こんばんは。
就職も本当にひと段落!どこに行くかは決めたのですが、あと1回だけ記念受験のような形で面接を受ける予定です。
さて本題は、月組の双子政策について。
これに関しては前々から書こうと思っていたことです。
私の知っている限り、月組はシンメトリーや2人の同等スターを競わせつつペア売りしていく印象があります。
その真骨頂こそ、龍真咲と明日海りお。
あの時は全然宝塚に詳しくなかったので、ふーんと思っていたのですが、今考えれば、ロミオとティボルト役替わりってよっぽどな事です。
過去を遡れば、「2人の貴公子」「スカーレットピンパーネル」のショーブランと、明日海組替え直前の「ベルサイユのばら」までずーーっと競わせてきました。この2人に関しては、龍真咲はそこそこの長期トップ&100周年トップを務めたわけですし、明日海りおは長期&TOP OF TOPの称号を得て結果オーライでした。
しかし、現在はどうでしょう。この双子政策によって起きた弊害が目につくような気がするんです。
たとえば、凪七瑠海と美弥るりか。
89同期の2人でたくさんの場面を担い、常に同等の扱いをされてきました。
同期2人、どっちかに正2番手の軍パイが上がれば見ていられないな…と思ってたところに、まさかの2人より5学年も下の珠城りょうが短期2番手からのトップ就任。
その後みやちゃんは、2番手羽根を背負います。かちゃ側からすれば、専科にいき自身は階段降りでいえば七海ひろきの下(4番手)という厳しい状況に。明暗でいえば完全に暗な訳です。
しかしながら、2人のうちかちゃを専科に行かせたのは正解でした。まず、たまきちと顔のタイプが似ているというのと、どの組にも染まりそつなくこなす実力があるのは完全にかちゃの方だからです。
ただ多くのファンが注目したところはそこではなく、現在最もアツい話題でもあった2番手切り。
つまるところ、この2人は双子政策の弊害をモロに受けたと言ってもおかしくないと思います。
月城かなと・鳳月杏で競わせて、暁千星でした!なんて事にならないといいな…今現在のままで組替えなしだと、さすがにありがれいこを抜くのは難しいと思うので大丈夫だとは思います。
そういえば一時期の朝美絢・暁千星も双子でした。「A-EN」懐かしい。タカスペとかで2人が並ぶと気分上がります!それはあーさが組替えして難を逃れたからこそですね…
娘役でいえば、早乙女わかば・海乃美月の2人。フラムシェンやオランプなど娘2ポジを長らく務め、愛希れいかにはない魅力を補填し娘役トリデンテを築いていましたが、結果はご存知の通り、2人をすっ飛ばして美園さくらがトップにつきました。
わかばちゃんに関しては、ちゃぴより上級生だったので難しいかとは思っていたのですが、海ちゃんに関してはかなりの同情が集まり、それ故にさくさくも言われなくて済んだ悪口を言われ、かわいそうなことになりました。
この2人、そしてさくさくもまた、双子政策の被害者な訳です。
そして「武蔵」の感想でも言いましたが、次世代の娘双子は結愛かれん・天紫珠里。
この2人をすっ飛ばす事になるのがきよら羽龍というところでしょうか。
まだ分かりませんが、あまり可哀想なことはしないでほしい…。
路線だけでなく、いわゆる脇路線にも双子政策を適用するのが月組。
紫門ゆりあ・宇月颯もそうでしたし、夢奈瑠音・蓮つかさも当てはまります。
トップという1つの枠がゴールではないので、あまり悲劇になる事はありませんが、組の特色として色濃く出ているなーと思ったまでです。
月組の面白いとこは、この双子政策から上手く外れた人が1番美味しいとこを持っていくんですよね。
お分かりの通り、珠城りょう・美園さくらのトップコンビ。もしかしたらこれからは暁千星。あさありに隠れてメキメキと成長してた風間柚乃。別格でいえば、うまーく間を縫った輝月ゆうま。
今後の注目はやはり、
鳳月杏の立ち位置
101期娘役の進路
だと思います。闇深き月組人事、どうなるのかいつまでも安心できません。
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