丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

NY最高のエンターテイメント「SLEEP NO MORE」

こんばんは!

4泊6日でNYに行ってきました!「NYでのオススメはありますか?」と聞かれたら、「SLEEP NO MORE」と答えます。間違いなくNY最高のエンターテイメントでした。

 

まずチケットの取り方ですが、

“Sleep No More Tickets"と検索して公式サイトから取りましょう。いくつか種類がありますが、1番安い"STANDARD"で大丈夫です。

住所とか打ち込む場面がありますが、基本的には名前・メールアドレスだけちゃんと入力できていれば、他は平気です。

いくつか時間帯がありますが、1番最初の時間で予約しましょう。(理由は後ほど)

 

アクセスは、Times Squareから7番地下鉄で1駅 34th Street Hadson Yardで下車します。今話題のハドソン地区を観光しながら進みます。下道で行く場合は、10thか11thを南下し27th(10からなら右折、11からなら左折)で曲がります。

ハイラインを通っていく場合は26thの階段で降りて、1ブロック戻ります。ハイラインを通るのがオススメです!

 

入口でIDを確認され、21歳以上で飲酒可能なら右手にスタンプ、それ以外なら左手にばつ印が書かれます。ちなみに16歳以下は入場不可です。

その後、4ドルで荷物を預けます。小さなポシェットもダメです。携帯や中での飲酒料金を持ち歩く場合は、ポケットのある服で行きましょう!私たち母娘は2人揃ってワンピース着てたので全て預けちゃったので荷物の控えはブラにしまいました笑

荷物を預けたらカウンターで苗字を告げると、1人1枚トランプが渡されます。

 

すんごい暗い中歩きロビーのような場所に出ます。ここでトランプの番号を呼ばれるまで待ちます。

番号が呼ばれたら白いファントムマスクが配られ、エレベーターに乗せされ、ルールが説明されます。

エレベーター降りたら、そこから自由行動開始です!!

 

この「Sleep No More」は6階建(らしい)ホテルで約20名の役者が1時間の演目を3回行います。

最初に入れば丸々3回、あとは入ったタイミングによって2.5回分だったり1.8回分だったり、人によって観られる量が変わるので、出来るだけ早く行ってください!ただ、体力に自信なければ少し遅めでもいいかも。

原作はマクベスと「レベッカ」だそうですが、レベッカの部分は私は見つけられず…とにかくマクベスのストーリーを頭に入れてから向かいましょう!

ホテルの各部屋で20名の役者が演技していますから、全てを観るのはもちろん不可能。さらにセリフはなく全てダンスで表現されるので、いまいちストーリーも分かりません。逆に言えば、英語が分からなくても全く問題ないという事です。

 

誰が何役なのか自信はないけれど、主要人物ぽい人を追いかけるとマクベスのストーリーの重要場面に遭遇できます。

実際に私も、スコットランド王殺害、マクダフ夫人殺害の現場、マクベス夫人の狂乱の場面は観ることができました!ただこれも正解かは分からないんです。

脇役ぽい人についていくとそれはそれで1人しか観ることのできない貴重な場面を観れることもあるらしいのでお任せします。

1時間の中で2回ほど広間に主要キャストが全員集まる場面があります。

 

仮面をつけていない役者に着いていけばストーリーを観ることができます。しかし7階分の階段を縦横無尽に素早く走る役者を追いかけるのは大変で、私も足がパンパンになりました。動きやすい服装と走りやすい靴で行きましょう。

 

役者と観客の境界線はなく、役者はマスクをつけた私たちをいないものとして演技を続けます。時には水が飛んできたり、ウィスキーが飛んできたり、母は足に血糊が付いていて本人が怪我したみたいになってしまいました笑

ちなみに役者が飲んだお酒や、セットのキャンディーショップの飴などの飲食も自由。役者がいなければ、マクベス夫妻の寝室のベッドに寝ることもできます。

 

私と母はバラバラに動き、私はおそらくマクダフとマクベス夫人を追いかけ、母はおそらくスコットランド王とマクベスを追いかけたようで、どんな場面をみたか後で話すと全く違ったり、話すことでストーリーが繋がったりしました!!

手を繋いで移動している韓国人の方もいましたが、役者のスピードについていくにあたって手繋いでいる人は本当に邪魔でしたし、同じ場面をみていても面白さ半減です。

暗いホテルで1人で移動するのは怖いけれど、同行者とは別行動して後で場面を共有してください!!

 

ちなみに男女ともに全裸シーンがあります。キスすら寸止めの宝塚ばかり観ていたので衝撃はすごかったです。フラッシュ焚かれて全裸で目の前を踊り狂うんですから迫力は言葉にできません。

 

マクベス」のストーリーなんだろうな〜と思いながら役者を追いかけると、それなりにあらすじは分かりますが、細かい設定や本当に自分の考えたあらすじや自分の思っていた役者と役のセットが正解かは分かりません。

ただ、自分の見れなかった場面は何があったんだろう、もっとちゃんと理解したい、もう1度みて確かめたいと終わった瞬間からもう一度行きたくなる不思議な魅力がありました。

 

この「Sleep No More」に行った人のブログを読むと、全員が最高だった!と言います。私もまたその1人です。

 

英語が分からなくても大丈夫、話はけっきょく分かりません。それでも必ず最高だった!と言うことができる素晴らしいエンターテイメントです。ぜひNYに行く機会がありましたら、必ず足を運んで欲しいと思います。

 

 

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