こんばんは
感想を書いていきます〜!
まず、個人的な問題なんですけど、古くてご都合主義で進む話があんまり得意ではないということに最近気付きまして。
月城かなとの美しさだけで楽しめてしまったけれど「ダル・レークの恋」もストーリーは、??となっている間に終わってしまいましたし、今回も途中途中でご都合主義というか、??となる場面が多くて少し集中できなかったのです…。例えば、なんでマノン捕まってロドリゴは修道院でレスコーは無罪…?みたいな。「ヴェネツィアの紋章」も個人的には刺さらずという感じです。
昔の作品が一括りに悪いというわけではなく、「あかねさす紫の花」とか「バレンシアの熱い花」とか大好きなんですけどね。
そして個人的にはもう1つ。愛月ひかる×有沙瞳でもっと大人の恋を期待していた……という少し期待外れだった気持ちです。
ポスターとかもアダルトな感じだったので、そういう恋愛かと思いきや、めちゃめちゃに初恋だったので気持ちがついていかなかったというか。
全体感想としては、もっと勉強してから観ろよ!て事なのかもしれませんが…こんな感じです。
それではキャスト別です!
ロドリゴ : 愛月ひかる
ちょいワル兄貴もしくは物凄く悪人の愛ちゃんでこそ良さが出ると思っていて。だから、ロドリゴは実はあまりハマり役ではなかったのかなと正直思いました。
とはいえ、真ん中で立った時の迫力と猪突猛進的恋愛に至ってしまった事への納得感を持たせる演技は流石のものでした。
大人の愛月ひかるが好きですし、礼真琴と共演するとそういうポジションになる方が多いかなと思いますので、次回はそんなお姿を拝見したいのが本音です!
マノン : 有沙瞳
芸達者だな〜と改めて感心しました。この前まで乳母だったのに、今回は初恋に心躍らせる少し思考弱めの美人。
特に見どころは、死に際だと思います!撃たれてからの震えと最後に目にいっぱい涙をためて、虚空をみつけて美しく亡くなっていく姿は素晴らしかったです。
ミゲル : 綺城ひか理
3番手役だと聞いてはいましたが、それにしても出番が少ない!!せっかくベンヴォーリオで注目度があがったのに…となりました。
フィナーレでは2番手位置でキラキラしていましたし、歌も演技も安定の実力でした。
レスコー : 天飛華音
こんなにも歌って踊って演技している姿を観るのは実は初めてでして、噂には聞いていたもののものすごく上手くて衝撃でした。9期上の愛ちゃんとも対等に芝居していました。さすがに歳上には見えないのでマノンの兄でありロドリゴより上というのは厳しかったですが…仕方ないです。
柚希礼音の血を引く、礼真琴の血を引く、星組の正統血統の天飛華音だと物凄く感じました!!熱くて実力確かで濃いめ。これからも楽しみですね〜!
キャスト別はここまでですが、本公演では組長・専科が入ってきて重鎮ポジに入り切れていない中堅が、作品を締める役割として活躍したり、ロミジュリで活躍の場が限られていた若手がダンサーや兵士で生き生きとしていて良かったなあと思いました。
3分割にしてもこれだけパワフルな星組。次の本公演がますます楽しみですね!
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