丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

番手そのままで大出世〜若手観察雪組編〜

こんにちは

 

たくさんのニュースが溢れて連載がとまっていましたが、雪組です!

 

雪組は、望海風斗・彩凪翔のトップ・3番手退団により、次回作から比重がかなり変わってくると思います。

 

とはいえ、ここ数年を振り返ってみて面白いな〜と感じるのは、望海6作で体制は変化していないのに着実に若手の活躍度が上がっているという事です。

途中で永久輝せあが抜けましたから、そこから下級生の番手が1つずつ上がってはいても、1〜4が固定ですから大した違いはないはず。

それにも関わらず、縣千・彩海せら・諏訪さきの活躍度が飛躍しているのです。

 

特に縣千なんか分かりやすいですが、SUPER VOYGERの時の群舞ではどこにいたのか分からないくらいだったのが、サヨナラショーでは「トニーのやつがしくじった」のソロをもらえ1列目で踊っていました。

彩海せらもSVの天海さんの場面しか認識できなかったレベルから、望海子役専科として活躍し、fffでは朝美絢と一緒に真ん中で歌を歌い、階段も真ん中で降りてきました。

諏訪さきがどれだけ出世したかはfffの出番の多さを見れば一目瞭然ですし、階段も降りてきました。

 

ただこの3人+綾鳳華について、それぞれ98.99.101.102期なわけですが、普通だったら、98.99の2人がセット・101.102の2人がセットとなるはずが、綾×縣・諏訪×彩海のセットになって競わされているのが面白いなと思います。

 

目下の注目ところは、綾鳳華・縣千の戦いに終止符がどう打たれるかどうか。

6作ずっとニコイチ扱いで、階段降りも必ずセット、さらに別箱での共演はまさかの0で、絶対に差をつけられてこなかった2人。

「PR×PRince」以来、若手バウもありませんでしたから、どちらが先に主演を取るか、どちらが階段降りで後ろに立つのか。

さすがに新体制になるタイミングで一人降りデビューすると思うので大注目です。

あやなちゃんがバウ単独主演をした場合、暁千星・瑠風輝の98期二大御曹司の次に位置することになり、バウ単独主演を果たしていない紫藤りゅう・綺城ひか理・天華えまを抜かすことになるので面白いです。

 

彩海せらに関しては、いつかどこかへ出されてしまうんだろうな…という感じがものすごくします。ただ、どの組にいったとしても真上に100期か101期がくる構図ですので、どうしたものか…笑

この構図は、和希そら・永久輝せあ・暁千星はじめ96.97期がどこに組替えしても95期に阻まれるのと同じです。

 

雪組は1と3番手の退団により、今最も変革を迎えている組でありながら、下級生をしっかり抜擢してきたおかげで、多少は盤石な体制が敷けているのが強いと思います。

スターとしてはまだ弱いかもしれませんが、そんなの「グランドホテル/カルーセル輪舞」で1作前まで6番目だった朝美絢を3番手に、暁千星を4番手に置きながら、なんとか乗り切った過去もあるのですから、経験で大きくなれば良いのです。

彩風咲奈>朝美絢>綾鳳華・縣千>諏訪さき・彩海せらと、もちろん失った穴は大きいですが、これだけ揃っていればきっと大丈夫。

 

海外ミュージカルは役が限られていたりして仕方がない部分もあるけれど、雪組の幅広く活躍させる采配はすごいなと改めて思いました。

不安や寂しさはありますが、これからの雪組も楽しみです!

 

 

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