丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

輝月ゆうまのIF

こんにちは

首里城の件、非常に悲しいです。実は4回ほど行ったことがあり、今でも2年前にスタンプラリーの景品でもらったクリアファイルを愛用しています。

 

宝塚はどの組においても、公演に厚みをもたせ重要な役どころを程よく務める脇路線と呼ばれるスターがいます。

分かりやすい名前をあげると、紫門ゆりあ・天寿光希・彩凪翔・澄輝さやとら。

そして今の宝塚において、脇路線の筆頭といえば輝月ゆうまであると思います。

 

だいたいこの脇路線メンバーというのは、若い頃は正路線として歩んでいた時代もあったけれど、学年が近いところにもっと強いスターがいて脇にそれた、という形をとった人が多く、少なくても1回は新人公演の主役を経験しているスターばかりなんですね。

それに対し輝月ゆうまは、新人公演主演0回でここまでの存在感を示している希少なスターであります。

また、彼女が95期というのもすごいことです。

 

さて、そんなまゆぽんIFで、正路線として歩み95期の8人目になっていた可能性があるのか、調べていきたいと思います。ここからは全てたらればの話です。

 

まず第1段階の新人公演。まゆぽんが主演できた可能性はあったのでしょうか。

龍真咲時代の新公主演は以下の通り。

ロミオとジュリエット珠城りょう

ベルサイユのばら煌月爽矢・鳳月杏

「アルセーヌ・ルパン」珠城りょう

「明日への指針・センチュリー号」暁千星

「宝塚花詩集100」珠城りょう

「PUCK」朝美絢

「1789」暁千星

「舞音」朝美絢 (月組95期ラスト新公)

「NOBUNAGA」暁千星

という並びです。

輝月ゆうまも主演こそなかったものの2番手3番手の役は何度も経験していました。

 

この並びをみて思ったことは、まゆぽんが主演をするとすれば「舞音」一択であったと思います。

「ロミジュリ」「1789」は大作だから、御曹司枠になるので珠城りょう・暁千星はマスト。ショーの新人公演はレアなので珠城りょうに。

ベルサイユのばら」にしてしまうと、礼真琴よりさらに前に新人公演主演をする事になってしまう。

「PUCK」は大きさ的にまず無理でしょうし笑、朝美絢を路線にするためには新人公演が妖精1回というわけにはいかず「舞音」は譲れない。しかし、これは「舞音」じゃなくても良かったんです。妖精以外で1回できればOK。ということは、あーさの主演が「明日への指針」「PUCK」の2作で、まゆぽん「舞音」で主演を務めることができたはずです。

これがラストチャンスなので95期内序列としても8人目になれます。

別に暁千星の主演は3回でもそこまで問題ないと思うんですよね。「1789」「エリザベート」を主演すれば充分でしょうし、95期3REIも新人公演主演は3回です。

 

ではその次のステップバウ主演に辿り着けたかどうかについても考えていきます。可能性があった2015〜19年の月組バウは以下の通り。

2015年1月 珠城りょう主演「Bandito」(東上)

2015年8月 朝美絢・暁千星主演「A-EN」

2016年10月 星条海斗主演「FALSTAFF」

2017年12月 暁千星主演「Arkadia」

2018年7月 愛希れいか主演「愛聖女」

2019年1月 美弥るりか主演「Anna Karenina」

 

95期生は殆どが2015年に主演、水美舞斗・瀬央ゆりあの2名に関しては2018年の主演です。そう考えると95期の8人目になるためには、「愛聖女」「アンカレ」のどちらかを代わりに演じることが必要になってしまうわけです。

正直この2作に関しては退団餞別主演なので動かす事は難しい。でも、暁千星「Arkadia」星条海斗「FALSTAFF」は、ここでなくても良かったんですよね。まあ現実味で言えば、「Arkadia」の代わりにまゆぽんの主演作を、そして今年の夏の「ON THE TOWN」「チェ・ゲバラ」に追加して3分割とかで暁千星主演バウでもやれば良かったんです。OTTきついかな笑

それか轟悠の主演を他組にしてもらって(「群盗」あたりでどうでしょうか)、そこを月バウにしても良かったと思います。

 

ここまでタラレバで話してきたわけですが、そうなると輝月ゆうまにも組内の95期の2番目・95期2軍というレッテルが貼られてしまう上に、妙に路線として扱わなくてはいけなくなります。

雨に唄えば」のリナ役はさせてもらえても、「BADDY」の宇宙人や「エリザベート」のマックスは路線には絶対に回さない役所です。

またどうしても、輝月VS暁という構図になってしまいます。

 

1789や舞音の頃「まゆぽんに新人公演主演を…!!」という声が多かったのも覚えています。

でもそこで主演をできなかったからこそ、今の彼女の付加価値が生まれ、独特のポジションで大活躍し、さらなる人気を得ているのが事実です。

 

路線として活躍する事だけが宝塚で輝く事ではないと証明してくれたのは、他でもない輝月ゆうまです。

これからの更なる活躍を期待しています!!

 

 

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