こんにちは!
昨日は帝国劇場「エリザベート」を観劇してきました。
帝劇版は4年ぶり2回目の観劇で、正直前回のことはなにも覚えてなかったのですが…今回はキャストに拘ってチケット取りました!
エリザベート 愛希れいか
トート 古川雄大
ルキーニ 山崎育三郎
この3人が観たかったんです。
他の役替わりキャストは、
フランツ 平方元基
ルドルフ 木村達成
子ルドルフ 大河原爽介
でした。
まず全体の感想としては、宝塚版より俗っぽいと思いました。
良い悪いではなく、やはり宝塚は夢の世界だということを再認識しました。マダムヴォルフの場面や、ドイツプロイセン革命の演出など、帝劇版の方が生々しかったです。
そして全体レベルが高い!!トートダンサーは男性ですから迫力がかなり増します。メインキャストを務めている方は全員歌が上手くて、重厚な舞台でした。
愛希れいか。久しぶりに観たちゃぴ。やっぱりこの人はすごいな、と思いました。とにかく少女〜おばさんまでの演技が素晴らしいです。
宝塚版より歌のキーを下げていて歌いやすかったのか、歌も上手になっていました。
どうしても、宝塚最後と退団初が同じ役なので比べてしまいますね笑
1つ惜しかったのは、パパとの関係かなーと。せっかくもう一度パパと話す場面があるのに弱いな、と思ってしまいました。これは確実に、輝月ゆうまとの同期の絆が舞台に出ていた宝塚版があまりにも良かったせいだと思います。まゆぽんと「パパみたいになりたかった」の場面あったら泣いていたと思います。
あと年齢的にどうしてもルドルフと母子に見えない笑 これに関しては、ありルドルフがかなりちゃぴの息子ぽかったんですよね。今考えるとあの親子感すごかったな。
宝塚の集大成としてのシシィからまたさらに成長したちゃぴをみれて大満足でした!
次はクリスティーヌとのことですが、私はそろそろ久しぶりにヒロインじゃないちゃぴを観たいなーと思いました。
念願の古川雄大トート!!「1789」で一目惚れし、今回もとにかくもう顔が良かった。
若い!トート若い!!て感じでした。
手足すごい長いし、顔綺麗だし、この世のものじゃない感は素晴らしかった。けど若くて、黄泉の"帝王"というよりは、"皇太子"くらいの方が似合う。
表情にはあまり出さず、細かい目の動きだけで演技するのがすごいと思いました。
シシィ助けた直後の「たしかにそこにいるわ、あなた」の時の「まじか…好き…」って顔が最高に良かった。
印象的だったのがラストの場面。愛し続けたシシィと結ばれた喜びよりも、なんか勝ったぞーーー!!!!て顔してたのがすごく残ってます。
山崎育三郎ルキーニ。これが本物のルキーニか!!!と思わされました。やっぱり宝塚版だと綺麗だし清潔感が残っているのが、(良い意味で)全くなかった!特に最後に観たルキーニがれいこちゃんだったので、育ちの良さが隠しきれてなかったんですよね笑
ずっとどこ見てるのか焦点わからなくて怖いし、歌もすごく迫力あるし、本当に上手でした。
「モーツァルト!」はWOWOWで昔観ましたが、それ以外は実はテレビドラマやバラエティでしか拝見したことなくて、この人は本当に舞台の人だったんだなと思わされました。
古川トートが若い分、座長感がありました笑
それにしても帝劇版のルキーニって登場場面多いですね!もはやトートよりも出て歌っているのではないでしょうか。
その他のキャストについては、子ルドルフの大河原爽介くんが、めちゃめちゃに上手くてびっくりしました。
あと1つ気になった点は、宝塚版とは全て左右逆なんですね。
バートイシュルの配置、シシィ生還のベッド、扉を開けてくれ〜、エーヤンエリザベートなどなど
全部反対でした。深い意味はないとは思いますが気になったまでです笑
「エリザベート」という作品は、作品自体の持つパワー、歌のパワーがすごいと改めて思わされました。しばらくは頭の中にエリザの音楽が流れていそうです。
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