こんばんは!
暗闇のカオ〜スというのが頭から離れません笑
サヨナラするその前にの副題にふさわしく、プレ退団らしいサヨナラを意識させる公演でした。
成仏していく姿が退団と被り、その前に仲間に愛を伝える姿にホロッとさせられました。
たまちなコンビはもちろん、光月るう・輝月ゆうま・白雪さち花・紫門ゆりやらのバイプレイヤーっぷりも光り、これぞ月組という端から端までクウォリティの高い公演。
宝塚ゆかりの台詞が随所に散りばめられていてそれを探すだけでも楽しい!
全てを拾えたわけではありませんが、
「宮本武蔵も〜」という「夢幻無双」を思わせるセリフ
「ベルサイユのばら」名場面「見えていないのか?!」
「PUCK」より「見えるの?聞こえるの?」、「シャーロックホームズもCITI HUNTERも」という公演名を取り入れたり、
「黄泉の帝王になっしまったんだな」「死は本当の逃げ場じゃないってことか」という「エリザベート」のオマージュに
「鏡には映る。ヴァンパイアよりマシってことか」というポーの一族を思い出させる台詞。
音楽には詳しくないのでコードとかは分からないのですが、「月雲の皇子」の「花のうた」と今回の別れの歌みたいなのが、メロディーがとても被って聞こえました。
ストーリーも、誰が犯人なの?!と最後までワクワクしながら観ることができ、大満足でした。
キャスト別感想にいきたいと思います!
神崎達也 : 珠城りょう
あの…可愛かったジャンヌちゃんはどこへ…今回は警察官でしたが、さすがサラリーマンやらせたら宝塚1!スーツにトレンチコート姿がかっこいい。幽霊の時は照明とコートの色で幽霊ぽく演出されていてすごいなと思いました。
やっっとではありますが、脂が乗ってきたというか、今が旬である輝きと退団を決めた輝きが相まって、眩しいくらいでした。
ご挨拶でみなさんに愛を配ってすごく楽しそうにしていたのが最高でした笑
早川 : 鳳月杏
たまさまとの掛け合いが息ぴったりで素晴らしかった!コメディタッチの部分も、シリアスで胸がジーンとなる場面も、どこも相変わらず上手かった。泣かせるのも笑わせるのもピカイチです。
須磨子 : 天紫珠李
ポジションとしてはきちんとヒロインでした。前回の「赤と黒」に比べてとてもお芝居が上手になっていたような気がします!あざとくなくなったというか。
動きが機敏なので、オリンピック級の射撃の腕というのが説得力ありました。
神崎母 : 京三沙
娘の前で気丈に振る舞った後に、主人の遺影に向かって泣き崩れる姿が印象的。専科の迫力を感じました。
雲井さん : 汝鳥伶
この前までナイワ出てたのにお忙しい!さすがの安定感と存在感で、先輩幽霊として出会えて安心してしまうのも納得です。
経堂課長 : 光月るう
出演場面の半分以上が死体現場としての突っ伏し状態ですが笑、複雑な思いの表情とかアップにされればされるほどよく分かる流石の演技力です。
新田 : 紫門ゆりや
出番はものすごく少ないけれど、生前の回想で、転がってきたサッカーボールを返してあげる表現だけで笑いがとれるのすごくないですか?笑
マダムX : 白雪さち花
今回のMVP。夕方の番組とかで特集されちゃう万引き犯にこういう人いる…!という存在の説得力。メイク衣装から細かい仕草に表情まで上手さぎて、すごかったです!!
毱村主任 : 輝月ゆうま
ボンボンだけど刑事としては絶妙にイケてる部分もあってそして犯人という、全てにおいて分かる〜となるような演技。存在感も抜群で、流石としか言いようがないです。
中井署長 : 朝霧真 / 漆原副署長 : 晴音アキ
いるいる!こういう外面ばかり気にする上司!笑という署長と、実際仕事できるのは副署長だよね〜というコンビ。月組は本当にありそうな社会を描くのが上手です。
ダーティー佐山 : 英かおと
先輩なの?なめた後輩なの?というのがちょっと気になる態度。なんでタメ口なんだろう?
良い役として活躍してました。
神崎亜佐子 : 結愛かれん
実質ヒロインのあましとの差が若干悲しいものの、芝居の月娘として自然に母の顔が出ていてよかったです。いつもムンムンの色気を良い意味で抑えられていました。
経堂妻 : 蘭世惠翔
元モデルというのが納得の美しさ。ただ彼女はすっぴんがもっと綺麗なので、メイクをもう少しどうにかしたほうが良いと思います。高飛車な感じかと思いきや、けっこう良妻でした。
愛ちゃん : 白河りり
え?リアル子役?というクウォリティ。歌もお芝居も103期とは思えないレベルの高さでした。
「ダルレークの恋」も「幽霊刑事」も素晴らしく、半分にされたとは思えないて充実感です。
次に全員集まるのが楽しみです!!
まずは水曜に「FROM SAKURA」のライブ配信をみようと思います。
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