こんにちは
今年は9月に起きた悲しくつらい出来事、そしてその後の余波によりファンも心苦しい思いをし、楽しみにしてきた110周年の行事も中止に。宝塚としては華々しさや輝かしさやよりも重苦しい部分が表に出てしまった印象ですが、それでも観劇してきた作品に楽しませてもらったのは本当のこと。
だからこそ今年の総括として、勝手ながら各部門で最も優れていたと思う作品や活躍したスターを選ぶ年末恒例のブログを書いていきたいと思います。
対象となる賞レースは下記の通り。
【作品賞】
・最優秀ショー作品賞
・最優秀オリジナル作品賞(新作)(本/漫画/映像原作含む)
・最優秀ミュージカル賞
・最優秀再演賞
・ポスター賞
【スター賞】
・最優秀主演男役賞(本公演 / 別箱)
・最優秀主演娘役賞(本公演 / 別箱)
・最優秀助演男役賞
・最優秀助演娘役賞
・最優秀新人賞(研7まで)
対象作品は"私が"観劇した作品です。
「うたかたの恋 / ENCHANTMAN」
「二人だけの戦場」
「鴛鴦歌合戦 / GRAND MIRAGE」
「BE SHINING!!」
「激情 / GRAND MIRAGE」
「応天の門 / Deep Sea」
「Death Takes Holiday」
「フリューゲル / 万華鏡百景色」
「Bonnie & Clyde」
「海辺のストルーエンセ」
「Lilacの夢路 / ジュエルドパリ」
「愛するには短すぎる / ジュエルドパリ」
「双曲線上のカルテ」
「ディミトリ / Juguar Beat」
「赤と黒」
「バレンシアの熱い花 / パッショダムールアゲイン」
「1789」
「ME AND MY GIRL」
「MAKAZEIZM」
「カジノロワイヤル」
「大逆転裁判」
それでは早速参りましょう!!
最優秀ショー作品 : 月組「万華鏡百景色」
ベテランの先生が多くなると、なんとなくどこかで観たことがある…という作品が多くなる中、今年はJUGUAR BEATと万華鏡百景色は攻めた作品だったと思います。その中で前者は空回りしてナンダコレとなったのに対し、後者はしっかりまとめてきたし、新しいショーでありながら中詰めやフィナーレ、ロケットにデュエットダンスといったポイントはしっかり抑えてきているのもポイント。最初から最後まで東京というテーマとトップコンビの転生という物語性にブレがなかったのも、場面転換がブツギリではなくて自然だったのも含めて全体を1つの作品として綺麗に仕上げ、さらに今の月組に合う作品という点でも今年1だと選びました。
最優秀オリジナル作品賞 : 月組「フリューゲル-君がくれた翼-」
今年のこの賞は星組「ディミトリ」との一騎打ちでした。ディミトリの方が宝塚としては王道でしたが、フリューゲルの方が完全オリジナルという点とより多くの人に役を与えているという点で優ったと選びました。
最優秀ミュージカル作品賞 : 星組「1789-バスティーユの恋人たち-」
今年の海外ミュージカルは当たりが多くて、雪組「BONNIE AND CLYDE」も月組「DEATH TAKES HOLIDAY」も最優秀賞にふさわしい作品でした。その中でも1789を選んだ理由は、高すぎる期待にそれ以上で応えたという点です。すでに素晴らしい作品と周知され、さらにあの礼真琴が挑むという今年1番プレッシャーのかかった状態にも関わらず、その期待を超えてきた圧巻の舞台でした。
最優秀再演賞 : 雪組「愛するには短すぎる」
こちらは「ME AND MY GIRL」との一騎打ち。あえて今のこのメンバーがいる組で上演したという点において、愛短の方に軍配があがったかなというところです。さきあやあーさで1番観たかったベストな関係性と言っても良いです。
最優秀ポスター賞 : 月組「DEATH TAKES HOLIDAY」
今年の候補は「うたかたの恋」「ディミトリ」「ME AND MY GIRL」でした。ディミトリは礼真琴が過去最高に綺麗に写っているのが嬉しくて嬉しくてでしたが、いざ見返したら構図としては物語性もなく微妙だったので没。ミーマイはポスターのデザインではなく単純に写っている3人が素敵すぎただけなので大賞には値せずと判断しました。そして残った2作品の最後の決め手は、目玉焼き笑 暗そうな雰囲気の中に目玉焼きがあることで、どんな話なんだろ?!とワクワクさせるフォントデザインへの敬意をこめてこちらを選びました。
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