こんにちは。
昨日はファントムの千穐楽をライブビューイングにて観てきました。
本日はそのことについて書きたいと思います。
進化し続ける舞台であったファントム。
どの公演でも、徐々に歌は歌い慣れ、役も馴染み、進化はしていくものですが、これほど成長が止まらない公演は稀だと言えます。
彩風咲奈・朝美絢の2名に関しては飛躍的な歌唱技術の向上がみられましたし、
他の雪組子に関しては、表現の工夫や細かい感情の伝え方など演技力が全体的に大幅に成長していました。
これは全て、トップスター望海風斗の手柄だと言えるでしょう。彼女自身のエリックという役に対する思い入れ、トップであろうと歌が上手かろうと慢心しない姿勢、そしてそれについて行きたい！と後輩に思わせる背中が「ファントム」という舞台を素晴らしいものに仕上げました。
多くの方がSNS上で「ファントムは伝説になる」と言っています。私もそう思います。ここ最近で、伝説と呼べる公演は、「ポーの一族」以来でしょう。
千穐楽の階段降り、真ん中で組子に迎えられるだいもんの眩しい程の笑顔が忘れられません。今まで見たどのだいもんよりも輝かしい笑顔でした。エリックという憧れの役を演じることができた幸せ、期待や重圧へ応えきった達成感が全てお顔に出ていました。
これまでも、そしてこれからも素晴らしい舞台を見せてくれるであろうだいもんですが、間違いなく、ファントムのエリック役は望海風斗の代表作であったと言えるでしょう。
ライブビューイングは、生じゃないのに4600円+手数料…と思うと割高に感じるかもしれません。ライビュのメリットを書かせていただくと、
・SS席でものすごく良いオペラグラスを使っているかのようにしっかり顔を見ることができる。
・自分の観たいところは観れないが、ぎゃくに考えると贔屓を追いかけすぎて生では観られなかった部分が観られる。
・退団者の階段降りやサヨナラショーも観られる。
・家でスカステやDVDで観るのとは違い、"わざわざ出向き"、"大きな画面で"みることができるのは劇場の疑似体験にもなります。
・申し込みが遅いため、公演を観てからライビュを決めてもチケットが間に合う
私は今回ライビュ6回目だったのですが、わりと好きです。これからも退団公演や人気作は観に行こうと思います。
ライビュ含め4回観劇したファントム。なんだかファントムロスです。
陽向春樹さん、優美せりなさん、ご卒業おめでとうございます。そして、梨花ますみさん、長い間お疲れ様でした。
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