丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」観劇感想

こんにちは

 

少し前ですが舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を観劇しました。

TBSが全勢力を注ぎ込んでブロードウェイから輸入した本作。赤坂Actシアターも宝塚で観ていた時と同じ会場とは思えないほど改造され、プールや観客席上の宙吊り装置とか追加されていて、特にプールはすごいですね!!どこに繋がってるんだろ。

 

本作は、ハリーポッターシリーズの後の世界で彼らの息子や娘がホグワーツ魔法学園に入学している世界です。世界観としては全シリーズが終わった後ですが、呪いの子と繋がっているのは炎のゴブレットです。もしこれから観劇予定があって全作予習は…という方は、炎のゴブレットだけ観ましょう。

 

魔法が目の前に!との謳い文句でしたが、これが本当で。変身の魔法とか全くタネが分からない。

すごい!!の連続でした。これは舞台好きでなくても絶対に観てほしい作品です。もはやミュージカルではないですね。ナマの役者がその場で演じている映画でした。

ストーリーは原作本があるのか言わずもがな面白くて、さすがハリポタ!という感じでした。

TBSチケットで買うと、また来てねネタバレしないでね的なことがメールでくるので笑、これ以上はストーリーでは語りませんが、本当におもしろくて楽しくて夢中になりました。

 

まずは、ハリーポッター役の向井理生の向井理ですよ!!かっこいい!!!

私はヅカヲタなので、綺麗にスーツを着れる人かというところをついすごくみてしまうのですが、彼は本当に綺麗だった。脚が長くて顔が小さくてかっこよくて、そういう意味では映画でダニエルが演じていたハリーよりさらにスマートな感じでしたが笑

ハリーは冒頭から信じられないくらいセリフが多いので、あまりにも早口で情報量が多くてびっくりしてしまいましたが、映画で染みついたハリーのイメージを崩さず、でも映画では描かれなかった父としての新しい苦悩というのが上手に表現されていて見応えありました。

 

ロン役の堅山隼太ハーマイオニー早霧せいなも同じく原作というか映画版のイメージを大切に、今まで私が知ってたハリーポッターと違う…ということが全くなく、本当にこの世界観を大切にしているのだなと感じました。

ちぎちゃんのキスシーンが数回あるもんだから、ひゃーとなりましたヅカヲタは。

 

主役はあくまでハリーですが出番としては息子たちが多め。ハリーの末息子(三男ですよね?)のアルバス・セルブス・ポッター役の福山康平マルフォイの息子スコーピウス役の門田宗大のバージョンで観ました。2人とも失礼ながら存じ上げなかったですが、セリフが聞きやすくキャラも伝わりやすくとてもお上手でしたし、この2人を通してこそ「映画の時代のハリーたちはすごかった」ということをヒシヒシと感じさせられるのがまたエモい。

 

特筆すべきは、嘆きのマートル役の美山加恋子役から鍛えられた演技は本物。嘆きのマートルの場面は長くはないもののとんでもない実力をみせつけてくれました。次は物語のかーとなるデルフィを演じるそうなのでそちらも楽しみですね。そして、ダンブルドアとスネイプを演じた福井貴一。話し方から佇まいから何もかも映画のまま!!1人だけ映画への寄せレベルが違いました。素晴らしかった。

 

1つだけこの舞台に難点というかマイナスポイントを付けるとしたら、予習なしでは楽しめないというところでしょう。

ハリーポッターシリーズを全部とは言いませんが、ハリーがどんな生い立ちで、ロンとハーマイオニーとはどのような友情があって、ダンブルドアが誰でスネイプが誰でマルフォイがどんな人かとか分かってないともう全く話についていけません。せめて1-4は観ないときついと思います。

なのでこれから観劇される方は絶対!予習してくださいね!!

 

とても楽しい素晴らしい作品でした!!

 

 

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