丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

"劇団からの推し"だけではトップになれない時代

こんばんは

 

ここ最近の若手人事をみていると、劇団からの推しだけでトップになれる時代は終わったのではないかな…と思います。

下級生御曹司よりも、学年・功績・実力などが優れるスターを優遇したり、新人公演主演を多くの人に割り振り、スター格を増やそうとしていると思うんです。

 

分かりやすいのは、花組月組が毎学年1人以上新人公演主演するスターを出していたり、ひとりっ子政策で有名な雪組縣・彩海の二本柱に切り替えたり…。

また、新人公演主演4回を誇る暁千星・瑠風輝の2名が、新人公演主演0.5回と1回の鳳月杏・和希そらを抜けないことにも象徴されていると思います。

 

御曹司として育てられてきたのは真風の方でも劇団の顔として売り出すのが望海だったり…と、劇団運営の最先端でも対外的人気を忖度するようになりました。

 

新人公演主演という最初のチケットを渡し、そこから人気・実力を掴んだスターに次のステップを踏ませるという路線スター育成スタイルに変えたんじゃないかなーと感じています。

今の時代なら、咲ちゃんが新公5回なんてしてなかっただろうな…。

 

なので、例えば学年的にトップが厳しいのではないか…と言われ、いずれ正2番手誰になるんだ?と言われる星組の、愛月ひかる・瀬央ゆりあ・天華えま・極美慎あたりも、誰が1番人気か=誰をトップにするのが最も稼げるのかということを軸に考えられていく可能性もあると思うんですよね。

例えばの話、瀬央の人気が礼・愛月・天華より高いとすれば、を短期にして愛月をどこかにどけてでもトップにするよう調節するような感じがするんです。あくまでも、例えば、ですが。

特に最近は実力と人気が比例していますから、実力主義=人気を大切にするといってもいいと思います。

 

まあそんなことを念頭に、いつもとは違う角度で人事を考えてみようかな〜と思います。

今記事でいう「人気」とはあくまでも私個人がSNSなどを覗いていて感じたものなので、ファンクラブが何人〜とか、キャトルの売上が〜、みたいなことは全く知らないです。一応、Instagramハッシュタグはタグつけ投稿の数が見られますので、参考にしています。

 

花組の路線で人気なのはやはり柚香光実力が…なんて言われることもありますけど、そこをカバーできるほどの人気や魅力があるのだと思います。

次点が水美舞斗。

SNSでのハッシュタグもよく上がっている方だと思いますし、なによりもファンが熱い!!

投稿数も多く、1人1人の熱量も高いように感じます。

とにかく現在の花組においてれいまいは最強なんです。

 

瀬戸かずや・永久輝せあは同じくらいの投稿数ですが、れいまいに比べてこの2人は個人投稿が少ない、つまりは熱量が下がるように感じます。花組雪組という括りで一緒にタグ付けられてる感じです。

 

若手は全員トントンだけど、やはり聖乃あすかが頭1つ抜けている印象です。

 

なのでVISA御曹司であるひとこちゃんマイティを抜かす、上に上がるための人事異動を行うにはそれ相応の覚悟が必要というか…数が多く組自体も長く見てきた熱いファンであるマイティファンを敵に回すことはしたくない。

そう考えると、いくら御曹司であろうとVISAがついていようと、ここの問題を劇団がどう平和的に解決していくかがポイントになると思いますし、このままマイティの勢いがすごければ、多少ひとこちゃんの就任を後ろ倒しにしてでも同期引き継ぎをしてでもトップあるかもしれません。

 

月組で圧倒的人気を誇るのが月城かなと。

次点の鳳月杏・暁千星は、インスタのハッシュタグ数だと同様です。

ちなつさんは人気が高いですが、マイティと違うのは、ファンの方々もそこまでトップになることに期待していないところだと思います。

芸達者な彼女ができるだけ長く舞台で輝いていてほしい…(主演とは言わないけれど)もっと色んな役をみてみたい…という気持ちを綴っている方を多く見るような気がします。

対して、ありちゃんの方はもはやトップになることが大前提すぎて、あまり言われない笑。スカステや舞台でのバブみとオラみの使い分けがさすがすぎて、投稿数が増えているように感じます。

けっこうブログとかだと、ちなつさんの方が人気ですから!!!みたいな記事も多くみますし、歴年のファンほどそうなのかもしれませんが、若い人受け・一般受けするのはジャニーズ顔のありちゃんかもしれませんし、それがSNS(特にInstagram)の投稿数にも紐づいているのかなーと考察してみたり。

 

きっといずれは、月城→暁体制になっていくと思うのですが、ちなつさんの扱いを大切にしていれば大きな揉め事は起こらないんじゃないかな…と思います。

 

雪組は圧倒的朝美絢。ちなみに#数だと、光ちゃんれいこちゃんを上回ります。

彩風咲奈もなかなかの人気がありますが、全然敵わない…彩凪翔も然り。

ちなみに、綾凰華は現時点では縣千・彩海せらには優っています。

そんな強いあーさですが、その倍以上の#数を誇っている望海風斗はさすがのものです…!!

 

咲ちゃんが劇団の御曹司だろうと久方ぶりの生え抜きトップだろうと、あーさの勢いが圧倒的であれば、通常任期で引き継ぐ可能性もまだまだあるわけで。

他の複数ファクターから考えると難しい部分もあるかもしれませんが、今回の説に当てはまるとしたらあーさのトップ就任はかなりあると思います!

 

星組はこちらも礼真琴がダントツ。次いで、愛月ひかる・瀬央ゆりあと番手と同様に続いていきます。

しかしながら、愛ちゃんは同期咲ちゃん・キキちゃんには到底及びませんし、なんならマイティ・あーさずんちゃんにも敵いません。

せおっちも人気がグイグイあがっているとはいえまだまだ弱い……

 

他組から乗り込まれてしまう可能性が1番高いのは正直星組だと思いますし、このままの感じだと、礼真琴人気で保っている間に愛ちゃん・せおっちは時間切れとなっていくのかな…と。

 

宙組は、番手通りの人気だと思いますが、芹香斗亜そろそろ報われてほしい論が勃発。

彼女を無下にしたら、宙組だけでなく宝塚全体にアンチのムードが漂ってしまいそうなくらい、この論の力は強い。

特別キキファンとかではなくても、そう思っている人は私も含めかなり多いと思います。

 

ただそれと同じくらい桜木みなとには、95期の4人目として、初の宙組生え抜きトップとしての期待がかかっており、そしてさらに同じくらい和希そらも報われてほしい論がある…。

 

そうなってくると、キキちゃん・ずんちゃん・そら3人ともが任期を短くして就任するという可能性もなきにしもあらず…

はっきり言ってしまえば、宝塚はお披露目とサヨナラが稼ぎ時なわけで、1.2作のハログバさえ避ければ短期で回していくのも経営的にはアリなんじゃないかなーと。

 

こんな感じで考えてみましたが、やっぱり95期強い

ただ、トップ人事にはいろんなファクターがついていますので、あくまでも今回はこんな目線で考えてみたら、というお話でした!

 

 

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