丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

宙組「アナスタシア」キャスト別感想②

こんにちは!

 

前の記事に引き続き、宙組「アナスタシア」のキャスト別感想を書いていきます。

 

リリー : 和希そら

しっかり娘役でした。フィナーレくらいは男役姿で観たかったな…という気持ちもありますが。朝美絢のキャロルや永久輝せあのアイリーンは、男役の演じる女役としての迫力みたいなのがあったのですが、今回のリリーちゃんは馴染みすぎるほどに娘役。娘役といっても、純也ちとせのような感じですが笑

ずんそらで秘密のサインってもう尊すぎる。そして何を歌っても踊ってもものすごく上手。かと言って、娘役になればいいのに!なんて思いません。次に男役で会えるのがますます楽しみになりました!!

 

マリア皇太后 : 寿つかさ

今回のMVPは間違いなくすっしー組長。「神々の土地」に続き2回目の皇太后というだけで萌えますが、今回はさらに大活躍です!第二のヒロインといっても過言ではありません。

光月るう演じたエルフィもそうですが、組長レベルの男役が演じる女役って、芸達者すぎて非の打ち所がなく、その完成度に感嘆してしまいます。"男役"だけでなく"舞台人"として素晴らしい方々だと、これこそ組長なんだと改めて思いました。

数ある歌も歌いこなし、皇太后としての存在感、緊張感と迫力も素晴らしかったです。

 

ニコライ2世瑠風輝

期待の若手が演じる役としては出番少なすぎますが、父としての包容力と皇帝としての威厳がきちんと出ていたのは、ものすごい成長だと思いました!!

バイトたくさんしてますが、手足長いのですぐ見つかります。

 

ギャルソン : 紫藤りゅう

役小さいっ!!いつ出てきても放つキラキラ感がレベル違いで、これが星組から来たばかりの輝きか!となりました。

 

アレクサンドラ皇妃 : 美風舞良

アレクサンドラの独特な雰囲気を、数少ない出番と台詞で表現されていたと思います。

 

イポリトフ伯爵 : 凛城きら

電車の場面の独唱が素晴らしかったです。

正直それしか見せ場はありませんが、胸揺さぶられる歌でした。

 

アレクセイ : 遥羽らら

歴代最高のアレクセイだったと思います。あんなに可愛い少年になると思わずびっくりしました。ららちゃんの演技力の賜物か、娘役が無理に演じている少年ではなく本物の少年でした。

「ねえ、知ってる?僕はもうすぐ死ぬんだよ」の一言の台詞ですが、印象に残りました。

 

少女時代のアナスタシア : 天彩峰里

かっっっわいい!!!!全体的に役と出番の少ない中では出番も多い方でした。とにかく可愛い。でもその中にある芯の強さとか、大きくなったらまどちアナスタシアになるんだなと感じさせる演技でした。

 

ロットバルト : 優希しおん

基本はボリシェビキでバイトしてるキヨ。ロットバルトの出番は3分あるかなくらいですが、あまりにも上手なバレエで目を奪われます。手前で歌う主要キャストも霞むほどのバレエ。私はダンスの事はあまり詳しくないけれど、彼女のダンスが柚香光に匹敵するレベルにある事は分かりました。

ラストチャンス掴んで欲しかったなあ…新公主演を逃してしまったことが残念すぎますが、その中でもちゃんと自身が輝けるロットバルト役をもらえたことは良かったです。

 

鷹翔千空

役名ついてますが実質ないも等しいです。市民仲間の1人です。今まで実はあまり舞台で見つけられたことなかったのですが、今回はかっこいい市民がいる!と思ってオペラあげると毎回彼女でした。

 

潤花

次期トップ娘役だから、と言って特別扱いされてなかったのが良かったと安心してしまいました。

ロマノフ姉妹たちの中で特別目立つことはなく、オデット役はありましが、ダンスの実力を考えればおかしい抜擢でもありません。フィナーレもロケットダンス組で、センターはもらっていましたが全日出演でロケットは2人しかいないし、羽根が違うなどの扱いもなかったのでちょうど良かったと思います。

批判に無理に晒されるようなことがされてなくて安心しました。

本人は相変わらずキャピキャピの笑顔で輝いていました!

 

もう一度観られるので、楽しみです。

 

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