丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

「カード」と「推し活」

こんにちは。

桜が咲きそうですね〜暖かいです。

 

本日は、トップスターが集める「カード」の話と「推し活」の話をしたいと思います。

トップになってある程度の作品を演じると退団というワードが付いて回るようになります。

だいたい演じる作品とは偏っていなくて、いくつかの条件をクリアする事で退団が近づく事を実感するな、というお話です。

 

まず最近多いのは、思い出作品。

新人公演で主演をした作品をもう一度トップで再演する、といったタイプの作品です。

明日海りおエリザベート」「ME AND MY GIRL」

紅ゆずる「スカーレットピンパーネル」

真風涼帆オーシャンズ11

などが挙げられます。

 

同じように再演の可能性があるものとしては、

礼真琴彩風咲奈ロミオとジュリエット

暁千星「1789」

暁千星柚香光瑠風輝エリザベート

などでしょう。だいたい大作と呼ばれるものが多いです。

 

そして、この思い出作品含め、任期中に1回以上は大型1本物をやります。海外ミュージカルの場合もあれば、イケコオリジナルなども多いです。

最近で言えば、

望海風斗「ファントム」(海外)

珠城りょうエリザベート」「I AM FROM AUSTRIA」(海外) 「ALL FOR ONE」(オリジナル)

早霧せいなるろうに剣心」(オリジナル)

明日海りおポーの一族」「CASANOVA」(オリジナル)

 

そして、再演ものです。

明日海りお「あかねさす紫の花」「新源氏物語」「EXCITOR!!」

珠城りょう「CRYSTAL TAKARAZUKA」

真風涼帆シトラスの風」「VIVA FESTA」「黒い瞳

紅ゆずるうたかたの恋

などなどです。

意外にもショーが多いです。

柚香光はトップになったらもう一度大劇場で「EXITOR!!」やりそうですし、月城かなと「CRYSTAL TAKARAZUKA」もありそうです。いつか宙組初の生え抜きトップが誕生したら、シトラスの風」はマストでしょう。

 

こうして見てみて、何が言いたいかと言いますと、

トップとして夢を叶えるということは、退団へ向かっていく

という事ともう1つ、

名作は程よい頻度で再演される

という事です。

 

例えば、「エリザベート」を考えみますと、

本公演ルドルフ・新人公演トート→後にトートという年月スパンが考えられます。

だいたい7年スパンです。

 

「私の好きな○○さんが退団したから、宝塚はみるのやめたの」という方が、

「○○○を再演するなら行こうかしら」

と、オールドファンを取り戻すには丁度良い時間です。

 

客席層を見ると分かるように、ずーっと昔から観ていて1回やめてまた戻ってきた、という年配層が支えている事業である宝塚。

 

では、今新しくハマってまた戻ってきてくれる層はいるのか?という問題です。

その層を作り出す為の宝塚なりに一所懸命考えた結果が、オトナ女子にぴったり推し活ではないでしょうか。

正直、めっちゃダサいし何言ってんだ??て感じだけど、もはやダサすぎて一所懸命考えたんだろな〜と愛しく思えてしまいます。笑

 

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