こんにちは
観てきました!宙組「NEVER SAY GOODBYE」
初演は、和央ようか・花總まりの退団公演であり、92期生の初舞台公演。当時の大人気トップコンビ、作・演出は小池修一郎先生に作曲はフランク・ワイルドホーン書き下ろしと力の入り方は一級品。と知っていても今まで観ていませんでしたので初観劇です!
さすが小池先生!さすがワイルドホーン氏!!となる舞台でしたね。
舞台の奥に映像で景色が出ますがとても綺麗。マリブビーチの朝焼けも綺麗でしたし、キャサリンと最後の場面の空も美しかったですし、サグラダファミリアで示されるバルセロナ。
盆が回る回る、所々で暗転もあるものの自然な舞台の流れ…!嗚呼これでこそ小池先生!!
すごい人数で歌いながら回っている盆を歩いていると思ったら、最後にちゃんと主役が真ん中に立っているではないか!計算し尽くされたすごいマスゲーム。
歌は難しくも重厚感がありダイナミック。メッセージ性も強く、頭にも残るメロディ。
そしてその歌を見事に歌いこなす宙組のコーラスのクウォリティの高さ!
素晴らしい舞台でした!!!
普段は人事考察などしていると、真風いつまで…可哀想なキキちゃん…とか思うのですが、観劇している間は、本当にこのメンバーでこの作品で良かったと、成熟した1〜3番手がいたからこそのクウォリティだと思いました。
それではキャスト別です。
ジョルジュ・マルロー / 真風涼帆
いやもう単純にかっこよすぎる。撮られたいよー私もマタドールに囲まれたところジョルジュに撮られたい笑 大人にみえるのにキャサリンへはクサい告白しちゃうところがまた良い。
アナスタシアの時もそうでしたが、顔がかっこよすぎてロイヤル感でているので苦労していないようにみえて、実は色々乗り越えてきたと歌うところが、こんな軽いイケメンにみえるのに中の人は苦労した真面目な人だと思わせるギャップが魅力にみえるのがさすがですよね。だから根無草の歌がすごく良かったです。
キャサリン・マクレガー : 潤花
私は花總まり版を観ていないのですが、その上でこのキャサリンはとっても良かったと思います!気の強さと興味と好奇心を仕事に繋げて世界に共有したいという意志の表現がとってもアメリカ人的でしたし、美人で迫力もあって良かったです。
女として生きるよりも1人の作家として生きていきたいという強さが全面に出ているのが、とても本人のキャラと相まっていました。
きっとお花様の歌唱力には及ばないのだろうけど、全然気にならないくらいのレベルでした。
ヴィセント・ロメロ : 芹香斗亜
この話はスペイン内戦なのに、主役2人はポーランド人とアメリカ人で、主な周りの人たちもオリンピアンの外国人。その中でヴィセントとアギラールのスペイン人2人がどこまで国民としての内戦の意味を示すことにかかるわけですが、マタドールとしての熱さ、そしてそれを捨てるほどの故郷愛が伝わってくるのが素晴らしかった。
のに!最後けっきょくバルセロナを見捨てて他の軍と合流するんかい?!というのは少しあったのですが笑
生き残ったヴィセントはジョルジュとオリンピアン達の命も背負って、反乱軍の勝ったスペインで生きていくの、きっといろいろ大変だったんだろうな…と、だからこそフィナーレでキラキラしててよかった。
続きは次の記事にします!
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