丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

礼真琴、TOP OF TOPへの道のりは険しい?!

こんばんは

 

紅ゆずる・綺咲愛里が退団し、HPなどの公式が全て礼真琴・舞空瞳に変わりました。

とても楽しみにしていた首席コンビとはいえ、なんだかちょっと寂しい気もします。

 

そんな礼真琴といえば次のTOP OF TOPとの呼び声高く、実際私もそう思っています。

TOP OF TOPは、誰が決めたとかではなく、もちろん公式では5組は均等ですが、みんなが同じ名前をあげるのが面白いところです。

今でいえば明日海りおであり、1世代前は柚希礼音

 

この2人がトップオブトップと呼ばれるのは、もちろん2人のスター性もありますが、組のパワーが最大限であったというところにもあると思います。

 

では2人の組体制をみてみます。

柚希礼音は、トップに立つと同時に雪組から凰稀かなめを2番手として迎え、あっという間に輸出。

ロミオとジュリエット」初演が成功したのはこの2人の力が大きいと考えると前半から飛ばしてますよね。

 

中盤になってくると、男らしいちえさんに、爽やかな涼紫央、個性派の紅ゆずるに、脇を固める壱城あずさ・夢乃聖夏、もう1人の個性派美弥るりか、当時は若手だった天寿光希、若手路線筆頭格の真風涼帆に、まだイマイチ冴えてなかった頃の(笑)芹香斗亜、頭角表しはじめていた礼真琴と、豪華すぎるメンツが勢ぞろいしているんですね。

これだけのメンバーがいたからこそ、初演「オーシャンズ11」が成功したわけです。

 

そしてここからだいぶ輸出しまして、それでもラストは、2番手羽根を2人が背負うという華やかすぎるラストです。

男役の頂点柚希礼音、"娘役"の手本夢咲ねね、個性派紅ゆずる、宝塚らしい真風涼帆、実力派若手の礼真琴といったような完璧な大円団でした。

 

では明日海りおはというと、

プレお披露目は「ベルサイユのばら」、お披露目は「エリザベート」と、もう演目から飛ばしまくってる上に、同期の実力派望海風斗を両公演につけ、さらにエリザベートでは専科の実力派北翔海莉をつけるという、今となっては3組のトップの共演。飛ばしてますよね笑

 

その後急に2番手となった芹香斗亜を育て上げ輸出。

 

柚香光と最強のビジュアルを見せつつも、仙名彩世とクウォリティを追求し、何がすごいってその間に数多くの若手に新人公演を主演させ、完璧な布陣を築き上げた事です。

 

みりおちゃんの新人公演を担当した花組生といえば、柚香光水美舞斗から始まり、優波慧・綺城ひか理・飛龍つかさ・帆純まひろ・聖乃あすかこれからの花組を担っていくメンバーとして名前が上がる人ばかり。

 

このメンバーだけでなく、花男を背中で魅せる瀬戸かずや月組からきた実力派鳳月杏と、脇も完璧な布陣。

 

みりお本人の力だけでなく、この花組の層の厚さも、彼女をトップオブトップにした一因であることは間違いありません。

 

ということで現在の星組を考えてみると、

2番手に宝塚らしさを受け継ぐ愛月ひかる星組ism色濃い天華えま・極美慎花組からくる渋い実力派綺城ひか理

 

どうでしょうか。悪いとは決して言いません。前回の組替えで5組のバランスも取れました。

でも、柚希礼音・明日海りおに比べて弱いというのは否めません…

 

ここから礼真琴が次世代のTOP OF TOPになるためには、彼女がどれだけ舞台人としての能力に長けているか、相手役舞空瞳がどれだけスーパー娘役か、だけでは足りません。

 

柚希政権時代に大量輸出をしたツケが回ってきた感もありますが、これからの星組がどうなるのか、それによって礼真琴のトップとしての真価も変わってくるのではないでしょうか。

 

 

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