丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

月組「川霧の橋 / Dream Chaser」感想②

こんにちは!

 

前回の記事に引き続き、「川霧の橋」キャスト別を書いていきます!

主要4キャラの感想はこちらから。

月組「川霧の橋 / Dream Chaser」感想 - 丸の内OLの観劇日記

 

源六 : 光月るう

あのメイク、特殊メイクですか?!あれ自分で化粧してるんですか?!すごすぎないですか?!?!本物のおじいちゃんいたわ…テレビ番組とかで特殊メイクで騙す的な(モニタリングとかね)のクウォリティじゃないですか!ヅカメイクの華やかさ0で、シミとかがリアルすぎる。さらに病気になりかがらも手が震えながらも職人としての動きがやめられない芝居も見事で、毎公演思うのですがさすがは芝居の月組の組長です。今回も素晴らしかったです。

 

小りん : 晴音アキ

やっぱり何を演じても上手いなあという感じで今回も安定の姐さんでした。そしてなんかかっこいいんですよね、彼女の姐さん姿。滑舌がものすごく良くて何言っても全セリフ聞き取れるのも良い。プレお披露目に唯一の同期が来てくれて良かったです。

 

権ニ郎 : 春海ゆう

「飛脚のっゴンでやんす」という時の謎の動き?飛脚ポーズ?が絶妙にツボでした。

酔っ払いの演技も自然で芸が細かいな、と感心です。

 

巳之吉 : 夢奈瑠音

こういう老け役もできたのか!喋り方と細かい動きで歳を出していて、幸次郎に「あの火事以来すっかり気が弱くなってしまって…」というのも、なるほどと想像できる出来でした。

これからも老け役もこなしながら別格スターとして活躍していくのもまた楽しみですね。

 

杉太郎 : 蓮つかさ

滑舌が良くて声が良いから、本当に何を喋っていても絶対に聞き取れるし、なんかもはや他の人よりも声量もある。だからこそ今回セリフが多く、杉田屋の事情などを説明する役として江戸弁でも問題なく、このスキルがあるからこそみんなが物語に集中できるんだよな〜と思いました。

 

お甲 : 麗泉里

かっけえ…!と思いました。少しドスの効いた声に、すごく似合っていた江戸化粧。それに役も相まって、とにかくかっこよかった!!

 

辰吉 : 英かおと

1回目観た時杉田屋の一員かと思っていたので、途中でアレ?となりました。太鼓も素晴らしかったですね!そしてなんていうのでしょうか、リアル男子感。本当にああいう若い衆いたんだろうな、というようなリアル感がかっこいいんですよね。

 

お組 : 天紫珠里

娘役2ポジで、お嬢様から女郎に落ちぶれて、それでも最期お光に看取られながらお嬢様の面影をもう一度出して安らかに亡くなっていくお芝居、とても上手でした。特に、女郎になってしまった時の迫力がすごいので、余計にお嬢様時代と最期が際立ちました。

 

およし : 結愛かれん

1回目に観劇した際に体調を崩してしまったのを妊娠かと思い、これでもう幸次郎×お光は無理か…とか思ったんですけど、まさかの本当に体調不良でしたね。

およしは本当に優しくて暖かい人だということが少ない場面でも伝わって、幸次郎とお光の間に流れる絶妙な雰囲気にも気付かず(体調悪いからそれどころではない)、幸次郎とお光のハッピーエンドは嬉しいけれど、それでもおよしちゃんは絶対最期までちゃんと幸せに亡くなってほしいなと思いました。恋愛感情ではなかったにせよ、幸次郎はちゃんとおよしを大切に想っていたと信じたいし、橋の場面ではそれを感じました。

場面少ないのにこんなにも余韻として残るのですから、やっぱりすごい芝居役者だと思います。

 

川霧の橋の感想はここまでです!

本当に美しい作品で、ずっと再演が望まれていたことがよくよく分かりました。

こんなにも素晴らしい作品で、贔屓がプレお披露目をできたことが嬉しかったですし、主要キャストをはじめ全員がこの作品にかける想いが強いからこそ、ここまでの素晴らしい完成度になったのだと思います!

 

次はショーの感想を書きます!

 

 

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