丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

雪組「fff / シルクロード」キャスト別感想

こんにちは

 

やっっっと雪組のキャスト別感想記事を書きます。

幸いなことにeplus貸切が当たったので、もう一度生で観ることができます…!10日前を切ったので白服で挑みます。

 

前回ムラで観た際に全体感想は書いたので、

雪組「fff / シルクロード」感想 - 丸の内OLの観劇日記

今回は1.2幕合わせてスター別感想をざっくばらんに書いていきます。

 

望海風斗

1幕最初の銀橋に登場して「あぁ〜〜!!!!!」と歌い上げるところが絶品です。私はこの歌声を浴びに劇場に来たんだ!となります。

眉間に皺寄せただいもんが好きなので1幕はオペラで追いまくりです。

2幕のショーはとにかくターバン最高!!ただ、MRの中詰めのような心から楽しんでいるだいもんの姿をみられる場面が少なかったのが残念ではありました。

黒燕尾は、男役として極められた姿ここにありと涙が出そうになります。

 

真彩希帆

私はクリスティーヌや壬生義士伝のみよといったオキャンな彼女が好きです。なので、最後の公演で1.2幕とも合わせてそんな姿が全然見られなかったのは少し残念でした。

fffのなんとも言えないメロディーを頭の奥で響くように響かせ、シルクロードではラップを披露。歌ウマの域を超えた職人技がたくさんあり圧巻でした。

 

彩風咲奈

柚希礼音の時も感じましたが、宝塚におけるナポレオンのイメージって泥臭い天才って感じですよね。ナポレオンはカリスマだけど田舎者の成り上がりというイメージをしっかり表現していたと思います。三白眼がたくさんみられるので良いです。

ショーでは次の世代としてモンゴルの場面と鳩の場面で爽やかに踊っていました。

雪組は、壮一帆(渋い)→早霧せいな(爽やか)→望海風斗(渋い)→彩風咲奈(爽やか)ときているのが面白いな〜なんて思いました。

だいもんとの絆というより、彩彩に泣かされそうになる公演だったと思います。

 

彩凪翔

「春雷」はみたことがないのですが、唯一のバウ主演の役のその後を退団公演で演じるって、本当に幸せな事なのでしょう。

fffにおいて、ベートーヴェンもナポレオンも憧れたとされるゲーテ。その独特なポジションの魅せ方が、説得力があってとても素敵でした。

雪組をずっと支えてきた彼女が、作品全体を見渡し見守り憧れられる役であるゲーテを演じたのは、集大成として出来過ぎです。

シルクロードでは各所でどうしたらカッコよく見えるかというの研究し尽くした器用な魅せ方をして射抜かれたこと忘れません。

 

朝美絢

fffでは周りの役はみな青年期と壮年期で演じる人を変えているのに対し、1人で学生〜妻を失うまでを演じ分けているのがお見事でした。一瞬で若返り、一瞬で成長する。メイク変えるほどの時間はないので、声や歩き方でその差を出していたのがすごいなと。

特筆すべきは歌です!音の出し方が全然変わっていました。今まで下手ではないけどくらいのレベルだった歌が、歌ウマと言っても良いくらいだったと思います!!

千夜一夜の場面は、絶対あのジャファーみたいな格好させてドSなオレ様あーさを先生が観たかったんでしょ笑 と思ってしまいました。

 

朝月希和

次期トップ娘役だからと出しゃばることなく、今まで通り雪娘2としての役割を全うしていたと思います。もはやなんではいからさん出てたんだっけ?みたいな感じです笑

ロールヘンの優しさ、田舎からルードヴィヒを気にかけ続ける姿、そして最後に「この話をルイ、あなたに捧げます!」と堂々とした手紙の読み上げが、次世代を担う私から贈る言葉という感じで素敵でした。

シルクロードのモンゴルの場面と鳩の場面は幸せに溢れていて、彼女本来のもつ優しい雰囲気も相まって、良かったねえ〜となりました。

 

煌羽レオ

咳払いだけであそこまでキレ者感が出せる人いますか?!

メッテルニッヒは存在感と綺麗な顔を生かしたピッタリの役でしたし、ショーでも餞別もあり大活躍。名別格がまた1人退団されるのが寂しいです。

 

綾鳳華

ルドルフ大公がストレートにかっこいい!!青い軍服をあそこまで着こなす人いません。

次から3番目とは正直信じられませんが、持ち前のキラキラオーラで頑張って欲しいです。

 

縣千

天上界チームでの細かい顔芸が面白いのでもっと観たいところだけど、他にも観なくてはいけない場面が多くて追いきれない…という感じです。

シルクロードの必見ポイントは、プロローグで銀橋を渡り終わったところで次に渡る夢白あやを鋭い目でみつめ手でシャーッてやるところです。

 

彩海せら

さすがは望海子役専科というだけあって、彩海ルードヴィヒが育ったら望海ルードヴィヒになるという説得力がすごい。どの辺りが似ているかというと、細かい表情の作り方とか眉間の皺の寄せ方とか振り返るタイミングとかなんですけど、本当によく研究したのだとよく分かります。

シルクロードの盗賊の場面は、遠足に来た少年みたいな顔してるのが最高にキュートです。

 

彩みちる

モーツァルト素晴らしかった!!こっちゃんモーツァルトに通ずるような若さと勢いとそのまま死んでしまった感。あの役を彼女に演らせたウエクミもやはりすごいです。

シルクロードではセンスの良さが随所で光っていて、髪型とかどれも個性的で可愛いです。

 

野々花ひまり

fffのMVPは彼女だと思います。「僕なんて死んじまえ…!」は名演技です。娘役が演じる少年役ではなく、そこに本物の少年がいました。素晴らしかった。

 

諏訪さき

ウェルテル役でとても目立っていました!良かったね!となりました。綾・縣とダンスを得意とする近い学年のスターが多いですが、流石は従者に選ばれただけあって、見事な表現力でした。

 

夢白あや

演技がとっっても上手なので、fffの大事な場面で望海・真彩・朝月・朝美といった上級生に囲まれても全く見劣りしないのが素晴らしかったです。

階段降りの位置が謎すぎで気になる…笑

 

本当は上級生とかまで書きたいと思ったけれど、文字数がかなりになったのでここまで!

 

あと1回の生観劇、そして4/11の配信で、今の雪組を目と心と耳に焼き付けたいと思います。

 

 

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