丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

月組「桜嵐記 / Dream Chaser」感想③

こんばんは!

 

人事の動きがあってしばらく止まっていた月組公演感想。今回は続きを書いていきます!メインキャストは書き終わっているのでサクサクいきます。

 

足利尊氏風間柚乃

あの輝月ゆうまと対等に戦い、史上最濃役を演じている紫門ゆりやを従えなお説得力のある研8。もはやそれだけですごい。

ショーでは初の銀橋1人渡り!あまりの安定感に初だとは…。

今回1.2幕あわせて思ったことは、実力はもちろんのこと何がすごいって舞台度胸だと思うんですよね。あの尊氏の貫禄の出し方も、若手が頑張っている感がないからこそですし、ショーの安定感も聖乃・極美の初1人渡の時にあったドキドキ感や危なっかしさが全くない。

バウ主演も期待ですし、これからの新生月組での活躍も安心して楽しみにできます!

 

楠木正儀(老年) : 光月るう

流石は芝居の月組の組長と言うべきです。月城かなと演じる正儀が老けたら絶対にこうなると言うか、同じ人が演じているのではないかというくらいの同一人物感。特に弁内侍に対しての「わしの好きな名や〜」は素晴らしいです。

ショーではやはり見どころは、珠城りょうの汗を拭く場面。よくこの振りを付けた!というか、この2人だからこそ感動する場面ですよね。他のトップと組長では生まれなかった振りだと思います。若いトップと実はこちらも5組の中で最も若い組長就任で、2人が背負ってきたもの支え合ってきたものが全て詰め込まれている一瞬だと涙が込み上げてきてしまう場面です。

 

弁内侍(老年) : 夏月都

こちらも流石は芝居の月組の副組長。美園さくらがそのまま老年も演じているのではないかと錯覚するくらいそのままの弁内侍。最初の硬めの台詞回しから、最後の「あの日もこんな桜が〜」の表情と声色まで、ものすごく弁内侍で素晴らしいな〜と毎回感動しています。

 

ジンベエ : 千海華蘭

正行から与えられた弁内侍護衛の任を、正行が亡くなってからも40年続けていた。もうその事実だけで救われるような気持ちがします。物語でも難しい間の取り方や台詞を完璧な河内弁と絶妙なタイミングで、流石の上手さだな〜と感心します。

ショーではミロンガの場面の少年のような可愛い顔から出される上級生の色気のギャップが堪らないです。

 

高師直紫門ゆりや

あのロイヤルでプリンスな雰囲気から、まさかあんな濃くて嫌な感じのおじさん感溢れる師直が演じられるとは思わず衝撃でした。そして2幕はいつもの爽やかロイヤルプリンスに戻るのですからこれまた驚き。

なんで専科なんだろう…と思ってましたが、これにて大納得。(月組上級生が少ないのに出されることには納得できませんが) こんなに振り幅が大きくなんでもできる方だったとは…!今まで知らなくてすみませんでしたという気持ちです。そして今まで私含め多くの人が知らなかったであろう実力と魅力を引き出したウエクミはやはり天才です。

専科に行ってからの活躍、他組との新しい組み合わせ、そしてなんと言っても天寿光希とのロイヤル同期共演を願っています。

 

今回はここまで!気が向けばもう1回書きたいと思います。

 

 

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