丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

花組「花より男子」感想1

こんばんは

 

赤坂Actシアター公演 花組花より男子」を観劇してきました!

私は漫画の世代よりは少し下、小学生の時にドラマがやっていて、1も2も映画版も全てリアルタイムで見てきた世代です。

花より男子」「花ざかりの君たちへ」「ごくせん」みたいなイケメンたくさんドラマ大好き世代。最近そんなドラマもめっきり減りましたね。

 

ということで、私の中の花男のイメージは松本潤井上真央小栗旬なわけです。

そのうえで今回は感想part1として、全体感想を書きたいと思います。キャスト別はまた次回。

 

単純な感想としては、とっても楽しかった!!そして懐かしい!!!

ドラマでいえばシーズン1の方をダイジェストで見ている感覚でした。

 

切ない場面になると頭の中で自動的に「いきたいよ〜君のところへ〜」と大塚愛さんが歌い出しました。「ありがとう、と君に言われるとなんだか切ない」と宇多田ヒカルさんも歌ってました。

まあつまりドラマ版の劇中歌が頭の中で流れるくらいドラマのイメージを守っていたんですね。

 

そのイメージをまもっていた立役者は柚香光です。最も癖の強い道明寺役を、あそこまでイメージを崩さず演じた事には、感嘆しました。

演技が上手い、とか、近づけている、とかではなく、道明寺がそこにいたんです。

この感覚は以前早霧せいなの剣心を見た時にも感じました。役がフィットする、とはこういう事かと。

ちなみに私は「はいからさんが通る」も原作の大ファンで、そちらのれいちゃんもかなり良かったんですけど、今回の道明寺の方がハマってました!!

 

最初の場面がベルばらスタイルだったんですけど、あれワクワクしてすごく好きです。ベルばらスタイルとは、漫画のキャラが映し出された所から役が出てくる演出のことです。今回は本名まで流れて、まるでドラマのオープニングでしたね。

 

花男がミュージカルになったらどんなだろ…と思っていましたが、かなり上手にまとめられていました。

英徳学園の生徒役の方々はかなり歌って踊ってばかりで、相当大変だったのではないかと思います。お疲れ様でした。

 

中身が女子高生なのではないか?!という疑惑のある野口幸作先生の演出という事でしたので、今まで 泣き虫プリンセス 壁DONDONDON 腰GUIGUIGUIなどなど恥ずかしいセリフを生み出してきた先生がどうするのか、と思っていたら案の定オープニングから恥ずかしい!!

セリフ自体は漫画からとってるとは思いますが、オープニングでF4が自分たちの決め台詞を順番に言うところが見ているこっちまで恥ずかしすぎました笑

 

あーちゃんの妹美里玲菜さんを初めて舞台で見つけることができました。あまりにもそっくりすぎる!!!人数が少ない別箱だったのと、今回はなんと1階4列目だったので後ろの下級生までオペラなしでよく見えることもあり、満遍なく見ていたら、あれ?あーちゃんがいるぞ??となりました。調べたら案の定妹さん。本当にそっくりでびっくりしました。

 

余談ですが、観覧車に閉じ込められた時に「冗談じゃねえ」と道明寺が言った瞬間、私の頭の中にBADDYのテーマが流れました笑

 

花男世代の人にはテンポよく分かりやすい公演でしたが、花男を全く知らない宝塚ファンの方が話についていけたかは少し不安な部分もあります。

しかしながら申し訳ないけれど、私は花男世代。そしてその世代が最高に楽しめる舞台化というのはすごいことだと思います。普段、漫画やドラマの舞台化では批判の方がしやすいのですが、今回は少し気になる点はあるものの楽しめたのでオールオッケーです!

 

花より男子を見てきた者として、大大大満足の舞台化でした!!!

次回はキャスト別感想!

 

 

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