こんにちは!
お久しぶりです。実生活が忙しくて更新頻度落ちています。それでも読んでくれている皆様、本当にありがとうございます。
初めて御園座へ遠征しました!名古屋駅から1駅3分。アクセス良好です。座席が千鳥配置ではないので前の人によっては若干観づらいかも?というのが気になりました。1番羨ましかったのは幕間にお弁当を客席で食べてOKなところです!!私も昔は東京18:30はいつも幕間にお弁当食べてたんですよ…東京にも戻ってくる日はあるのだろうか。
さすがはブロードウェイミュージカル!!という感じのキャッチーで飽きのこない歌がたくさんの作品。役が少ないので本公演でやるには難しいですが車も数台登場しナンバーも多くて、とっっっても楽しかったです!!!
なんかもう出来上がりすぎててスムーズに楽しみすぎて笑、濃い感想が出てこないという。
なので早速キャスト別です。
クライド・バロウ : 彩風咲奈
もはや銃を持つことが当たり前になっているような安定の武器使い。DV系繊細暴力男と書くと聞こえは最悪ですがwwwこういう役がなぜか映えるんですよねえ!!!本当は心が繊細で傷ついたエネルギーを他人や世間にぶち当ててしまう。その繊細さがちゃんと出ているところが良いなと思います。途中綺麗なピンクのスーツに着替えて車で登場した時のかっこよさは天晴れですね!!
1点だけごめんなさい。うまく言葉で説明することはできませんが、台詞回しや歌う時の独特の癖が強めに出ていて、それが気になる時がちょっぴりありました。
ボニー・パーカー : 夢白あや
こういう美人なのにちょっと世間知らずなアメリカ田舎娘っているよねえ!!という感じのぴったりな役作り。ボニーはクライドほど視野が狭いわけじゃない、クライドはこの道が正しいと思い込んで進んでいくけども、ボニーは良くないと分かっているのに恋心に抗えないというボニーとクライドの考えの違いというのをボニーが上手く表現していたのが、さすがの芝居力だなと思いました。
言葉遣いとか態度とか悪いんですけど、それでも宝塚の範囲におさめてくるあたりも見事。歌もキーがあっていたのか上手でした。
バック・バロウ : 和希そら
まず鬘のセレクトが大正解。ロン毛ぽいのめちゃくちゃカッケェ。弟カップルよりももっと深いところで愛し合っているような、チャラチャラしていた男が真面目なクリスチャンの娘と結婚まで決めて本当に一途に愛しているところに萌えを感じさせるのがずるいですね。弟キャラのイメージが強いですが、良い声と落ち着きと最近話題の"抜け感"で兄貴にみえました。
ブランチ・バロウ : 野々花ひまり
ブランチが普通で地に足がついているから、ボニーが弾けていて普通じゃない選択をしてしまったのが際立つ。同じ兄弟のそれぞれ兄と弟を好きになったはずなのに、弟カップルは違う道を選んだというのがガツンとくるのはブランチのお陰です。その意味で役作りとして大正解でしたし、芝居も歌もとっても上手くて、本当に素晴らしい娘役さんになられたな…と感動しました。
テッド・ヒントン : 咲城けい
3番手格、なんならバックよりも出番多かったかもと思うくらい大活躍でした。細身の彩風と小さめの和希と一緒にいるととても骨太にみえるのが新しい発見でした。歌はすっっっごく頑張ったんだなと分かるくらい、アレ?というところが一切なかったですし、ボニーへの淡い恋心がだんだんクライドへの強い憎しみに変わっていく心情の変化も見事でした。
エマ・パーカー : 杏野このみ
あのボニーの母親という説得感がたっぷりの美人ぷりというか、似てますよねこの2人。エマだって本当は自分が美人なのを分かっているタイプのお母さんだと思うし、それが故にボニーは自由に育ってしまったのかなと。でもその自由があったからこそ、ボニーは母と対立せず最期まで母親が大好きだったんだろうなと、描かれていないところまでみせるところが素晴らしかったです。
ボニー/クライド(少女少年時代) : 愛陽みち・夢翔みわ
歌うまで有名なみちちゃんが影ソロではなく舞台上で思いっきり歌えていたのがなによりだったし、本当にうまかったです。少女役としえも自然でした。
同期御曹司の華世京を抑えてクライド少年をとったのですからこれはオーディションでしょう。歌もうまくて、少年期がかわいいほど切なくなる大人になったクライド…と思わせたのですごいなと思いました。子役にしては大きかったです笑
今回はここまで!
1人ずつは書けなかったですが、雪組の誇るイケオジ達のスーツでの活躍も堪らなかったですね。
次の観劇感想は、花組「うたかたの恋 / ENCHANTMENT」の予定です。
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