城かなとという印象を受けたのです。
この2人は2期違いで、エリザベートも2年違いなので、ちょうど同じ学年の同じ立場の時にルキーニを演じたことになります。
順当なトップ・2番手の体制だった宙組と、若いトップに上級生2番手の月組では、もちろん3番手としての立ち位置も若干違っていたのは事実です。とはいえ時系列でみると、宙組エリザベートは月城かなとの組替え前の公演になりますので、もしここで本人が満足いくくらいのルキーニができていたら未来は違ったのではないかと今になって思うのです。具体的に言えば、芹香斗亜が来なかったかもしれないということです。
ただそんな世界線があったとして、93期が3人トップで揃うのは難しいということは下記記事で考え済み。堂々巡りして今の体制になるのかもしれません。
彩風・芹香・愛月の並ぶIFはあったのか - 丸の内OLの観劇日記
そんなことを考えさせれたサヨナラインタビューとトップスターインタビューだったわけですが、トップになることが全てではないですし、あの煌めくような卒業の日の愛月ひかるの姿を思い出せば、こんなこと言うこと自体が無粋なのも理解はしています。
次の宝塚版「エリザベート」はいつなのか、そして次のルキーニがどんなジェンヌ人生を歩むのか、これからも楽しみにしたいと思います!
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